作詞家になるには?方法や流れ・コツなどをすべて紹介!

この記事は作詞家:つのだゆみこさんに書いていただきました
この記事はYugoの不思議な国グループメンバー「FreeTreeCoWrite」から、作詞家:つのだゆみこさんによる寄稿でお送りいたします💡
Yugo

今回はプロの作詞家、つのだゆみこさんが歩んできた作詞家人生を振り返って、これから作詞家として活動したい方に向けてどのように活動していけば夢に近づけるのかについて丁寧に解説していただきました^-^ノありがとうございます

▽それではいよいよ本編のはじまりです💡

 実は、「作詞家です」と名乗ってしまえば、もう「作詞家」になってしまいます。

 交通ルールや運転を勉強して運転免許を持っていれば運転ができる・・・みたいに、船舶免許を持っていれば船が操縦できる・・・みたいに、

 これがあれば作詞ができるという免許みたいなものがあるわけでは無いので、基本的に誰でも自己申告で作詞家になれちゃいます。

 だからって、万が一、何の勉強もせずについそう名乗ってしまった後で、「そうなんですね~、じゃコレ書いてみて」って曲を渡されたり、コンセプトを渡されちゃったら、

 いやいやいや・・・実は・・・言ってみただけ・・・なんてなったら目も当てられません。

 一気に信用が落ちちゃいますし、二度と声をかけてくれなくなります。それはあまりにもマズイし。

 そうですよね。本当の作詞家になる、ちゃんと作詞家と呼ばれる為には実績が必要になります。

 その実績をつくる為には大まかにわけると4つの方法+大切な1つがあります。

 今回はその4つの方法、「コンペ(競作)に参加する、自主制作に作詞で関わる、公募に応募する、 人脈を作る」そして大切な1つについて書いてみようと思います。

 

コンペに参加する

 コンペに参加する為には、コンペの情報を受け取れる事が大前提です。情報をもらう為のいくつかの方法を書きますね。

(1)音楽事務所(作家事務所)に所属する

 これはもう、所属すれば、確実に仕事としての作詞の発注があるでしょう。

 もちろん、最初は個人宛でオーダーがあるわけではなく、事務所内外でのコンペ(競作)で勝ち抜かなくてはなりません。

 でも、その中で実績を積めば直接オーダーもしてもらえるかもですし。

 ただ、コンペがありすぎてコンペ疲れしてしまう人も居ると聞いた事もあります。

 コンペ数に伴って採用もあればいいのですが、そこはスゴイ数の作品が集まるのですからなかなかだろうし、ダメでもダメでも心が折れない強い気持ちが必要ですよね。

(2)自由にコンペ等に参加できる音楽コミュニティに参加する

 私は、今、とある音楽コミュニティに参加させてもらっています。

 何にも縛られる事なく、コンペ情報があれば書く・・というスタンスでいます。

 都内在住ではなく、また夜間の外出が難しい環境なので、面白そうなイベント等(いろいろな企画がある)があっても、なかなか参加出来ないのは残念なのですが。。

 でもでも、このコミュニティに参加し、作詞コンペにチャレンジして3年目に、メジャーでのシングル採用(WHY@DOLL 曖昧MOON)につながりましたし、その後の決め打ちのシングル(WHY@DOLL 菫アイオライト)につながりました。

 作詞のコンペは本当に少ないのですが、急ぎで集めたい時に突然来る事もあります。

 急ぎなのは、今まで集めたモノに100%満足していなくて、もっといいモノがないかと他でも探そうと思っているからで、採用確率は短いほど高いはずです。

 突然来るそういう情報を日々心待ちにしています。

作曲家さん、プロデューサーさん等から直に依頼を受ける

 直に依頼を受けられるので、事務所や音楽コミュニティからよりも倍率が多少低いかも知れません。

 それには、たくさん人の集まる場に出向いて、業界の方と知り合うのも、依頼をもらえる1つのやり方ですよね。話好きな人、営業力のある人、都内の人・・・なら試してみるのもアリです。

 ですが、それが不得手な人はどうやって知り合ったらいいのでしょうか?

 私も、その不得手なほうですが、実は、ネットで知り合った某作曲家さんから時々コンペの話を頂いたりしています。

 また、作詞を勉強していた当時に知り合った作曲家さんからもたまに。

 なかなか実績には結びつきませんが、確実に現場に届くので、プロデューサーさん等に自分の作詞を知ってもらえるいいチャンスにはなっています。

公募(ネット、その他媒体)に応募する

 コレも手です。

 自由な時間にチェックして、自分の好きなモノにチャレンジできますし。ネットをチェックしてみると、時々大手レコード会社の企画モノとかも本当に公募しています。

 見つけたら、ぜひ応募してみましょう。

 ダメで元々です!

 それに採用されれば、その担当者とのパイプも出来ますし、何より実績ができます!作詞家としての名刺に書けちゃいます!

 私も、ラジオ、地方紙、ネット、いろいろチャレンジしました。

 今も、もちろんチェックしています。

 実際に、ラジオでは番組で応募した歌詞を取り上げられて読まれたり、(実は、かなり狙ってきわどいものを書いたので、笑いながら即グシャグシャに丸められました・・笑

 とあるアーティストさんのC/Wに補作付きで採用されたり、(実は、かなり前なので、もう廃盤です・・笑)

 また、地方紙では校歌を採用されたりしました。(実は、観に行きまして・・体育館に飾られてる校歌のレリーフに名前があるのが嬉しかったです)

 そうそう、ネットでの大手レコード会社の募集は先日応募したばっかりです。どこにですって?いやいやもう・・内緒です(笑)

 もし、万が一、採用されたらイチバンにご報告しますね。

作曲家さんが直接歌詞を募集している場合もある!

