学生におすすめしたいDTM(作曲)の始め方!揃えたいソフト&機材など!予算1万円から始めるDTM!

 DTM(作曲)を始めるには、ソフトや音源、オーディオインターフェイスやスピーカー、ヘッドホンなどの機材を揃えなければならず、費用が掛かるイメージを持っている方も少なくないと思います💡

 確かにソフトや機材などは突き詰めていけばお金がかかりますが、まずは趣味として!DTMで手軽に音楽を作りたい!という気持ちがあるならば、多くのお金をかけずに誰でも気軽に始めることができるのです💡

 今回は、お金がないけど作曲を始めたい!という熱い想いを持っている学生さん向けに!率よくDTMをスタートするためにおすすめしたい!DTMのソフトや機材などを紹介していきます^-^ノ

まずはDAWソフトから揃えよう!

 DTMを始めるために必要なのが「DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)」というソフトです💡

 DAWソフトでは、歌や楽器を録音することはもちろん!パソコン上で入力した音階を、音源と呼ばれる好きな音色で演奏させたり、とにかく音楽制作に必要なすべての機能はこのDAWソフトが1台あれば揃ってしまいます💡

 DTMを始めたいけれどもお金があまり掛けられない、という学生さんは、まずはこのDAWソフトだけ、頑張って購入しましょう!

DAWソフトを使ってできること!

  • 音階を入力してメロディや伴奏を打ち込むことができる!
  • 打ち込んだデータを「音源」をつかって機械に演奏させることができる!
  • DAWを購入すればもれなく音源が付属していていて、ピアノやギター、バイオリン、管楽器などほとんどの楽器の作曲がすぐに始められる!
  • 他社のプラグインという追加機能を取り込んであらゆる処理を拡張できる!
  • 映像を取り込んで映像に音楽を合わせることもできる!

DAWソフトもいろいろ!?種類によってできること、できないことがある!?どれを購入すればベストなのか? 

 DAWにも様々な種類があり、無料のものから有料の各グレード版などがありますが、やはり有料版は比べるまでもなく機能やデザインが優れていて操作も簡単です💡

 そして、有料ソフトなら最も安いグレード版であってもかなり高機能で、作曲をするため必要な機能は不足なく揃っています💡

学生ならアカデミック版で安く購入しよう!

 DAWソフトは、高いものだと50,000円を超えるものもありますが、最も安いグレードであれば10,000円台で購入でき、後に差額で上位版にアップグレードすることも可能です💡

 さらに💡学生さんであればアカデミック版という学生だけが購入できる機能は全く同じで価格だけが安い製品があり、実質約7,000円で本格的なDTMを始めることができるのです💡

 ※アカデミック版は教育に携わる関係者も購入することができます。

学生ならアカデミック版は絶対外せない!

  • 学生であればアカデミック版を通常の4割引程度の価格で購入できる!

Cubase Elementsのアカデミック版がおすすめ!

 製品名  Cubase Elements 
 価格 7,600円
 人気 ★★★★★
 ここがすごい!・日本ではダントツで人気!
・海外では映画「パイレーツ・オブ・ザ・カリビアン」の劇伴作曲家ハンス・ジマー氏が愛用していることで有名
画面が見やすく多機能なのにわかりやすい!
・音楽制作に必要なすべての機能がこの1台に詰め込まれている
・音源やエフェクトプラグインも付属!

 そんなアカデミック版が利用でき、あらゆるDAWの中でも最も機能が豊富で価格も安いソフトが「Cubase Elements アカデミック版」です💡

 Cubaseは、DTMで使用されるプラグインのフォーマットを最初に築き上げた歴史のあるソフトで、他のDAWソフトにできてこのソフトでできない編集は、もはやありません!

 Cubaseには「Pro」「Artist」「Elements」とグレードが用意されていますが、どのグレードを購入しても後に差額で上位版にアップグレードすることができます💡

 ※Cubaseの使い方は当サイトでも「Cubaseの使い方特集」で解説しています。

次はオーディオインターフェイスを揃えよう!

RME ヘッドホンアンプ・DAC Babyface Pro

 DAWソフトをある程度使いこなせるようになったら、次はUSBでパソコンに接続できる「オーディオインターフェイス」を購入しましょう💡

 といっても、こちらは急ぐことはありません💡DAWがあればDTMは十分に楽しむことができます。

オーディオインターフェイスがあると便利な場面とは!?

