DTMに使用するオーディオインターフェイスを購入しようといざ探してみると多くのメーカーがあってどれを選んだら良いのか迷ってしまうかもしれませんね💡
でも、実はオーディオインターフェイスはメーカーや機種ごとに特徴があったり音の性格がかなり変わってきたり、使用したい目的に合わせて購入しないと後で買い直したりと余計なお金を使ってしまうかもしれません💡
そこで今回は、まずは少しでも候補を絞り込むためのオーディオインターフェイスメーカーを選ぶ際に基準となる各メーカーの音質や特徴について比較していきます^-^ノ
- 入門機の定番!「ROLAND」のオーディオインターフェイス!
- CUBASEユーザーに人気!「STEINBERG」のオーディオインターフェイス!
- 入門機の中では音がやや硬め!「TASCAM」のオーディオインターフェイス!
- プロの音楽製作者に人気!「MOTU」のオーディオインターフェイス!
- プラグインとセットで使いたい!「UNIVERSAL AUDIO(UAD)」のオーディオインターフェイス!
- アメリカのプロ音楽制作現場では定番!「APOGEE」のオーディオインターフェイス!
- 今や世界中の音楽製作現場で大人気!音が超硬い「RME」のオーディオインターフェイス!
- 柔らかい音のが出る業務用機器!「LYNX」のオーディオインターフェイス!
- 比較的お手頃で高品質!「AUDIENT」のオーディオインターフェイス!
- バランスが良く応用が効く!「METRIC HALO」のオーディオインターフェイス!
- 空間再現能力ならTOPレベル!「PRISM SOUND」のオーディオインターフェイス
- ★おすすめ第1位★ 硬めの音で編集しやすい!RME Fireface UCX!
- ★おすすめ第2位★ 製作向けに安定した性能!MOTU 624!
- ★おすすめ第3位★ USBバス電源で駆動して持ち運びにも最適!APOGEE DUET For iPad and Mac!
- ★おすすめ第4位★ RMEの音をポータブルで持ち運ぶなら! RME BABYFACE PRO!
- 各社オーディオインターフェイスの音質比較 のまとめ!
入門機の定番!「ROLAND」のオーディオインターフェイス!
Rolandのオーディオインターフェイスといえば、DTM用入門機の定番にもなった人気メーカーです💡 以前の機種は動作が不安定で以降ユーザーが減ってしまった!ただ、以前のモデルで動作が少し不安定なところがあり、一度DAWが落ちるとパソコンを再起動しないとオーディオインターフェースが認識されないというバグがあり、それをきっかけに他のメーカーへ乗り換えたユーザーも多いようです。 本格的な音楽製作を考えているならもう少し予算を足すのがおすすめ!ローランド社のオーディオインターフェースは、音が柔らかく、プロの音楽製作向けとしては分離がもう少し欲しい点、空間の奥行きがそこそこという点ではもう少し頑張れるかなという印象があります。 本格的に音楽製作を考えている方は、もう少し予算を増やして上位のオーディオインターフェースを購入することをおすすめします💡 コスパで考えるとかなり良い選択!とは言え、パソコンのオンボードの音質よりはかなり良く、また価格が1~2万円前後とお手頃なことを考えると気軽にDTMを始めたいという方にはコスパが良くおすすめです💡 RolandのオーディオインターフェイスならRubix24がおすすめ! |
CUBASEユーザーに人気!「STEINBERG」のオーディオインターフェイス!
こちらもSTEINBERGの製品もROLANDと同じく入門向けオーディオインターフェイスとして人気があります💡 何より、人気のDAW(CUBASE)を発売しているSTEINBERG社から発売されていることもあって、STEINBERG社のオーディオインターフェイスを購入して、付属のCUBASEでDTMを開始するという方も少なくありません💡 音質はかなり柔らかめ!音質はROLANDよりもやや柔らかめで、空間再現性能はROLANDと同じくらいの性能をもっています。 こちらも価格が安く、CUBASEも付属することからDTM入門機としてコスパが良い一方で、本格的な音楽制作を考えているならもう少し予算を増やしたほうが無難です。 SteinbergのオーディオインターフェイスならURmkIIがおすすめ! |
入門機の中では音がやや硬め!「TASCAM」のオーディオインターフェイス!
