この記事ではDAWについて、どんな種類があるの?どのような特徴があるの?自分がどれを選ぶべき?など、DAW選びに迷っている方へ向けてそれぞれの特徴などを紹介していきます💡
これからDTMを始めようと考えている方が最初に選ぶ機材がDAWソフトです!
DAWはMIDIを打ち込んだりオーディオを録音したり、DTMで編集するために欠かせないソフトですね💡
でも、DAWにはどのような種類があるのでしょうか?ソフトによってもいろいろ特性や得意なことも変わってきそうですよね?
ソフトは一度決めたら同じものを長く使っていくものなので失敗しないよう、それぞれのソフトをよく比較してみましょう💡
それでは早速おすすめのDTMソフトを1つずつ見ていきますよ^-^ノ
- CUBASE PRO(STEINBERG社)- 国内での人気ナンバーワン!
- ProTools(AVID TECHNOLOGY社)- スタジオ定番のソフト!
- LOGIC PRO X(APPLE社)- 海外で人気ナンバーワン!
- StudioOne(PreSonus社)- Cubaseの弟分のような存在!一番下のグレードはフリーソフトとして使える!
- Digital Peformer(MOTU社)- 映像音楽制作にピッタリ!
- ABILITY PRO(INTERNET社)- 楽譜で打ち込みたい方におすすめ!
- Ableton Live(Ableton社)- DJパフォーマンスやループでのトラックメイキングが得意!
- FL Studio(ImageLine社)- EDMに強く画面も見やすい!
- DAWにはどんな種類がある?特徴やおすすめ機能など! のまとめ!
CUBASE PRO(STEINBERG社)- 国内での人気ナンバーワン!
コードトラックのためにCubaseを選ぶユーザも多い!CUBASEといえば、やっぱり便利なコードトラックが特徴的!コードのアルファベットを配置できる専用のトラックがあって、なんとコードの音まで鳴らすことができる優れもの! この機能のためにCubaseを選ぶというユーザーも少なくありません! 国内での人気はダントツ!情報も多い!国内でのシェアはNO.1、海外でもユーザが増えつつある大人気のソフトフェアで、初心者からプロまで問わず多くの方に愛用されているソフトです💡 人気のソフトということで使い方に関する情報も豊富!当サイトでも初めて購入した方が設定をするところから打ち込みができるところまでのチュートリアルを掲載しています! ボーカロイドとも相性が良い!また、CUBASEを販売しているSTEINBERG社はYAMAHAの子会社でもあるため、YAMAHA製品のボーカロイドと連携するためのソフトなども提供されており、ボーカロイドの曲を作りたいという方にもおすすめですよ💡 DAWの操作画面はこんな感じ! |
ProTools(AVID TECHNOLOGY社)- スタジオ定番のソフト!
PROTOOLSといえば、以前は音楽業界の標準ツールでもあり持っていることがステータスとさえ言われた夢のようなDAWソフトで、現在でもスタジオに行けばこのPROTOOLSが必ずと言って良いほど採用されています。 オーディオ編集が得意なDAW!もともとオーディオレコーディング&編集が盛んな時代に開発されたDAWなため、オーディオ編集には特に強く、現在でも愛用している人がたくさんいます。 また、以前はほとんどの音楽関係者がこのPROTOOLSを持ってていたため、データのやり取りもこのプロツールスのプロジェクトデータでやり取りをされる機会も多くありました💡 MIDI打ち込みや編集はちょっと苦手!フリーのプラグインはほぼ使えない!しかし、皆さんご存知の通り現在では他にも多くの優秀なDAWソフトがあり、MIDI編集という舞台では、もはや最近のDAWには追いつけなくなってきています。 そんな理由から、音楽業界でも様々な種類のDAWを使う方が増え、プロジェクトデータもPROTOOLSで統一でやりとりするということも少なくなってきました。 PROTOOLSはもともと付属のオーディオ編集用プラグインはとても優秀ですが、VSTやAUなどのプラグインを使うことができないためフリーのプラグインなどはほぼ使うことができません。 このような理由からも、PROTOOLSはこれからDTMを始めようと考えている方が打ち込みのために使うために特化しているものではなく、既に入っているオーディオ編集プラグインやプロ用途の高級プラグインを使用してレコーディングしたオーディオ編集するために特化しているDAWソフトといえます💡 DAWの操作画面はこんな感じ! |
LOGIC PRO X(APPLE社)- 海外で人気ナンバーワン!
もし皆さんがMacユーザならば、格安で高機能なLogic Pro Xを使うことができます! Logic Pro XはMacコンピューターで有名なApple社に吸収されてから、Macユーザのためにより安価で高機能なソフトを提供する方針で開発が続けられてきました。 海外での人気はダントツ!付属の音源やプラグインはクオリティーが高い!海外のDTMユーザにはMacユーザが多く、安価で手に入るLogic Pro Xは海外で定番の大人気DAWソフトとなっています💡 価格が安いといっても付属の音源やエフェクトプラグインのクオリティーはとても高く、付属音源だけでもクオリティーの高い曲作りが決めるので打ち込みのユーザーにも人気があります💡 オーディオの編集だってもちろん可能!また、使いやすいピッチ補正機能や簡単なタイミング修正も搭載されているので、自分で歌や楽器を録音して編集をすることも十分に可能! 自動でドラム伴奏をつけてくれる機能もある!Logic Pro Xに付属のDrummerプラグインを使用すれば、リズムが苦手という方でもソフトが自動的にドラム伴奏をつけてくれます。 実はGarageBandのエンジンから作られている!?さらに、このLogic Pro XはIPadのフリーソフトDAWでおなじみのGarageBandのエンジンを元に作られたソフトなので、今現在GarageBandを使っていていよいよこれからパソコンでDTMを始めたいという方にとっては似たようなところもありスムーズに始められるでしょう💡 DAWの操作画面はこんな感じ!Logic X ProはMacのApp Storeから入手できます! |
StudioOne(PreSonus社)- Cubaseの弟分のような存在!一番下のグレードはフリーソフトとして使える!