 では、オーディオインターフェイスがどのような場面で必要になるのかというと、大まかに3つ、「より良い音質で音を聴いて製作する」「マイクを接続して録音する」「演奏時の再生と録音との遅延をなくす」という場面で、持っていると便利になります💡

 もし本格的にDTMを続けるなら、最初の1年目で入手しておくと成長スピードが上がるアイテムでもあります💡

オーディオインターフェイスを導入する目的とは!?

  • パソコン本体からのノイズが無いきれいな音を聴けるリスニング環境を整えるため!
  • 音の奥行きや分離がよくDTMの「ミックス」「マスタリング」という工程で正確なリスニングを行うため
  • 再生Hz、bit数などをより高め高音質でリスニングや書き出しを行うため!
  • マイクを接続して歌や楽器を録音するための電源やプリアンプなどが内蔵されている!
  • レイテンシと呼ばれる音の遅延を最小限に抑えるため!

 学生におすすめなオーディオインターフェイスはSteinberg UR22mkII!

 オーディオインターフェイスにも様々な種類があり価格も様々ですが、最初から高級な機種を購入する必要はありません💡

 こちらのUR22mkII という機種は先程のDAW「Cubase」を販売しているメーカーのオーディオインターフェイスで価格もお手頃!入手しやすく最低限の機能が揃っているのではじめての1台にぴったりおすすめです💡

音源とエフェクトをもっと増やしてみよう! KOMPLETEシリーズの購入を!

 DAW本体にもある程度音源は付いてきますが、DTMを続けているとさらに幅広いジャンルに対応できる高音質な音源、そしてより多くのエフェクトを使いたいと思うようになります💡

 音源やエフェクトは単体で買い揃えても良いのですが、多くの音源を個別に揃えるのは費用がかかります。

音源やエフェクトはセットで購入するのが安くておすすめ!

 そこであまり費用をかけずに多くの音源を揃えたい学生の方におすすめしたいのが、たくさんの楽器やシンセサイザー、サンプラー、エフェクトなどがたっぷり詰め込まれたKOMPLETEというDTMの宝箱

 これだけでも数万種類のサウンドが詰め込まれていて、それでいてマニアックなジャンルにも対応しているのでとても楽しめるセットになっています💡

 プロの作編曲家も大抵持っている製品なので、データのやり取りを行う際にも持っていると活用できますよ💡

歌や楽器の録音用マイクならMXL 2003Aがコスパがよくておすすめ!

 DTMで作った曲を自分で楽器を演奏して録音をしたり、歌を録音するためにはマイクが必要です💡

 マイクと一口に言っても様々な種類がありますが、やはり万能なのは距離で空気感を調整できるコンデンサーマイク

MXL 2003Aはコスパ最高のコンデンサーマイク!?

 そんな中でも特にコスパが良いのは、MXL 2003Aというコンデンサーマイクで、2万円台で購入できるにもかかわらずスタジオでよく使用される定番マイクでもあるNeumman U87Ai(定価28万円)に音がかなり似ていると好評です💡

 フラットでくせがなく、どんな楽器、声質にも相性の善し悪しがなく1本持っておけば万能に使いまわしができるので宅録に最適!

学生におすすめしたいDTM(作曲)の始め方!揃えたいソフト&機材など!予算1万円から始めるDTM! のまとめ!

  • 予算1万円以内:アカデミック版のDAWを買えばDTMを始められる!
  • 予算3万円以内:DAW+オーディオインターフェイスまで揃う!
  • 予算10万円以内:DAW+オーディオインターフェイス+KOMPLETEまで買える!
  • 予算15万円以内:DAW+インターフェイス+KOMPLETE+マイクなど一式揃う!

 これからDTMを始めたいという学生の方は、パソコンさえ用意できればあとは予算1万円あれば今日からDTMを始めることができます💡

 また、予算10万円があれば様々な形態こそありますが、プロの作曲家としての仕事もできる作業は最低限できてしまうのかなと思いました💡

 DTMでは手軽に曲作りが楽しめるのでちょっとでも始めたいな〜と考えている学生の皆さんは今日からでも!まずは安いソフトでDTMを試してみましょう^-^ノ