TASCAMといえば、レコーダーで有名な会社ですが、オーディオインターフェースの分野ではROLAND、STEINBERGと同じ入門用オーディオインターフェイスに位置づけられる製品を多く製造しています💡 入門機の中ではやや硬めな音が出る!STEINBERG、ROLANDが柔らかめの音だとするとTASCAMの方が若干硬めの音が出るので分離は少しだけよく聴こえます💡 TASCAM製品は、最近になって以前よりもさらに価格が下がって入手もしやすくなってきています。 これから趣味のDTMを始めようと考えている方の中でも、特にミックスに力を入れたいという方にはTASCAMの硬めの音が相性が良くおすすめです💡 TASCAMのオーディオインターフェイスならUS-2×2-SCがおすすめ! |
プロの音楽製作者に人気!「MOTU」のオーディオインターフェイス!
MOTUは昔からプロの音楽製作現場で使う業務用機として実績のあるオーディオインターフェイスメーカーで、現在もこのメーカーの機材を好んで使っている方も多いです! 音質・空間の表現ともにバランスが取れていて音楽製作でも十分なパフォーマンスを発揮!MOTU製のオーディオインターフェースは、完全に業務用で使われることが想定して作られています。 音が硬めで分離・空間再現ともにバランスが取れているので使用する人の好みに左右されず失敗の少ないメーカーでもあります💡 プロの音楽製作用途でオーディオインターフェースの購入を検討しているならこのあたりの機種から選択肢に入れると失敗がありません。 MOTUのオーディオインターフェイスならUltraLite mk3 Hubridがおすすめ! |
プラグインとセットで使いたい!「UNIVERSAL AUDIO(UAD)」のオーディオインターフェイス!
UADといえばプラグインがとても人気のメーカーですが、オーディオインターフェイス自体の性能もとても優れています💡 音質はやや柔らかめですが、音の空間再現能力がとても高く、目の前に広がる空間の中に柔らかい音が分離して聴こえるようなイメージで、音楽製作用としては全く問題ありません。 このオーディオインターフェースの音を聞くと、音が硬いだけが製作向きではないのだと改めて気付かされます💡 UADインターフェースに搭載されたCPUでUADプラグインの処理を分散してパソコンへの負荷を減らすことができる!UADでは、オーディオインターフェイスに搭載されたCPUを使用してプラグインの処理を分散することでも有名です💡 柔らかめの音は音楽鑑賞用としても楽しめる!また、音が柔らかめなので完全に製作用途だけでなく、音楽鑑賞用としても楽しい音で音楽を聴くことができます。 UADのオーディオインターフェイスならApollo Twin USBがおすすめ!created by Rinker UNIVERSAL AUDIO |
アメリカのプロ音楽制作現場では定番!「APOGEE」のオーディオインターフェイス!
APOGEEといえば以前はMACユーザーのみが使える製品でしたが、最近になってWindowsユーザーでも使用できるようになってきました💡 APOGEE製のオーディオインターフェースと言うと、日本ではあまり知名度が高くありませんが、アメリカではプロの現場で当たり前のように使われている定番のオーディオインターフェイスです💡 アメリカの東海岸バークリー音楽大学でも学生の間ではAPOGEEのUSBバス電源で駆動する「ポータブルオーディオインターフェイス」が人気だそうです💡 空間の再現性や硬めの音でミックスがしやすい!APOGEE製品は空間の奥行きがとても良く再現されていて、さらに音も硬めなので分離がよくミックスをしやすいのが特徴です💡 APOGEEのオーディオインターフェイスならDuetがおすすめ! |
今や世界中の音楽製作現場で大人気!音が超硬い「RME」のオーディオインターフェイス!
