まずは人気機種の傾向を確認!
まずは、冒頭にも貼っておきましたが、今回紹介するマイクの価格帯と特徴はこんな感じです💡
まずは、 自分がどんな価格帯のマイクを選べば良いのか?価格ごとの特徴を見てみましょう。
安い順に見ていくよ♪
2-3万円のマイク
まず最初に、 予算の最低ラインを決めましょう。
コンデンサーマイクの中にはかなり安いものもありますが、やはりコンデンサーマイクの実力を発揮できるマイクを購入するのであれば、最低でも2~3万円のマイクを選ぶのが無難です。
この価格帯で知名度のあるマイクであれば、ハズレマイクに遭遇することはまずありません。
やっぱり定番商品が安定していて良いね!
初めての1台はお手頃の機種が良いことも?
一方で、 精密機械でもあるコンデンサーマイク!
扱いに慣れていない最初のうちに、めっちゃ高い機種を買ってしまうと手が震えます!!!!!!
そうならないためにも、まずは壊しても精神的ダメージの少ない低価格のマイクで使い方を学ぶ時間も大事かもしれません。
1台くらいはね、壊しちゃうもんだよ(。’-‘)
マイクスタンド倒しちゃったり、48V電源ONにしたまま取り外しちゃったりさ。
5-8万円のマイク
5-8万円のマイクとなると、プロの音楽家でも宅録に使ったり、 機種によってはものすごくクオリティーの高いコスパのマイクがチラホラあります。
そういった意味では、この価格帯のマイクを持っていれば、少なくとも、音の仕事に使えるレベルのクオリティで音声が収録できるということです。
音楽家の宅録(自宅録音)では、このくらいの価格帯のコンデンサーマイクを使っている方が多いかな〜💡
品質の差が大きい価格帯でもある?
5-8万円のコンデンサーマイクあたりから、 メーカーによっては品質の差が大きく変わってくる価格帯になってきます。
今回、また後で紹介しますが、この価格帯で、価格を遥かに超える、本当は秘密にしておきたいくらい、すごい!マイクもあります!
ちゃんと紹介しま〜す。
10-50万円
この価格帯のマイクは、プロがスタジオで収録する際に、わざわざお金を出してレンタルするレベルのマイク💡
皆さんが普段、テレビやラジオで聴いている「ナレーションや歌」は、基本的にこの価格帯のマイクで収録されている音です。
一生モノになるマイク!
正直、この価格帯のマイクを持っていればもう一生モノ!
余程、音声や音楽に毎日関わる仕事をしている人でもなければ、なかなか個人でこの価格のマイクを持っている方はいません。
スタジオとセットで「レンタル」するのが基本!?
このレベルのマイクは、基本的にスタジオとセットでレンタルするもの!というイメージが強く、 個人で所有するのはとても贅沢なことです。。。
(レンタルであれば、千円で程度で数時間、借りられます)。
個人で防音室やスタジオを持っていて、そこで録音の仕事をする人なら、真価を発揮できる一生モノのマイクだね💡
ものすごく良い音で録音できるんだよねぇ。
基本的に何を録音してもきれいに録れちゃう!?
このクラスのマイクになると、何を録音しても綺麗に録れます!
嘘だと思われるかもしれませんが、本気で歌った歌も、のんきに歌った鼻歌でさえ、芸術的に録音できます。
あと、これは本当、録ったことのある人しかわからないのですが、EQやコンプで 加工したときに、圧倒的に自然な状態を保ったまま加工できる!
マイク自体がとても繊細で、安いマイクに比べてはるかに多い情報量を録音できるので、加工してもスカスカにならないというのがとても大きなメリットです💡
音にこだわる方ならば、是非買っちゃってください!・・・
続いては、音の傾向の違いを見てみよう!
音の傾向を知っておこう!
こちらの表、右端を見ていただくと何か書いてありますね?
マイクにはそれぞれキャラクターがあるのですが、大まかにこの3つを覚えておけばマイク選びの失敗がありません!