Studio Oneといえば元Cubase開発チームのメンバーが作ったまだ新しいDAWソフトとして有名で、そのため、デザインや機能についてはCbuaseに似ているところも多くあります! 機能がスッキリしたCubaseのような印象!一方で、Cubaseからあまり使わない機能を取り除いてすっきりさせたりと、機能の面で比較するとCubaseよりも若干少なくなっている印象です。 最下位版はフリーソフトとして提供されている!これまでに紹介してきたDAWはどれも30日間の無料体験版などはあるものの、その後使うとなればすべて有料ソフトとして購入する必要があります。 Studio Oneも、上位版はもちろん購入する必要があるのですが、最下位版(Studio One Free)であれば無料で使い続けることができるのです! 他社製品のショートカットキーに切り替えて使うことができる!今まで他の製品を使い続けていて他の製品に乗り換えようかなと考えたときに困るのが、製品ごとのショートカットキーの違いです。 でもStudio Oneなら他社のDAWソフトのショートカットキーがあらかじめ収録されていて、それぞれのショートカットキーへ切り替えて使うことができます💡これはずるいですね(笑) 優秀なピッチ補正ソフト「メロダイン」付属している!プロの音楽制作現場では、ピッチ補正のためにメロダインというソフトがよく使われていて単体で購入するととても高価なソフトなのですが、なんとStudio Oneはこのメロダインのメーカーと提携していて、DAWを購入するともれなくメロダインがプラグインとして付属してきます! DAWの操作画面はこんな感じ! |
Digital Peformer(MOTU社)- 映像音楽制作にピッタリ!
Digital Performerと言えば、ALAN MENKENさんやDanny Elfmanさんなどの大御所フィルムミュージックコンポーザーも愛用する映像音楽に特化したDAWです! マーカー機能がとにかく便利!まずこのDAWでは、1つのプロジェクトの中に複数の楽曲を制作することができるほか、なんと映像を取り込んで映像の中で重要なシーンにマーカーを打っていくと、そのマーカー間を適切に埋めるテンポの候補を教えてくれるのです💡 演奏者も演奏しやすい工夫がされている!さらに、テンポが一定でない映像音楽では演奏者も複雑な店舗に合わせて演奏しなければなりませんがDigital Performerなら映像にマーカーを表示させることができるので、演奏者はそのマーカーを見ながらテンポに合わせて演奏することができます! 映像音楽を作ろうと考えているならDigital PerformerはかなりおすすめのDAWです💡 DAWの操作画面はこんな感じ! |
ABILITY PRO(INTERNET社)- 楽譜で打ち込みたい方におすすめ!
Ability Proといえば、昔、Singer Song Writerという楽譜を打ち込んでMIDI製作を行うDAWソフトがあったのですが、それが最近になって幅広いDTM制作に活用できるように進化したソフトです。 発売当初から楽譜での打ち込みがメインだったため、現在でも楽譜を打ち込むためのスコアエディタは他社のDAWと比べて格段に使いやすくなっています! そのため、最近では主流のピアノロールはちょっと使いにくいなぁという方が、楽譜で打ち込みながらDTM製作を行うためのソフトとして人気です! ただし、付属の音源エフェクトプラグインなどは、他のDAWに比べるとそこまでクオリティーは高くない印象です。 DAWの操作画面はこんな感じ! |
Ableton Live(Ableton社)- DJパフォーマンスやループでのトラックメイキングが得意!
Ableton Liveといえば、バット型MIDIコントローラーを接続してライブパフォーマンスを行ったり、Ableton Liveに収録された豊富なサウンドライブラリーを使用してリズムや音楽の進行を作成するトラックメイキングに特化したDAWです。 そのため、音楽制作としては主にEDMジャンルを作りたい方におすすめ! 画面は、1画面に多くのパーツを詰め込んでたくさん表示する作りになっているため、小さなディスプレイだと1つ1つの画面が小さくて少々見づらく微調整がしづらいという難点があります。 細かい製作は大きなディスプレイで行い、ライブパフォーマンスはラップトップPCであくまで音を切り替える使い方というように使い分けをするのがおすすめです! DAWの操作画面はこんな感じ! |
FL Studio(ImageLine社)- EDMに強く画面も見やすい!
FL Studioと言えばいいEDMジャンルの制作に特化しているイメージがありますが、実はオールマイティーにどんなジャンルでも作りやすいDAWでもあります! 画面もカラフルに色分けされていて見やすく、とても操作がしやすいソフトです。 FL Studioでは、ソフトに付属のステップシーケンサーを使ってさまざまなリズムパターンが簡単に作れるので、リズムパターン作りが苦手と言う方でも気軽に楽しみながらダンスミュージックを作っていくことができます。 価格もそこまで高額なソフトではないので、気軽にDTMをスタートさせたいという方にもおすすめ! DAWの操作画面はこんな感じ! |
DAWにはどんな種類がある?特徴やおすすめ機能など! のまとめ!
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DAWソフトにも様々な種類がありますね!まだまだ他にもあまり話題に上らないDAWソフトもありますが、今回は比較的人気のあるおすすめDAWを比較しながら紹介していみました!
オールマイティにこなすものから特化したものまで、それぞれに個性があるところがまた音楽制作ソフトらしくていいですね💡
これからDTMをはじめるなら、皆さんはどのDAWソフトを選びますか?^-^ノ