近年、雑誌などで多く取り上げられるようになったRME製のオーディオインターフェースですが、1番の特徴はやはり音がかなり硬めということ💡 他のどのオーディオインターフェイスを試しても、RME社の右に出るものはありません。 出音がガチガチに音楽製作向けということで編集がしやすく、今や世界中の音楽製作現場で使われている大人気のオーディオインターフェースです💡 音が硬いだけじゃない!?空間の再現性もかなり優秀!RMEのオーディオインターフェースは、ずば抜けて音が硬いですが、それだけではなく空間の再現性もとても優れていて、このオーディオインターフェースを使用したらもう他の機材では作業がしたくないと思えるほど編集すべき音がよく見えます💡 音の硬さ、分離の良さは好みが分かれるところ!リスニングにはあまり向かない(好みによる)!?RMEは、音の分離が良すぎるのでかなり好みが分かれるところです。 実際に、音がよく見えすぎるため音楽の粗まで見えてしまいリスニングを楽しめないという一面もあり、ユーザを選ぶメーカーでもあります。 シビアな製作現場ではパフォーマンスを最大に発揮!とにかく硬い音が好みならばRME一択!分離が良すぎることで、聞き慣れればそれだけ細かい音の作り込みやバランス調整などがとてもやりやすいメーカーです💡 とにかく硬い音が欲しいという方はRMEの製品を選びましょう💡間違いなく理想の音が手に入りますよ💡 RMEのオーディオインターフェイスならFireface UCXがおすすめ! |
柔らかい音のが出る業務用機器!「LYNX」のオーディオインターフェイス!
LYNXはRMEとは反対にかなり柔らかい音が出るメーカーで、多くの楽器が混ざりあった滑らかな音を聴きたいという方はLYNXのオーディオインターフェイスがおすすめです💡 編集用途よりは再生用としておすすめ!?音はかなり柔らかめで、硬い音に慣れてしまっていると一瞬戸惑うかもしれません。 空間再現能力はとても高いので、個人的な印象としては製作よりもクラシックなどのリスニング用として使いたいと感じました💡 LynxのオーディオインターフェイスならAURORAがおすすめ!created by Rinker Lynx Studio Technology |
比較的お手頃で高品質!「AUDIENT」のオーディオインターフェイス!
AUDIENTのオーディオインターフェイスは、高品質にもかかわらず価格が抑えられていて手に入りやすいのが特徴💡 硬めで空間表現力も高い!AUDIENT製オーディオインターフェースでは、硬めのはっきりとした分離の良い音が出て、さらに奥行きもわかりやすいので製作用途としてとてもコスパが優れています。 音の性質としてはRMEとMOTUの中間あたりのイメージといったところ💡 AUDIENTのオーディオインターフェイスならID22がおすすめ! |
バランスが良く応用が効く!「METRIC HALO」のオーディオインターフェイス!
METRIC HALO製のオーディオインターフェイスは、硬めでも柔らかめでもないバランスの取れた音で、聴いていて楽しい音が出るメーカーです💡 位置的にはUAD製オーディオインターフェースをさらに上品にした印象と言うとわかりやすいかもしれません。 業務用の機材ですが個人的にはリスニング用に最適!だとと思いました💡 METRIC HALOのオーディオインターフェイスならULN-2がおすすめ! |
空間再現能力ならTOPレベル!「PRISM SOUND」のオーディオインターフェイス
今回紹介する中で、空間再現能力が最も優秀だと思ったのがこのPRISMというメーカー💡 音の硬さも程よく、分離が良くて音の奥行きもよく分かるのでミックス、マスタリング用途でもそのパフォーマンスを存分に発揮します! 音楽観賞用としても最高に楽しめる!程良い音の硬さと空間再現能力は、製作用途として最高なだけでなく、なんとリスニング用途としても美しい空間を楽しめるなんとも贅沢なオーディオインターフェイスです💡 販売されている機器はどれも高額なものばかりですが、予算に余裕があれば是非とも検討したいメーカーですね💡 PRISM SOUNDのオーディオインターフェイスならLYRA2がおすすめ! |
★おすすめ第1位★ 硬めの音で編集しやすい!RME Fireface UCX!