高音が強めのマイク
結論から言うと、高音が強めのコンデンサーマイクは使う人を選びます。
つまり、
といった感じで、かなり声質との相性が必要になります。
ノイズが入りやすいデメリットが・・・
というのも、 高音域が強いマイクというのは、 簡単に言えば、高音域がブーストされているマイクになります。
ここに少しカラクリがあって、 、、
という問題があります。
例えば、
のような方にとっては、 その「ノイズだらけの周波数帯域」が全面に押し出されてしまうので、 全くきれいに 録音できないのです・・・・・・。
例えば、出川哲朗さんとか(大ファンです)、このタイプのマイクより、もっと他に声の魅力がUPする良い選択肢がたくさんあるね💡
声が太くて弱々しいタイプの人には合う
このタイプのマイクは、声の倍音が少なくて、弱々しい感じの声質の方にハマります💡
わかりやすく言うと、 次の項目に多く当てはまるほどマッチします💡
とは言っても、実際のところはマイクを使って合わせてみないと、本当に相性が良いのかどうか判断はできません・・・。
ということで、個人的な意見にはなりますが、 このタイプのマイクは、試さずに買うのはやめた方が良いと思います^-^;はい。以上です。
次は、中低音が豊かなマイクだよ〜
中低音が豊かなマイク
そして、皆様におすすめしたい本命がこちら! 中低音が豊かなマイクです💡
中低音が豊かなマイクの特徴は、
ということで、メリットばかり!
軽っぽいスカスカのサウンドとは無縁の素晴らしいマイク達です💡
唯一デメリットを挙げるとすれば、この手のマイクには割と高級機種が多いという点・・・。
迷ったらこのタイプを買っておけば間違いなし!
この手のマイクを買って後悔することはまずないので、 マイク選びで失敗したくないと言う方は、中低音の豊かなマイクの中から選ぶことをおすすめします!
スタジオの標準マイクとして選ばれる、万人に合うマイクはこのタイプです💡
録音後の編集も「音の劣化が少なく」とても簡単に音作りができます。
次はあっさり系のマイクだよ〜!
無着色-あっさり系なマイク
そして、先程の2タイプ以外のマイク💡
これらは、とにかく音がフラットで特徴がなく無着色!あっさり系のマイクです。
という 表現がぴったりなマイク💡
どちらかと言えば、現代的な音作りに向いているマイクと言えます。
安価でも良いマイクがある!?
予算はあんまりないけど、、、と悩んでいる方にオススメしたいのがこのタイプのマイクです💡
というのも、低予算のマイクには最初に紹介した高音域が強いマイクが多いのですが、 たま〜に、 音がキンキンしないフラットのタイプが紛れています!
ここからはランキング♪
★初心者の宅録に向いているコンデンサーマイクTOP3
まずは、今回表に載せているオススメ機種の中から、 特に需要の多そうな、初心者(最初の1本目)の宅録使用に適しているマイクTOP3を紹介します💡
初心者の宅録向けコンデンサーマイク1位 MXL 2003A
メーカー | MXL (アメリカ) |
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型番 | 2003A |
価格 | 約 23,000円 |
音の特徴 | 無着色-あっさり系 |
第1位はこちら! MXLの2003Aという機種です。
このマイクは、音の情報量こそ多くないものの、周波数特性がスタジオ定番の50万円近いノイマンのマイクにかなり近いということで、 とても人気の機種!
全体的にフラットでありながら、5khz付近に4dB程のピークがあり、そこそこ楽しい音で録れるところも、最初の1本目のマイクとして音を楽しむ!という点では最適!
そして、価格も、とにかく安いので、初心者にはかなりコスパの良いマイクだと思います💡
1本目はこれが良いと思う💡
初心者の宅録向けコンデンサーマイク2位 Sennheiser MK 4
メーカー | Sennheiser(ドイツ) |
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型番 | MK 4 |
価格 | 約 30,000円 |
音の特徴 | 無着色-あっさり系 |
こちらはもう少し高め、 ドイツのオーディオメーカー Sennheiser(ゼンハイザー) が販売するマイク💡
グラフを見ると、高音域に2.5dB程の幅広いブーストがありますが、実際に録音した音の特徴としては、MXLよりも、さらに落ち着いたフラットな音の印象💡
とても現代的な音で、原音に忠実なマイクなため、音は艶やかでも、きらびやかでもなく、正直つまらないと感じるかもしれません。
ただ、この立体感のある情報量の多さは、10万円前後のマイクと同等のクオリティを感じます。
音の密度を感じられる人にとってはこのマイクの凄さがわかるはず!
