DTM用のパソコンと言えば、自分で自作PCを組んだり旧Mac Proを改良して使い続けている方も多いと思います💡
パソコンパーツの中でもCPUやメモリはDTM関連のソフトをスムーズに動かすために注目されていますが、DTMではグラフィックボードの性能が上がると何か恩恵があるのでしょうか?
今回はそんなグラフィックボードについて、導入することによってDTMにどのようなメリットがあるのか?もし導入するならおすすめしたいコスパやバランスが良いモデルなどを紹介していきます^-^ノ
グラフィックボードとは?
グラフィックボードとは「パソコンの中でグラフィックの処理に特化した第二のCPUのこと」で、一般的な画面の処理からモニターへ出力するまでを担っているパーツです。
元々性能の良いグラフィックボードは負荷の高い2D、3Dグラフィックの制作用途で多く導入されていましたが、近年では一般家庭のパソコンでも画面の枠が透明化されたり、グラフィック処理の負荷が増えてきているため、現状でグラフィックボードの処理が追いついていない場合は性能の良いグラフィックボードを導入することでそれらの動きが改善します。
さらに、パソコンから繋げられるモニター数の上限もグラフィックボードの性能によって決まってくるのです💡
DTM編集でグラフィック処理が必要になる場面とは?
皆さんが普段使っているDAWでは、アナライザーや各プラグインのメーター、波形表示など、小さいながらも描画のためのグラフィック処理が必要な場面があります。
また、劇伴製作などでDAWに動画を取り込んで画合わせをする場合にはグラフィックの処理が大きくなります。
そんな時、今回紹介するような別付けタイプのグラフィックボードにはグラフィック処理専用のメモリが付いているのですが、多くの市販のパソコンのようにマザーボードのグラフィック処理機能を使う場合、通常のメモリを使用することになるのでその分DTMの音楽処理に回せるメモリが減ってしまうのです。
性能の良いグラフィックボードを使うと実はDTMにこんなメリットが!?
DTMのために性能の良いグラフィックボードを使うことの一番のメリットといえば、複数のモニターを並べて作業効率を何倍にも上げられることでしょう💡
左側にはDAWのミキサー画面、中央にはメイン画面、右側ではオーディオ波形やピアノロール、はたまた1画面使ってプラグインを並べて編集なども可能です♪
想像しただけで作業が楽しくなりそうじゃありませんか?⁽⁽ ◟(∗ ˊωˋ ∗)◞ ⁾⁾
DTMのためにグラフィックボードを導入する目的って、ほぼマルチモニターのためと言っても良いと思います💡
ということは、あとは目安として3モニタ以上出力できて性能もそこそこで、なるべく安く購入できるグラフィックボードを選べば良さそうです。
早速見ていきましょう💡
おすすめ第1位:コスパを重視しつつ3モニターで使いたいという方はこれがおすすめ!
3モニターを最も安く実現するならこちらのグラフィックボードがおすすめです! 市場でもこんなにコスパの良いグラフィックボードはないと言われるくらい、「3モニター出力、省エネ、低価格」と好条件の揃った製品です💡 DTM用途であればこの製品を購入しておけば全く不自由しないので、迷っている方には他に選択肢がないくらいおすすめ💡 モニターにDisplayPortがない場合はHDMIへ変換できるちなみに、出力が「DisplayPort x1、HDMI x 1、 DVI-D x 1」となっていますが、もしモニターにDisplayPortが無いという方は「DisplayPort to HDMIケーブル」を使用すればHDMI端子へ接続できます。 |
おすすめ第2位:より高いパフォーマンスで4モニターを使いたい方はこれがおすすめ!((1070ti)
中には4モニターを使いたいという方もいらっしゃるかもしれません💡そんな方にはGEFORCE GTX 1070Tiがおすすめ! グラフィックボード搭載のメモリも8GBと大幅に増えてDTMだけでなくグラフィックや重たい3DCG製作をやりたいという方にもおすすめできる製品です💡 |
おすすめ第3位:旧型Mac Proで4モニター&高パフォーマンスのグラフィックボードを使いたい方はこれがおすすめ!(980ti)
DTMerの中には未だに愛用している方も多いカスタマイズ可能な旧Mac Proでは、NVIDIA製GEFORCE搭載のグラフィックボードを使用することができます。 中でも900番台は安定しているとのことで、うちのスタジオでも1台試してみましたが無事に使えましたのでおまけとして紹介しておきます💡 なお、現在OS X El Capitan10.11.6では使用できるドライバーが限られていてこちら(NVIDIA公式サイト)を使用すると使えるので試してみてください。 |
DTMにおすすめなグラフィックボード のまとめ!
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グラフィックボードを使えば処理速度も上がり使えるモニター枚数も増え、結果的にDTMの作業効率は驚くほど何倍にも上がります💡
この記事をきっかけにマルチモニター(マルチディスプレイ)にしてみようかな?と思った方は是非試してみてください^-^ノ 最近はモニターも値下がりしてきているので敷居もさがってきています💡
ちなみにPCディスプレイのおすすめやマルチディスプレイにおすすめの機種、サイズや規格などの選び方については「PCディスプレイのおすすめは?用途にあったおすすめを紹介!!マルチディスプレイのおすすめ機種も!」にて格安で最適な機種を紹介していますので参考にしてみてくださいね^-^ノ