電子ピアノ(キーボード)のハンマーアクション・セミウェイト・ライトウェイトって何が違うの?

 電子ピアノを購入する際に確認しておきたい項目の一つに「鍵盤の重さ」があります。ところでこの重さにはハンマーアクション(ピアノタッチ)鍵盤セミウェイト鍵盤ライトウェイト(ノンウェイト)鍵盤などが様々な種類がありますが、皆さんはそれぞれがどのような仕組みになっているかご存知ですか?

 今回は普段は見ることのできない電子ピアノの鍵盤の仕組みを図解で眺めながらそれぞれの特徴について紹介してきます^-^ノ

 
 

ハンマーアクション(ピアノタッチ)鍵盤とは?

 ハンマーアクション鍵盤はピアノタッチ鍵盤とも呼ばれ、グランドピアノのタッチに近づけようと各社が力を入れている鍵盤タイプです。

 仕組みも本物のピアノとかなり近づけて作られていて、鍵盤を押すことで重りの付いたバーへ力が加わる仕組みになっています。

 鍵盤の慣性や戻る力はすべて重り(重力)の力によるもので繊細な表現がしやすくなっています。ピアノ演奏をしたいならハンマーアクションの電子ピアノを選びましょう💡

ハンマーアクション鍵盤の特徴

  • 最もピアノに近い操作感。
  • 慣性から戻る力まですべてを重りの力で行っている。
  • 慣性が効くので長時間演奏していても疲れにくい。
  • ピアノを想定しているので88鍵などフルキーのモデルに多い。

セミウェイト鍵盤とは?

 最も謎につつまれているのがこの「セミウェイト鍵盤」かと思います。

 セミウェイト鍵盤とは戻る力にバネが使用されていて、さらに鍵盤の奏者側に慣性を付けるための重りが付けられた鍵盤のことを呼び、重りを支える分だけ強いバネを使用しているのでもちもちとした抵抗感がある機種もあります。

 バネと重りのバランスで操作感が変わるためメーカーや機種によってタッチの差が大きいのでこだわりがある方は必ず店頭で試してから購入するようにしましょう💡

セミウェイト鍵盤の特徴

  • バネと重りを使用したハイブリットタイプ。
  • バネが強いものはもちもちとした抵抗感がある。
  • バランスの取れたものはかなり優秀!一方で相性の合わない機種もかならずあるので購入時には確認が必須。
  • 49~88鍵まで幅広い機種に採用されている。

ライトウェイト(ノンウェイト)鍵盤とは?

 ライトウェイト(ノンウェイト)鍵盤とは、その名の通り重りが一切ついていない、完全にバネの力のみによって駆動する鍵盤です。

 重りが付いていないためとにかく軽く、小型の鍵盤などで多く採用されています。

 重りがない分バネの力も弱くて済むため、とても軽いタッチで鍵盤操作ができ、長時間の作業や連打を多用するパーカッションの打ち込みに向いているタイプです。

ライトウェイト(ノンウェイト)鍵盤の特徴

  • バネのみで駆動するものはすべてこの仲間に分類される。
  • 重りが無いのでとにかくタッチが軽い。
  • タッチが軽いので連打が得意。
  • パーカッションの打ち込みに向いている。
  • タッチが軽いため繊細な表現は苦手。
  • 小型の鍵盤で多く採用されている。

電子ピアノの鍵盤の重さタイプ のまとめ 

ハンマーアクション セミウェイト ライトウェイト
重り あり あり なし
バネ なし あり あり
グランドピアノに近い
繊細な表現が得意
連打演奏
  1. 鍵盤の重さには「重りのみで駆動するもの」、「重りとバネで駆動するもの」、「バネのみで駆動するもの」の3タイプが存在する。
  2. ハンマーアクション鍵盤はグランドピアノのタッチに近づけて作られている。
  3. セミウェイトタイプは機種によって差が大きいので購入前には必ず試奏してみよう。
  4. ライトウェイト鍵盤は軽くて連打が得意、長時間でも疲れにくい。

 電子ピアノは一見同じように見えても、実は内部の構造には種類があって演奏の得意不得意が大きく異なります💡

 鍵盤タッチは後から変えられるものではないので購入する際は是非目的に合ったものを選ぶようにしましょう^-^ノ

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