そこを求める方には最善のマイクになるでしょう👍
初心者の宅録向けコンデンサーマイク3位 AT4040
メーカー | Audio Technica(日本) |
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型番 | AT4040 |
価格 | 約 35,000円 |
音の特徴 | 高音が強め |
第4位はこちら、日本メーカーAudio TechnicaのAT4040という機種です。
最初に、高音が強めの機種はあまりオススメしないと書いたのですが、このマイクだけはちょっと例外💡
というのも!?
このメーカーのマイクは、高音域がブーストされてきらびやかな楽しい音で録れる反面、 声の不快な音が1番入りやすい8-9kHz、13kHz以上がしっかりカットされている! というなんとも日本人らしい仕様が入っているのです!
今回、やや値段が高いということで第3位になりましたが、
もし皆さんの予算が許せば!初心者の1本目としては、おすすめ第1位!確定のマイクで間違いないです💡
これは良いマイク👍
★プロの宅録・DTM用のおすすめコンデンサーマイクTOP3
続いては、ある程度マイクの扱いに慣れていると思われるプロや、 プロを目指すDTMユーザーの宅録向けのコンデンサーマイクTOP3を紹介します💡
ここからはプロ向けって感じ、ちょっと高くなるけどクオリティが桁違い💡
プロの宅録向けコンデンサーマイク1位 Slate Digital ML-1
メーカー | Slate Digital(アメリカ) |
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型番 | ML-1 |
価格 | 約 80,000円 |
音の特徴 | 中低音が豊か |
まず1本目、今まで紹介してきたマイクに比べると一気に価格が上がりますが、 このマイクは凄い!
というのも、このマイク、実は単体で使用するものではなく、 付属するソフトで、 世界の何百万円もするマイクの音に化けるという恐ろしい商品!
例えば、有名所だと、 セリーヌ・ディオンのレコーディングにも使われたTelefunken 251(数百万円)や、Neumannの真空管マイク(百万円)、Sony真空管マイク C800(百万円)など、 世界の一流アーティストしか使えないような数々のマイクの音が使い放題と言う夢のマイクです!
シミュレーションでしょ? と思われるかもしれませんが、その再現性が世界で評価され、中堅のプロジェクトでよく使用されています💡
もちろん、本物のヴィンテージマイクと全く同じまでは及びませんが、そもそも一般人がそんな貴重なマイクを手に入れることはまず不可能!
なので、 そんな貴重なマイクにかなり近い音で、しかもこんな安いマイクで録音できるというのはすごいことですよ!
これ、最近アメリカ人のお友達に教えてもらったんだけど、ほんとすごいぞ・・・。
プロの宅録向けコンデンサーマイク2位 AT4050
メーカー | Audio Technica(日本) |
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型番 | AT4050 |
価格 | 約 77,000円 |
音の特徴 | 無着色-あっさり系 |
先ほど紹介したAT4040の上位モデル!
AT4040よりも、 高域のブースト範囲・レベルともに少なく、 とてもフラットな印象で録音できます!
AT4040と聴き比べると、やはり4040の方がキンキンしていて、こちらのAT4050の方は優しく上品な感じ!
中低音が豊かなマイクに、 ぎりぎり入るか、やっぱり入らないかくらいで、全体的に一段上の、高級感ある、豊かな響きで録音できます。
AT4050を宅録で使っているプロの音楽家の方、よく見かける。
プロの宅録向けコンデンサーマイク3位 Neumann TLM 103
メーカー | Neumann(ドイツ) |
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型番 | TLM 103 |
価格 | 約 152,000円 |
音の特徴 | 中低音が豊か |
日本の、テレビやラジオで使われているナレーションの9割は、このNeumannというメーカーのマイクで録音されています。
Neumannは、もちろん日本だけでなく、世界でも定番のメーカー💡
というのも、このメーカー、 実はコンデンサーマイクを最初に開発した会社なんです。
ということなんですが、、、とにかく音がすばらしい・・・・・・。
Neumannと言えば「U 87(Ai)」という50万円くらいする機種が有名なのですが、TLM103は、現代版U87と言われるほどの人気機種!
