MIDIキーボード61鍵のおすすめ機種と選び方&失敗しない選び方について!

 MIDIキーボードを選ぶとき、88鍵までは必要ないけどDTMで広い音域を使って演奏したい場合や、簡単なピアノ伴奏を付けたい場合、音源のキースイッチで低音部を活用したい場合などには61鍵のMIDIキーボードが候補となります💡

 とはいっても鍵盤の幅や鍵盤の重さ(ウェイト)、機能なども機種によって様々で、どの機種を選ぶべきなのか迷ってしまいますよね💡

 せっかくMIDIキーボードを購入するなら自分にピッタリ合った機種を見つけて長く使いたいところ!そこで今回は61鍵のMIDIキーボードのおすすめ機種と選ぶ際に失敗しないためのポイントを紹介していきます^-^ノ

おすすめ第1位:コスパ最高!価格と性能のバランスがとれた人気商品!

M-Audio USB MIDIキーボード 61鍵 ピアノ音源ソフト付属 Keystation61 III

品名M-AUSIO Keystation 61 61鍵
価格¥ 16,848
鍵盤サイズフル鍵盤サイズ(グランドピアノと同じサイズ)
鍵盤のタッチセミウェイト鍵盤
重量4.8 kg
サイズ981x92x238 mm(WxHxD)
電源USBバスパワー
MIDIコントロール機能1. ピッチベンドホイール
2. モジュレーションホイール
3. サスティンペダル端子
おすすめPoint!1. フル鍵盤を採用しているのでピアノと同じ間隔で演奏可能
2. USBバスパワーなので電源いらず
3. フル鍵盤サイズでは最も安くコスパの良い製品!

 グランドピアノと同じフル鍵盤サイズを採用し、さらに「バネ+重り」で重みのあるセミウェイト鍵盤を搭載したM-AUDIO KEYSTATION61は、61鍵のMIDIキーボードの中ではコスパが最高の製品です💡

 現状でピアノタッチに近いハンマーアクション鍵盤を搭載しているものは76鍵以上でサイズも大型になり、価格も10万円以上の機種が多くなっています💡

 そんな中で、こちらの製品は鍵盤のタッチが本物のピアノとまではいきませんが、この価格で、できる限りピアノに近づけようと重りを搭載して省スペースを実現している点はとてもコスパの良い商品だと言えます💡

第2位:扱いやすい軽いキータッチを求めるならこちらが人気!

Roland ローランド MIDIキーボードコントローラー A-800PRO-R 61鍵

品名ROLAND A-800PRO 61鍵
価格¥ 36,396
鍵盤サイズフル鍵盤サイズ(グランドピアノと同じサイズ)
鍵盤のタッチライトウェイト鍵盤
重量4.5 kg
サイズ1002x91x251 mm(WxHxD)
電源USBバスパワー
MIDIコントロール機能1. ピッチベンド
2. モジュレーション
3. サスティンペダル端子
4.MIDI端子
5.PAD
6.フェーダー
おすすめPoint!1. フル鍵盤を採用しているのでピアノと同じ間隔で演奏可能
2. USBバスパワーなので電源いらず
3. フル鍵盤サイズでは最も安くコスパの良い製品!

 MIDIキーボードを購入したいという方の中には、鍵盤がピアノのようなタッチではなく軽いタッチの製品を探している方も多いと思います💡そんな方におすすめしたいのがこちらのROLAND A-800PRO💡

 ライトウェイトのMIDIキーボードといえば壊れやすかったりタッチが安っぽいということも多いのですが、この製品は軽いながらも作りがしっかりとして長く使えます。

 61鍵で軽いタッチのMIDIキーボードを探しているという方におすすめ💡

第3位:もっと省スペースに!?ミニ鍵盤の61鍵を探しているならこれ!

KORG USB MIDI キーボード microKEY2-61 マイクロキー2 61鍵

品名KORG microKEY2-61 61鍵
価格¥ 13,686
鍵盤サイズミニサイズ
鍵盤のタッチライトウェイト鍵盤
重量4.5 kg
サイズ850x54x139 mm(WxHxD)
電源USBバスパワー
MIDIコントロール機能1. ピッチベンドホイール
2. モジュレーションホイール
3. サスティンペダル端子
4.オクターブ・シフトボタン
おすすめPoint!1. ミニ鍵盤を採用しているため61鍵の中では最も小さく省スペース
2. USBバスパワーなので電源いらず
3. 小型でもピッチベンド、モジュレーションホイール、ペダル端子を備えている!

