強拍と弱拍、表拍と裏拍、アップビートとダウンビートの違いとは?紛らわしいのでもう一度確認しておきましょう♪

 リズムをとる時、「強拍を意識しながら〜」や「拍の裏(上拍:アップビート)を強めに」、時には「裏拍にアクセントを付けて〜」など紛らわしい言葉が飛び交っているので、一体どれがどこ??と混乱してしまう方もいるかと思います💡

 ということで、今回は「強拍と弱拍」「表拍と裏拍」「下拍(ダウンビート)と上拍(アップビート)」の違いについて紹介していきます^-^ノ

 
 

強拍・弱拍とは?

 音楽には拍があって、「2拍子系ならば1拍、2拍」、「4拍子系ならば1拍、2拍、3拍、4拍」のように拍子を数えます。

 強拍と弱拍とはその「拍」の強弱を表すものです。

 拍子の中でも「2拍子、3拍子、4拍子」は単純拍子と呼ばれ、強拍と弱拍の位置が決まっています。

4拍子系の場合

 4拍子系では、1拍目が強拍、3拍目を中強拍、それ以外を弱拍として区別します。

 もし4拍子系で「強拍を意識して」と言われたら、1拍目を意識して演奏しましょう💡

3拍子系の場合

 3拍子系では、1拍目のみ強拍、それ以外は弱拍となります。

2拍子系の場合

 2拍子系では、1拍目が強拍、2拍目が弱拍となります。

表拍・裏拍とは?

 表拍・裏拍という言葉は、最近では有名なソフト楽譜浄書Finaleなどでも「拍の表裏という意味」で使われることもありますが、本来は「表の拍(強拍)、裏の拍(弱拍)」という意味で使われていました。

 わかりやすく確実に伝えるには「拍の表、拍の裏」と表現するのが良さそうです💡

いろいろな意味で使われはじめた表拍と裏拍は注意が必要

  • 表拍 = 強拍のこと
  • 裏拍 = 弱拍のこと
  • 最近では1つの拍の表裏という意味で使われることもある。

下拍(ダウンビート)・上拍(アップビート)とは?

 拍子を数える時、「いち、 、 さん、 」のように数えたことはありませんか?

 この「いち・に・さん・し」の部分を下拍(ダウンビート)「と」の部分を上拍(アップビート)と呼びます。

ダウンビート・アップビートという名前は指揮者の動きが由来

 ダウンビート・アップビートという言葉は、元々指揮者の動きが由来だと言われています。

 指揮者の動きには「指揮棒を下げる動き・上げる動き」が組み合わされていて、1つの拍を2つの動きで細かく表しています。

 その動きから「指揮棒を下げる拍の前半をダウンビート」、「指揮棒を上げる拍の後半をアップビート」と呼ばれるようになりました。

いろいろな拍子の強拍と弱拍を紹介

 それでは、今までに登場しなかったいろいろな拍子の強拍と弱拍を確認してみましょう💡

6拍子系の強拍と弱拍

 6拍子系は「複合拍子」と呼ばれ、「付点音符を1拍とした塊が2つ」含まれる2拍子として考えます。ここでは難しいことは考えず、1拍目が強拍4拍目が中強拍それ以外を弱拍として扱うことを覚えておきましょう💡

5拍子系の強拍と弱拍

 5拍子系の場合、混合拍子といって、「2拍子+3拍子」または「3拍子+2拍子」が組み合わさっていると考えます。

 つまり、組み合わせによって中強拍の位置が変わる2パターンが作れます。

7拍子系の強拍と弱拍

 

 7拍子系も混合拍子で、組み合わせはより多くなります。「4+3」「2+2+3」「3+2+2」「2+3+2」「3+4」のように5通りの組み合わせができるので多くのパターンが作れそうですね💡

強拍と弱拍、表拍と裏拍、アップビートとダウンビートの違いとは? のまとめ

  1. 音楽には拍があって1拍、2拍、3拍、4拍と数える。
  2. それぞれの拍の強弱のことを強拍・弱拍と呼ぶ。
  3. 表拍・裏拍は元々は強拍・弱拍と同じ意味で使われていたが、最近では拍の表裏を表すために使われることもあるので注意
  4. ダウンビートやアップビートは拍の表裏を表す言葉で、指揮者の動きが名前の由来。
  5. 拍子には「単純拍子」「複合拍子」「混合拍子」などがある。

 普段何気なく使っていた言葉が徐々に進化して他の意味としても広まって使われるようになったり、それが時には紛らわしいということもありますね💡

 このあたりの使い分けは補足を添えてわかりやすく伝えることで誤解を防ぐことができそうです^-^ノ

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