有名なレコーディングスタジオには、ほぼ必ず置いてあるくらい定番の人気マイクです。
品質がとても高く、しかも割とお手頃価格で手に入るので、プロの音楽家の間ではかなり人気のマイク💡
そんな素晴らしいマイクがなぜ3位かというと?・・・
宅録のマイクとしてはやっぱりちょっと高い・・・。
Neumannは持っていて絶対損しないよ👍
★ さらに上を目指すためのマイクTOP2
先ほど紹介したマイクではまだまだ! もうちょいお金でちゃうよ!?(^o^) ないの?
って方のために! 個人で買う方はあまりいないと思いますが、もう少し高いマイクも2つだけ紹介しておきます💡
個人で気軽に購入できるマイクの中では最高峰のマイクになるかと思います。
更に上を目指すためのマイク 1位 Neumann U87 Ai
メーカー | Neumann(ドイツ) |
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型番 | U 87 Ai |
価格 | 約 450,000円 |
音の特徴 | 中低音が豊か |
先程のTLM103の上位版のような存在で、 実際のところ、録れる音の指向性も3パターン(単一指向、全方向、前後)選べます。
そのため、複数人で録音する場合などにも活用できるところが嬉しいポイントですね💡
指向性の分、 価格が上がっているとも言えますが、 実際キャラクターが多少異なります(ただ方向性は似てる)。
スタジオで最も定番なマイクなので、 そんな定番マイクを是非自宅にも一本欲しい!そんな方にオススメです💡
ちなみに本体こんなに高いですが、スタジオで数時間なら1,000円程度でレンタルできちゃいます。
更に上を目指すためのマイク 2位 AT5047
メーカー | Audio Technica(日本) |
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型番 | AT5047 |
価格 | 約 380,000円 |
音の特徴 | 中低音が豊か |
日本メーカーも頑張ってます💡 もう少し手軽に
Audio TechnicaがNeumannに対して本気で挑もう(定番の座を取ろう!)と 狙って出してきたようポジションのマイクです(真偽はわかりませんが)。
昨今、U 87 Aiが値上がりしていますので、もう少し手頃な価格(いやいや手頃ではないけど)で、ゴージャスなサウンド手に入れたいというユーザにとって嬉しい商品ではないかと思います💡
音は深みがあって、中低音の情報量がかなり多い音で録れます。
サウンドは、AT4050あたりとはまるで別物って感じですね💡
★ネット配信向けのおすすめコンデンサーマイクTOP3
はい、ここからまた一気にお手軽モードに入って、 配信向けのおすすめコンデンサーマイクTOP3を紹介します。
配信向けということで、 特に編集せず、そのままの声を使用することを前提とした、また、あまりお金をかけたくないユーザー向けのオススメ機種になります。
配信向けコンデンサーマイク1位 AT2020
メーカー | Audio Technica(日本) |
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型番 | AT2020 |
価格 | 約 12,000円 |
音の特徴 | 高音が強い |
配信向けの定番といえば、やはりこのマイク! AT2020です!
配信用途で大事なことは、 音がはっきりと聞き取りやすいこと💡
この場合、録音物を作品として残すわけではないので、
多少ノイズが入りやすくても、声が聞き取りやすい、高音が強めのマイクがハキハキと明るく聞こえて大活躍します💡
そんな理由から、今回はこちらのAT2020が価格的にも1位にぴったりかなと思いました👍
配信向けコンデンサーマイク2位 MPM-1000
メーカー | marantz pro(アメリカ) |
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型番 | MPM-1000 |
価格 | 約 6,500円 |
音の特徴 | 高音が強い |
ここまで見てまだ決められないという方は、おそらく価格で悩んでいるんじゃないでしょうか?
ということで、 今回紹介する中で1番安いこちらのコンデンサーマイクをここで紹介します💡
正直に書くと、音はそれほど期待しないでください(ダイナミックマイクよりはクリアに録音できるかなという感じ)。
ただ、 この価格のマイクとしては、ノイズが少ない!という最大のメリットがあります!(安いマイクは「しゅー」というノイズが入りやすい)。
とにかく予算がない、 でもコンデンサーマイクで録音したい! という方にオススメです。
配信向けコンデンサーマイク3位 MXL 2003A
メーカー | MXL (アメリカ) |
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型番 | 2003A |
価格 | 約 23,000円 |
音の特徴 | 無着色-あっさり系 |
第3位はこちら! MXLの2003A!
