オーケストラ曲の要素をわかりやすく分解してみた

 今回はオーケストラの要素について見ていきます。多くの楽器が鳴り響く楽曲はどのように構成されているのか見ていきましょう♪  

オーケストラの要素  

   

オーケストラ曲の要素は8つの構成に分解できる

 オーケストラの曲は難しそうですが、要素を分解してみると各楽器は次の8つに分けられます。

 さらに、これらの要素は全て使わなければならないというわけではなく、必要に応じて例えば「メロディと和音」のみ、や「メロディとオスティナート」のみなど組み合わせて規模を調節していきます。

  1. メロディ
  2. バス
  3. 和音
  4. 対旋律
  5. リズム
  6. 通奏低音(ペダルポイント)
  7. フィル・イン
  8. オスティナート(リズム)

メロディ

 メインの旋律、一番聴かせたい音なので埋もれないよう楽器を選びましょう。また楽器は1つだけでなく楽器を組み合わせて好きな音色を作り出すことができます。

バス

 一番低い声部を担当する楽器です。和声の基本形、転回形などを意識しながら、対旋律(後述)になるように入れていくと曲が素晴らしくなります。

和音

 輪郭のはっきりしないほわほわとした音を入れることで曲がすかすかにならなくなります。

 Point!

  1. メロディよりも弱く入れる。
  2. 各声部を密集させすぎないようにする。(特に低音)
  3. どの音域でも入れることが出来る。(メロディと被ってもよい)
  4. トップノートはなるべく順次進行で動かないほうがよい。

対旋律

 メロディを引き立てる役割、メロディよりも目立たないようにしましょう。

 ※ただし旋律と対旋律が入れ替わるような表現をする場合には主役にしてあげます。

 Point!

  1. 密集配置の和音のトップノートを入れ替えて作る方法がある。
  2. 裏拍から入って2,3音の短いフィル・インも対旋律の一種。
  3. メロディと逆方向に反行すると良い。
  4. メロディが動くときは対旋律は止まる、メロディが止まるときは対旋律は動く。
  5. 合いの手のように、リズムよく入れる。

リズム

 リズムを刻んでノリをつける。中低音の楽器が使われることが多いですが、高音域でリズムを刻むこともできます。踊るようなフルートにもリズムがありますよね。

 Point!

  1. 「Bn.」と「Cl.」や「Tub.」と「Trb.」など中低音を短く刻む。
  2. BASSが表拍を、内声が裏拍を動くようにリズムを刻む方法がある。
  3. 慣れないうちはベースの動きを考えて、次に内声の動きを足すと入れやすい。
  4. 内声は2~3和音を密集配置で使用するのがおすすめ。

通奏低音(ペダルポイント)

 中でもよく使われるのが同じ音がずっと長く演奏され続ける保続低音(ドローン)と呼ばれる要素です。低音と書いてありますが、バイオリンなどの高音で伸ばすこともあります。

 Point!

  1. コードが変わってもずっと伸ばし続けることが出来る。
  2. 低音や高音で使う。
  3. 主に、調のI、Ⅲ、Ⅴの音を使用する。
  4. 弱く入り、弱く終わる、常に音が変化する人間的な演奏が理想。

フィル・イン

 メロディーの動きのない場所に合いの手を入れる、短い対旋律のイメージです。

 Point!

  1. ハープのグリッサンドやWindChimeのきらきらなど。
  2. フルートやピッコロで踊るようなフレーズを入れる。
  3. バイオリンで次のメロディに繋げるようなノリを与える。
  4. 短い対旋律もフィルの一種。

オスティナート

 ある短いフレーズを繰り返し続けることで、コードチェンジに合わせてリズムは変えずにノートだけ入れ替えることもできます。ハリウッドの弦などでは多用されていますね。

まとめ

 これらの要素をいろいろな楽器に担当させてオーケストラが成り立っているんですね。

 今回はオーケストラ楽曲の構成について紹介しました、知っている曲でこれらの要素がどのように使われているか聴き直してみると面白いかもしれません^-^ノ

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