DTM用コンプレッサーを揃えるならまずはこれ!おすすめ機種を紹介!

 DTM用のコンプレッサープラグイン選びで迷ったときに是非見ておきたいおすすめ機種を紹介していきます

 DTM用のコンプレッサーと一口に言っても、デジタルのものやアナログのもの、そんな中でも真空管式、トランジスタ式、光学式、VCA式など様々な種類があって、各社からたくさんのプラグインが発売されているのでどれを購入すべきなのか迷ってしまいますね💡

 そこで、今回はそれぞれのコンプレッサーの特徴を踏まえた上で是非揃えておきたいおすすめのコンプレッサーを紹介していこうと思います^-^ノ

 

Softube Tube-Tech CL 1B

コンプレッサータイプ 光学式
音の増幅部 真空管
主な用途 ボーカルの掛け録りや、自然に音量を整えるために使用する。
特徴 LEDの光量によってコンプを制御する方式で、ぽわぁとしたやわらかい自然ななかかり方をする。
LA-2Aと比較してアタックタイムやリリースタイム、レシオなど細かく設定できる。

 Tube-Techの「CL 1B」コンプレッサーをモデルに作られた、光学式のコンプレッサープラグインです。

 光学式で自然に掛けられるのでコンプを掛けている感じを出さずに音量を整えるのに最適

 また、音の増幅部では真空管を使用しているため独特の歪を加えることで真空管特有の温かみを加えることもできます。

 有名なLA-2Aと掛かり方はかなり似ていますが、アタックタイムやリリースタイム、レシオなどを細かく設定したい方はこちらがおすすめ

 プラグインはSoftube公式サイト(英語)から購入できる他、余裕があれば実機もおすすめです💡

WAVES API-2500

コンプレッサータイプ VCA式(バスコンプ)
主な用途 マスターバストラックに使用して全体をまとめたり、音作りでは明るい元気なサウンドを作るのが得意。
特徴 VCAコンプレッサーには潰しすぎると低音がなくなってきて軽い明るいサウンドになるという特徴がある。
特にAPI-2500はパツッとした高音のアタック感を得るのに適している。

 こちらもAPIの実機コンプレッサーをモデルに作られたWAVESのコンプレッサープラグインです。WAVES Api Collection バンドルに含まれています。

 VCA式のコンプレッサーと言えば、バスコンプとしてマスタートラックに使用して全体をまとめる使い方が一般的ですが、深く掛けることで高音のアタックが際立って元気なサウンドになることから音作りにもおすすめなコンプレッサーです

WAVES SSL G-Master Bus Compressor

コンプレッサータイプ VCA式(バスコンプ)
主な用途 マスターバストラックに使用して全体をまとるにの適している。
特徴 SSL 4000 Gコンソールのマスターバスコンプレッサーを再現したプラグインで、全体を綺麗にまとめる用途に特化している。

 VCA式のコンプレッサーといえばマスターバスへ使用するイメージで、このプラグインはまさに実機のSSL 4000 Gのマスターバスに搭載されている「バスコンプレッサー」を再現したものです。

 マスターでこのコンプレッサーを通せばすべてのトラックにまとまりが生まれ、より統一感のある2mixを作れます。

 ミックスがいまいちまとまらずしっくりこないという方におすすめ

 こちらはWAVES SSL 4000 Nativeに含まれています。

WAVES V-comp

コンプレッサータイプ FET(トランジスタ)式
主な用途 マスターバストラックに使用して全体をまとるにの適している。
特徴 FET式でとにかくレスポンスが早く、切れのある掛かり方をする。とてもパワフルで迫力のある音に仕上がる。

 有名なNEVE 33609の原型モデルであるNEVE2254を再現したコンプレッサーです。

  同じく有名な1176と同じFET式で、トランジスタを採用しているためとにかくレスポンスが早く派手な音作りを得意としています。

 コンプレッサーとリミッターが別々の独立した回路として組み込まれているので、「コンプレッサーのみ」、「リミッターのみ」、「コンプレッサー+リミッター」という3種類の使い方ができます。

 こちらはWAVES Gold バンドル以上の製品に含まれていますが、現在はWAVES Horizon バンドルの価格が下がってきているので購入するならそちらがおすすめ

WAVES  PuigChild

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コンプレッサータイプ 真空管式
主な用途 真空管独特の歪によって倍音、温かみを加えるのに適している。倍音によって抜けが悪くなることで全体の中で馴染む音に仕上げることができる。
特徴 真空管による独特のアナログ感は真空管を使わなければ出すことができず、その質感を加えられることが最大の特徴。

 知名度のかなり高いFairChildコンプレッサーを再現したプラグインで、真空管の質感を加えるならこれというくらい定番なので是非揃えておきましょう💡

 こちらのコンプレッサーはWAVES Horizon バンドルで入手するのがおすすめ

WAVES H-Comp

コンプレッサータイプ 真空管、トランジスタ、トランジェントシェーパー
主な用途 真空管独特の歪によって倍音、温かみを加えるのに適している。倍音によって抜けが悪くなることで全体の中で馴染む音に仕上げることができる。
特徴 Hシリーズお馴染みアナログとデジタルの良いとこ取りをしたコンプレッサーで、歪の量を調節したり、トランジェントシェイバー機能もついている。
さらに、MIXノブを使えばでコンプの掛かった音と掛かっていない元音を混ぜるパラレルコンプレッションが可能。

 一見とても地味に見えるこのH-Compはただのコンプレッサーではなく、PUNCHというノブを右に回せばアタックがどんどん強くなるトランジェントシェイバーとして働いたり、ANALOGノブを回せば倍音を付加したりと音作りのための機能が豊富です

 さらに、通常はトラックを複製して行うパラレルコンプレッション(コンプの掛かっているトラックと掛かっていないトラックを混ぜること)がMIXノブ一つでできてしまうのもおすすめポイント

 音作りが仕上がりを左右するEDMなどで簡単にアタックを整えることができるので、是非1台手に入れたいところです。

 こちらのコンプレッサーはWAVES Horizon バンドルで入手するのがおすすめ

DTM用コンプレッサーのおすすめ のまとめ

  1. ボーカルの掛け録りをするならTUBE-TECH CL-1BがおすすめなければWAVESバンドル中のCLA-2AでもOK
  2. マスタートラックへインサートして全体をなじませまとめたければVCA式の「SSL-G MASTER BUS」がおすすめ!
  3. 高音域が弾ける元気の良い音を作りたければWAVES API-2500がおすすめ
  4. 低音域にパンチを与えたければFETトランジスタ式のVコンプや同じ方式の1176系コンプレッサープラグイン(CLA-76など)を使用するのがおすすめ
  5. 真空管による歪を加えたければFairChildをモデルにしたWAVES PuigChildがおすすめ
  6. EDMの音作りで活用したければWAVES H-Compがおすすめ

 コンプレッサーにはたくさんの方式、特徴、得意不得意な音があって、作りたい音が明確に決まっている場合は適切に種類を選んで使用する必要があります💡

 まずは多くの方式のコンプレッサーを購入して実際に使って比べてみて、音がどのように変化するのか、それが目的の音かどうかを試しながら編集に慣れていきましょう^-^ノ