初心者の宅録用、最初の一本目としては第1位として紹介したこちらの機種ですが、配信向けとしては少しオーバースペックかなと思ったので、第三位となりました💡
今まで紹介してきたコンデンサーマイクと比べると、かなり安い部類に入りますが、配信向けとしては声の存在感もあって、かなり高スペックなマイクになります👍
★ 総合順位!TOP10
ということで、ここまで用途別にそれぞれTOP3を見てきましたが、 ここでは総合的に価格と品質のバランスを考えて、TOP10を考えていきたいと思います。
はじめにお断りしておきますが、今回紹介するマイクは、 どれもそれなりにコスパに見合う素晴らしいものを紹介しています!
たとえ今回の最下位であったとしても、 世の中に出回っている全体のマイクから考えると、 かなりコスパの良いものであることをお忘れなく👍
ということでTOP10! 一気に見ていきましょう!
1位 Slate Digital ML-1
メーカー | Slate Digital(アメリカ) |
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型番 | ML-1 |
価格 | 約 80,000円 |
音の特徴 | 中低音が豊か |
今回、総合的に考えて最もコスパが良いのがこちら! Slate Digital ML-1!
何といっても、数々の仕事をこなしてきた友人のアメリカ人エンジニアが、ブラインドテストで、同じ環境で録音した1,000,000円のマイクよりも、このマイクでシミュレートした音の方が良い!という結果を出してしまった!
恐ろしいマイクです・・・(かなり個人的な内輪実験で申し訳ないですが)。
数々の、数百万円のビンテージマイクの音を、この価格でかなり近いところまでシュミレートできてしまうというのは、本当にすごいことです。
ただシミュレートということで、 操作のひと手間を含め、苦手な人は苦手かな・・・と思います。
2位 Neumann TLM 103
メーカー | Neumann(ドイツ) |
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型番 | TLM 103 |
価格 | 約 152,000円 |
音の特徴 | 中低音が豊か |
総合2位に輝いたのがこのマイク! Neumann TLM 103!
確かに価格は高いです、わかります・・・。
でも、このマイクで録れるくらい良い音用を、他のマイクで録るとなると、30万円クラスのマイクを探さないとほぼ見つからないんですよ(それこそ1位のML-1とか)。
そういった意味では、文句なしに、最高にコスパの良いマイク!スタジオでお金を出して借りる価値があるクラスのマイクです。
3位 AT4050
メーカー | Audio Technica(日本) |
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型番 | AT4050 |
価格 | 約 77,000円 |
音の特徴 | 無着色-あっさり系 |
3位はAT4050!
10万円を下回る価格で、ここまで繊細に音を拾ってくれるマイクは、なかなかありません💡
フラットでいて、それで音もある程度完成形に近く圧倒的に使いやすいサウンドで録れるこのマイクは、ミドルクラスとしてはコスパ最強です!
自宅で使っているプロが多いのも十分納得できる実力を持っていて、このマイクで、完成品まで仕上げることも十分可能だと思います。
4位 AT4040
メーカー | Audio Technica(日本) |
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型番 | AT4040 |
価格 | 約 35,000円 |
音の特徴 | 高音が強め |
第4位は日本メーカーAudio TechnicaのAT4040!
3位のAT4050と比較すると、やはりサウンド面で少しキラキラしすぎ? 若干低音域の華やかさが無いかなと感じるものの、
価格差約2倍!と考えると、半額以下で購入できるAT4040はかなりコスパが良いのでは?と思えてきました・・・( 4050が微妙なのではなく4040が安い割に優秀すぎるんです)。
実際、4040を宅録で使っているプロの音楽家も多数いるくらい、 仮歌やデモ音源製作であれば、仕事でも使えるレベルのマイクです。
自宅ではAT4040、 本番収録ではスタジオでマイクレンタル、のような 使い分けにぴったりのマイクではないでしょうか💡
5位 Sennheiser MK 4
メーカー | Sennheiser(ドイツ) |
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型番 | MK 4 |
価格 | 約 30,000円 |
音の特徴 | 無着色-あっさり系 |
第5位はSennheiserのMK4!
