ソフトシンセサイザーといえば、アナログシンセサイザーをモデルにしたものから、アコースティック楽器をサンプリングしたソフトウェア音源全般までを指しますが、そんな中でも今回はEDMに特化したソフトシンセサイザー7選を紹介していきます^-^ノ
自分で音を作り込みたいという方から、既にEDMに特化したプリセットが豊富なモデルが欲しいという方にまで幅広く対応できる機種を厳選してみました💡
★第1位★ 明るいサウンド作りが得意! Sylenth1!
1画面でほぼすべての音作りができる画面がとても見やすく、操作性はアナログシンセのようで、とにかく素早く作業が捗るソフトシンセです。 音色はオシレーター波形にキャラクターが強く、明るく元気なイメージからピリッと辛味のあるダークな音色作りまで、刺激のある音色作りが得意です。 プリセットも豊富で、少し加工すればすぐに様々な場面に活かせる物が多く、全体的に製作者の立場で作られたソフトシンセだなと伝わる細かい計らいが見られます。 パソコンへの負荷も軽いのでトラックをたくさん使用したい方にもおすすめ!! |
★第2位★ 図太い音からキラキラの音まで作れる! Massive!
シンセイサイザー初心者なら今市場にある中でも最も直感的に扱えるソフトシンセです。 というのも、一般的なシンセサイザーはつまみやノブで調節する項目が、Massiveでは実際にモニターでグラフとして目で見ることができます。 自分が作っている音がどういう動きをするのか?微調整も含めてモニターで見ながら操作できるというのはMassiveの強みのひとつでもあります。 音色は幅広く作れるので重たい音からキラキラの音、分厚い音、効果音までこれ一台で多くの音を生み出すことができます( オシレーター波形の種類も豊富)。 Massiveは単体で購入するよりもNative Instruments社のバンドル、KOMPLETEを購入するとお得に入手できるのでおすすめです。これから紹介する他のソフトシンセも含まれています。 |
★第3位★キラキラの金属音が得意! FM8!
FM8は、2つ以上のオシレーターをぶつけて音を作るFM方式のソフトシンセで、YAMAHAの実機DX7をモデルに作られた人気のソフトシンセサイザーです。 FM8は数少ないFM式ソフトシンセなので、EDMに力を入れるなら是非とも入手したい機種といえます。 FM式の特徴は、明るくキラキラとした金属音を作るのが得意で、他の減算方式や加算方式では作れなかった音作りが可能です。 とはいっても使い方が少し難しく、本格的な音作りのためにFM式に手を出すのは減算式のシンセサイザーに慣れてからでも遅くありません。 FM8にはプリセットが豊富に含まれているので、音作りはさておきまずはFM式に特徴的な音をプリセットから選んで使いたいという使い方でもよいと思います。 FM8もNative Instruments社のバンドル、KOMPLETEに含まれているので、こちらを購入すれば先程のMassiveを含め他の多くのシンセサイザーも同時入手することができます。 |
★第4位★ どんな音でも大抵作れる! Zebra2!
Zebra2は「Pirates of the Caribbean」をはじめ、多くのハリウッド映画音楽を制作しているハンス・ジマー氏が好んで使用しているシンセサイザーで、プリセットを聴いて頂けるとわかるのですが、クオリティが半端なく高く、細部までこだわって作られてたソフトシンセだということがわかります。 セミモジュラー方式という立ち位置でモジュールを自由に繋ぎ変える仕組みで音作りは他のソフトシンセに比べて自由度はずば抜けていて、仕組みさえ理解していれば作りたい音の大半を生み出すことができる優れもの💡 価格も他のソフトシンセとさほど変わらないので、どれか一台だけ購入するならこのZebra2がおすすめ!! |
★第5位★ プリセットで仕上げたいかたにおすすめ! Spire!
Spireのすごいところは、製品コンセプトがEDM!なので、EDM好きな人がEDMを作るために作り込まれたソフトシンセであるところです。 そのため、プリセット自体がほぼ完成されたEDMの音が収録されており、メーカーからはさらにEDMのための追加プリセットが幅広く用意されています。 EDMのためのソフトシンセがほしい!EDM製作にしか使わないんだ!という方は相性バッチリのソフトシンセなので是非、まずはメーカーのデモ音源を試聴してみてください。 |
★第6位★ 長年の定番シンセ! Serum!
こちらもEDMあるあるな音が作りやすく、プリセットも豊富なのでシンセイサイザーの音作りが苦手という方でもすぐに即戦力となるソフトシンセサイザーです。 かなり歴史の長い定番シンセサイザーになっています💡 一方で操作画面も大きく見やすく、直感的に操作できるグラフは人気のMassiveに慣れている方ならすぐに使いこなせる見た目になっています。 追加購入できるプリセットも比較的安く入手できるのでいろいろなアイディアが欲しい時はどんどん足していくのもおすすめです。 |
★第6位★ 加算合成方式のシンセならこれ! Razor!
RAZORは、加算合成方式といって、複数の正弦波(サイン波)を組み合わせて新しい波形を生み出すことによって音を作り出す仕組みになっています。 加算合成方式のソフトシンセサイザーを使えば減算方式やFM(乗算)方式では作れない音を作れるので、こちらも是非1台は持っておきたいシンセサイザーです。 RAZORもNative Instruments社のバンドル、KOMPLETEに含まれているので、こちらを購入するのがおすすめ💡 |
EDMにおすすめなソフトシンセサイザーのまとめ!
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シンセサイザーには減算方式、加算方式、乗算方式、PCM(サンプリング)方式、複合方式など様々な種類があります。
機種によってはオシレーターの波形に特徴があったりして機種独特の音が出るものもありますが、基本的には「減算方式」、「加算方式」、「乗算方式」の3つを揃えておけば、ほとんどの音を生み出すことができるので、まずはこの3種類を揃えてしまうのがおすすめです💡
ソフトシンセサイザーはそれぞれの機種ごとに作られた目的やキャラクターはもちろん、プリセットの方向性も様々なので、まずはそれぞれに特化している得意な音を聴いて好みの機種を選ぶようにしましょう^-^ノ
とはいっても1つに絞れない!という方はNative InstrumentsのKOMPLETEを購入すれば基本3タイプのシンセに加え、他にも多数の音源やエフェクトプラグインが揃ってしまうので、最初の音源選びで迷っている方は候補に入れてみてください💡