 61鍵のMIDIキーボードの中で最も小型で省スペースなのがこちらのKORG microKEY2-61という製品です💡

 小型というと機能面で不安がありそうですが、こちらの商品は小型でもピッチベンドホイール、モジュレーションホイールとサスティンペダル端子まで搭載されていて、サイズ以外の基本的な機能は何一つ劣っていません💡

 本体の幅は850mmとM-AUDIOのKeystation 61と比較すると約13cmも小さいので、とにかく省スペースにまとめたい!鍵盤サイズは小さくても構わない!という方にはこちらのKORG mikroKEY2-61がおすすめです💡

61鍵のMIDIキーボードってどのくらいの大きさ?用途や人気は?

 61鍵のMIDIキーボードでは5オクターブの演奏が可能です💡これだけの音域があれば簡単なピアノ伴奏を作れたり、アルペジオの打ち込みやほとんどのソロ楽器のリアルタイムレコーディングも不自由なくできるサイズといえます💡

 ちなみにDTM用途で鍵盤数別に使用者人口を比較すると、「1位が61鍵、2位が49鍵、3位が25鍵、4位が88鍵」ということで、61鍵はDTMをやっている方の中でもかなり人気があるサイズのようです💡

フル鍵盤とミニ鍵盤ってどのくらい大きさが違うの?

 今回紹介した中で、KORG microKEY2-61だけがミニ鍵盤でした。では実際にどのくらい大きさが違うのか図にして並べてみたので参考にしてみてください💡

 ミニ鍵盤サイズはメーカーによっても多少のばらつきはありますが、フル鍵盤とミニ鍵盤のサイズを比較すると1オクターブで2度ほどの距離の差が生じると覚えておきましょう💡

セミウェイト鍵盤とライトウェイト鍵盤の構造の違いやタッチの違いとは?

 61鍵のMIDIキーボードでは、「セミウェイト鍵盤」と「ライトウェイト鍵盤」という2種類のタッチから機種を選ぶことができます。実際に違いを見てみましょう💡

セミウェイト鍵盤

 セミウェイト鍵盤は、強めのバネとおもりを使うことで鍵盤に慣性を付け、本物のピアノのタッチに近づけようと作られた構造です。

 重りがあるので押し始めは重く、重りの慣性で押し込まれるのが特徴です。

ライトウェイト鍵盤

 ライトウェイト鍵盤は、バネのみで鍵盤を支える最も単純な構造です。重りがない分だけバネの力も弱く、とても軽いタッチで操作できるため早い演奏やパーカッションのリアルタイムレコーディングなどに適しています💡

 構造が簡単なので安価なモデルが多い一方で、安い製品ではバネによるばらつきがあったり使いづらいものもあるので購入する際は注意しましょう。

MIDIキーボード61鍵のおすすめ機種と選び方&失敗しない選び方について!

  1. 61鍵のMIDIキーボードはDTM用途では最も使ってる人が多く人気のサイズ!
  2. 61鍵あれば5オクターブが表現可能で大抵の用途では不自由しない!
  3. 一方でクラシックピアノの演奏などでは音域が足りないので注意!
  4. 61鍵ではセミウェイト鍵盤かライトウェイト鍵盤の2つが選択肢になる!
  5. グランドピアノに近いハンマーアクションピアノが欲しい方は76鍵以上の製品から探そう!
  6. 鍵盤のサイズにも種類があるので購入時には注意しよう!

 DTMをやっている多くの方が61鍵のMIDIキーボードを使用しているということは、それだけこの5オクターブという音域がDTMに必要で、なおかつ設置スペース的にもバランスがとれているということかもしれません💡

 MIDIキーボードの購入を検討している方は是非今回紹介した61鍵の製品や選び方を参考に目的に合ったものを見つけてみてください^-^ノ