30,000円のマイクとは思えない幅広いレンジ、原音に近い音で録音ができるので、これはもうコスパ最強マイク認定です💡
6位 MXL 2003A
メーカー | MXL (アメリカ) |
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型番 | 2003A |
価格 | 約 23,000円 |
音の特徴 | 無着色-あっさり系 |
第6位はこちらの MXLの2003A! 今回の記事でも3回目の登場です!
これだけいろんなマイクを見てると、とにかく安く感じるんですけど・・・、問題なく使えるところがすごいです。
ちなみにプロミュージシャンでも、これで本番まで録音して音源販売している方も、そこそこいらっしゃいます。
流石に高級マイクの完成された音とは違うのですが、 そこがまた手つかずの、そこそこ編集に耐える音って感じですね💡
とにかくコスパも良いので、宅録用で迷ったらまずこれを勧めるようにしてます(。’-‘) うん、練習用にも最適だ👍
7位 Audio Technica AT5047
メーカー | Audio Technica(日本) |
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型番 | AT5047 |
価格 | 約 380,000円 |
音の特徴 | 中低音が豊か |
第7位は日本メーカーAudio TechnicaのAT5047!
かなり高級マイクなので、個人で購入する方はあまりいないかと思いますが、 コスパで考えると、お値段以上の価値は十分! コスパ高いモデルです!
Neumannがどんどん値上がりしているので、今後、どんどん注目される機種になるかもしれません。
8位 Neumann U87 Ai
メーカー | Neumann(ドイツ) |
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型番 | U 87 Ai |
価格 | 約 450,000円 |
音の特徴 | 中低音が豊か |
第8位は、やはりスタジオ定番の、Neumann U 87 Aiがこのあたりに入ってくるでしょう!やはりこれを外すわけにはいきません💡
かなり高価なもので、あまり個人で使いこなせる環境を持っている人は多くないと思いますが、 価格だけの機能と音質は十分備えているマイクです。
何より、この音は慣れるとすごく使いやすい💡
ただ、やはり個人だとこの機能は全部使い切れないかなと思います。
最近価格が上がってきているので、以前よりコスパは低下してきている?・・・かも。
9位 Neumann TLM 102
メーカー | neumann(ドイツ) |
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型番 | WA-251 |
価格 | 約 100,000円 |
音の特徴 | 高音が強い |
9位はNeumannのTLM102!
こちらは、Neumannのマイクにしては、あまりNeumannっぽくないで録れるマイクです。ちょっと特殊な部類ですね(これはNeumannの音とおっしゃる方もいるので、そこはなんとも言えませんが)💡
位置づけとしては、先ほど登場したTLM103の廉価版というラインナップになるのですが、こちらは高音が強く、音のキャラクターがかなり明るい!
声質によってはむしろ、こちらの方が好み!なんて方も少なくないので、これは是非試していただきたい機種です💡
決して悪いマイクではないのですが、Neumannの音を期待して購入するとがっかりするかと思うので、その点、注意したい機種でもあります!
10位 Warm Audio WA-251
メーカー | Warm Audio(アメリカ) |
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型番 | WA-251 |
価格 | 約 127,000円 |
音の特徴 | 中低音が豊か |
10位はWarm Audioの WA-251というコンデンサーマイク!
今回他のランキングでは登場しませんでしたが、これがすごい!
日本ではあまり知られていないかと思いますが、世界にはTelefunkenという、1本数百万円のマイクをごろごろ発売しているメーカーがあって、中でもELA M251という真空管マイクがとても有名なのです!
一流アーティストの声を録音するためにだけに使用されるマイクなのですが、 そのマイクの回路を徹底的に再現したのがこちらの WA-251!
Warm Audioというメーカーが、またこだわりの強い会社で、 中途半端なものは出さない!というスタンスなため、製品のクオリティーはとてつもなく高い!!
独特の「密度の濃い暖かさや空気感」が、忠実に再現されています。
こちらはチューブ(真空管)マイクということで、扱いやメンテナンスが少々難しい(間違うと熱で壊れる)のですが、使いこなす自信がある方にはとてもオススメの商品です!
注:扱いの慣れていない方には全くおすすめできないマイクです!
その他番外編
ここからは、惜しくもランクインしなかったものの、世界的に人気のあるマイクをいくつか紹介して終わろうかと思います💡
Sony C-100
メーカー | Sony(日本) |
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型番 | C-100 |
価格 | 約 130,000円 |
音の特徴 | 無着色-あっさり系 |
日本のメーカーSonyが手掛けるC-100というコンデンサーマイク!