Fireface UCXは、製作用途としてプロの音楽家の間でも近年人気沸騰中なオーディオインターフェイスで、性能からするとこの価格でもかなり安くコスパの良い製品です💡 長く愛されるロングセラー商品!動作も安定していて快適に作業ができる!RMEからは多くの素晴らしいオーディオインターフェイスが発売されていますが、そんな中でもこちらは長くメイン商品として扱われている人気のロングセラー商品! 接続方法はFirewire、USB2.0から選択でき、製品のクオリティ&作業のしやすさ&浸透度から1位を外せない製品となりました。硬めの音でとても作業のしやすいオーディオインターフェイスです💡 Firewireケーブルを使うことでUSBポートを節約でき、他の機器との干渉も最小限に抑えられるところもおすすめ💡 |
★おすすめ第2位★ 製作向けに安定した性能!MOTU 624!
製作現場でよく使用されているMOTUから100,000円以内で購入できるThunderbolt対応の高音質オーディオインターフェイスが発売されています! 2017年以前のMacでは標準搭載のThunderbolt2で接続でき、2018年以降のMacでは「Thunderbolt3→Thunderbolt2変換ケーブル」を使用することで接続できます。 バランスが良く万人向けで使う人を選ばないところがおすすめ!音質的にはRMEよりもやや丸め(というかRMEが硬すぎ)で製作から鑑賞まで幅広く楽しめるオーディオインターフェイスで、こちらもかなりコスパがよくおすすめできる製品です! |
★おすすめ第3位★ USBバス電源で駆動して持ち運びにも最適!APOGEE DUET For iPad and Mac!
MacやiPad向けに開発されたAPOGEEのポータブルオーディオインターフェイスです! 家庭用AC電源のほか、USBバス電源でも駆動するためMac Bookノートパソコンとセットで持ち歩いて外で作業をしたいという方におすすめ! 最高の音質は上位機種と変わらず!APOGEE Duetの音質はというと、APOGEEならではの空間再現性能は上位機種そのままにインプット、アウトプット端子数を減らして価格を抑えた製品です💡 元々MacやiPadなどApple製品向けに作られたオーディオインターフェイスなので、特にMacユーザーは是非候補に入れてみましょう💡 ちなみにこの製品は、僕が昔お世話になったかなり音質に厳しいバークリー出身の先生も素晴らしいと絶賛で愛用していました💡 |
★おすすめ第4位★ RMEの音をポータブルで持ち運ぶなら! RME BABYFACE PRO!
こちらはRMEの人気ポータブルオーディオインターフェイスBABYFACEの2世代目となるBABYFACE PROで、音色はもちろん硬めで製作向けの音が出ます💡 USBバス電源で駆動するため、ノートパソコンとセットで持ち歩きたいという方にぴったりのオーディオインターフェイスです。 2世代目になってケーブルがスッキリした!1世代目ではAPOGGEE DUETのようにケーブルが多かったのですが2世代目になってからソケット類は側面へまとめられてスッキリとし、より持ち運びがしやすくなりました。 RMEの製品はとにかく品質がよくトラブルも起こしにくいのでおすすめです💡 |
各社オーディオインターフェイスの音質比較 のまとめ!
オーディオインターフェイスはメーカーによって目指すポイントが異なり、本当に性質の違う別な音が出ます💡
今回はメーカーごとのおおざっぱな特徴のみを紹介しましたが、同じメーカーの中でも低音が弱い機種だったり、バランスの取れた機種など様々な製品が作られているので、それぞれの機種ごとの違いも把握して購入したいですね💡
どの機種を選ぶかは個人の好みになってしまいますが、製作用途で購入するならば音質は硬めで分離がよく、空間再現に優れた奥行きのよく分かるものを選ぶと失敗が少ないと思います💡
機種の相性は使う人の数だけあるので、相性のよい機材を見つけるためにも電気屋、楽器屋などで聴き比べたりレンタルをして使い心地を試してから購入しましょう^-^ノ