 また、ネットで作曲家さんが直接、作詞を募集している場合もあります。

 今も時々コンペの話を振ってくれる某作曲家さん。私も知っているアーチストさん達へもたくさん作曲されているベテランの方です。

 かなり前、ネットで仲間のバンド用の歌詞の募集に応募したのがキッカケでした。

 その後、その作曲家さんが教えている生徒さんにはいくつも書かせてもらっていますが、残念ながら、まだコラボでのメジャー採用はありません。(ホントに力が足りなくていつも申し訳なくて・・・)

 でもでも、いつかは一緒にクレジットに名前が載るのを目標にしています。

 もうすぐだといいなぁ・・・♪

自主制作に作詞で参加する

 作曲家さん、またはアーティストさんと知り合い、一緒にインディーズ作品を創る。

 そうすると、ライブで歌われるたびに、少しずつ少しずつ浸透してゆくし、ライブで自分の携わった曲を聴ける喜びもあります。

 作詞したんだって実感が湧いてくる瞬間です。

 また、今は多くのアーティストさんがyoutubeにUPしますし、自主制作でCDも創っています。形になって残るのは有難いことですよね。

 私は作曲家の友達に誘われ、地方在住のフィリピンのジャズシンガーのミニアルバムに5曲入りのうちの日本語詞3曲とブックレットのメッセージを書いた事があります。

 もう7年ほど前の話ですが、今もライブの度に歌うオリジナル曲はかなり人気だそうです。

 嬉しいですよね!

積極的に人脈を作る

 人脈を作るには、「作曲家さん、プロデューサーさん等から依頼を受ける」のところにも書きましたが、マメな営業力が必要になります。

 目的の作曲家さん、プロデューサーさん等が行うイベントに参加するのもいいですよね。

 また、そういった方々がよく来るカフェや食べ物屋さんでアルバイトをした・・・等の話も聞いたことがあります。

 実際に顔を見て話したほうが、絶対に伝わりますし、いろいろアピールもできますしね。

 そして親しくなれば、今後の作詞に繋がる事もあるかも知れませんし。

焦らず諦めず

 いろいろ書いてきましたが、本当に1番大切なのは諦めない事です。

 作詞家になりたいと思ってすぐなれる人はほんの一握りもいるかいないか。実力だけじゃなく運も味方につけないと難しいです。

 ただ、焦らなくて大丈夫人間、生きていれば本当にいろんなことがあります。

 体調が悪かったり、仕事が大変だったり、介護しなきゃだったり、子育てだったり・・・そんな中でも、「作詞家になる」って気持ちを諦めないでいる。

 結局、それが1番強いと思います。

 その時その時にできることをやればいい。そういう気持ちでいれば、運も味方しようかなぁ~ってなりそうじゃないですか?!

 いつ、どこで、誰と知り合うかも知れませんし。1年でダメなら2年、3年・・・10年・・・20年・・

 私は思い立ってから何年になるんだろう・・・いやいや・・怖くて数えたくない(笑)

 今も明日も明後日も、私は焦らず諦めずにいます。やっとなんとか「作詞家」と言っても紹介されても以前ほど恐縮しなくなったけど、まだまだ!

 作詞で食べていけるよう、日々アンテナを張って、今できることをやっていこうと思っています。

少しだけ作詞を勉強について

 作詞家を目指している皆さんへ向けて、ちょっとだけ作詞を勉強するコツを紹介してみます💡

替え歌を作る(よく知ってる曲を使う)

 替え歌を作って歌ってみましょう。

 いかに既存の曲が曲に合っているかがわかるし、語呂の勉強にもなります。最初は童謡のような簡単なものからでOKです。

曲先に慣れる(速さが必要になる)

 今、演歌以外はほぼ曲が先です。そして、締め切りまでが短いです。

 歌詞の無い曲に自分で締め切りを決めて書いてみましょう今は1週間もあれば長いほうで、3日後、あるいは翌日の夜まで・・等もあり得ます。

映画、本、TVを観る(疑似体験)

 昔、作詞家になるには、たくさん遊んだり、いろんなところに行ったり、いろんな経験をしたりしたほうがいいと言われたことがあります。

 そう、もちろん本当は、実際に様々な体験をするのがイチバンなのですが、時間もお金も山ほどなければ、なかなかそうはいきませんよね?

 それを少しでも身につけようとすると、疑似体験になるのかな・・と。映画館に行ってもいいし、DVDでもいいし、本でもいいし、TVでもいいし。

 それぞれの環境で出来る範囲で・・・疑似体験してみて下さい。

散歩する(知らない場所を歩く)

 知らない場所を歩くと、いろいろ刺激されますよね。

 こんな坂道があるんだ・・・とか、珍しい花が咲いてる・・・とか。

 もしかしたら空の色だって違って見えるかもしれないし。ユニークな人を人間観察出来るチャンスがあるかも知れないし。

 ウォーキングも兼ねられるので健康にもいいし、一駅くらい歩いてみるのもおオススメです。

作詞家になるには?方法や流れ・コツなどをすべて紹介! のまとめ

 作詞家になるには?を最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

 絶対コレをしなきゃダメだっていう正解はないと思います。

 作詞の情報へのアンテナはいつでも360度張り巡らせつつ、自分の環境で自分らしくアプローチし続けましょう。

 そう、焦らず諦めず!です!!

 この記事が少しでも読んで下さった方の参考になれば幸いです。

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