発売当初は、アメリカで定番のC-800というチューブマイクに形が似ていることからよく比較されていましたが、こちらはまったく新しいモデルです。
音は味付けのない、フラットな透明感のあるクリアーな音で、今までのSonyの音とは少し違う新しいマイクという感じ💡
この価格帯で、今風のデジタルっぽいけど、トゲのない、透明感、立体感のある音作りに特化しているマイクというのも少ない貴重な機種かなと思います。
AKG C414 XL II
メーカー | AKG(オーストリア) |
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型番 | C414 XL II |
価格 | 約 100,000円 |
音の特徴 | 高音が強い |
AKGのC414 XL II 。
AKGのマイクは全体的に高音がキラキラときらびやかで、高音域の迫力があるマイクが多いのですが、こちらはそんな代表のようなマイクです!
特に弦楽器との相性が良い一方、ボーカル用として使う場合は、高音が強いマイクですので、購入前に相性チェックした方が良いかと思います。
どちらかと言うと女性ボーカルにマッチする人が多いマイクです💡
Sennheiser MK8
メーカー | Sennheiser(ドイツ) |
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型番 | MK8 |
価格 | 約 91,000円 |
音の特徴 | 無着色-あっさり系 |
SennheiserのMK8は、冒頭、初心者向け第2位で登場したMK4の上位モデルです💡
MK4は1つのダイヤフラムのみでしたが、こちらはデュアルダイヤフラム!ということで、マイクポジションの設定がMK4ほどシビアでなく、こちらのほうが設定が簡単(スウィートスポット範囲が広い)という印象があります。
その他、MK4よりも指向性の設定が多く(5パターン)、活用ジャンルが広いという違いがあります。
サウンドの特徴はMK4とかなり似ているので、宅録であればMK4のほうが価格差1/3ということでコスパは良いですね💡
AKG C3000
メーカー | AKG(オーストリア) |
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型番 | C3000 |
価格 | 約 23,000円 |
音の特徴 | 無着色-あっさり系 |
AKGのマイクは比較的キラキラとしたマイクが多い中で、 少ないフラット寄りなモデルです。
周波数特性としては、2000Hz付近が4dB程下がっている、どちらかと言えばドンシャリ系のマイクになりますが、 このマイクに関して言えば、高音域だけが強いわけではないので、今回はフラット寄りのマイクに分類しました。
音の特徴としては、よくも悪くも、原音に忠実といいつつ、若干AKG特有な楽しく聴こえるような味付けがあるかな、、、といった印象。
この価格帯の中ではコスパが良いマイクだと思います。
AKG C214
メーカー | AKG(オーストリア) |
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型番 | C214 |
価格 | 約 70,000円 |
音の特徴 | 高音が強い |
AKGのC214!
こちらは、C414シリーズの入門機といった位置づけで、よくAT4040あたりと比較されます。
かなりハイが強いマイクです。
コスパで言うと、価格も安くないので正直そこまで良いとは言えませんが、これまたAKGは声にハマればお気に入りの一本になること間違いなし💡
MXL V67G
メーカー | MXL(アメリカ) |
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型番 | V67G |
価格 | 約 12,000円 |
音の特徴 | 高音が強め |
音質は求めない、 とにかく練習用に1本欲しい!そんな方にぴったりなのがこちらのマイク💡
コンデンサーマイクとして実用に耐えうる音質で、 なおかつ1本1万円前後という、 いわばコンデンサーマイクの教習用にぴったりな1本です👍
音の特性としては、やや高音が強めで使う人を選びますが、 ダイナミックマイクでは出せなかった空気感のある音を実感できます。
〜 まとめ 〜
ということで、今回は用途ごとにおすすめのコンデンサーマイク機種を比べてみました💡
しかし・・・う〜ん、考えれば考えるほど奥が深い、考えすぎると選べなくなってしまうのがこのマイク沼の世界でもあります。
とりあえず一つ言えることは💡
最初の一本目って、なかなか扱いが難しくて壊してしまうことも多いので、まずは練習用の安いものを1本購入してみると良いと思います!!
3ヶ月位使って慣れたら、ランクUPしてみてください^-^ノ