バンジョーの値段は?購入するならどのくらいの価格帯で選べばよい?

 バンジョーの値段っていくらくらいするの? これからバンジョーを始めたいと考えている方にとって、気になる疑問ですね💡

 バンジョーにも安いものから高級なものまで様々あり、どれくらいの値段が自分に合っているかは用途によっても異なります💡

 今回はそんなバンジョーについて、どのくらいの値段の楽器が流通しているのか、そして目的別のどのくらいの値段のものを購入するべきなのかを紹介していきます^-^ノ

マウンテン・ミュージック向けのオープンバックバンジョーは約20,000円で良質な楽器が購入できる!?

 メーカー  Epiphone
 価格 ¥ 21,600
 おすすめ度 ★★★★★
 ポイント!・とにかく安くて品質が良い!
・実績のあるGibson傘下のEpiphoneによる良質なバンジョー!

 リゾネーター(金属の反射板)が付いていないタイプオープンバックバンジョーであれば、Epiphoneから約20,000円で良質なモデルが発売されています💡

 オープンバックバンジョーは柔らかめの音で、アメリカの古き良きマウンテンミュージックでよく使用され、カントリーミュージックでも使用することができます💡

 リゾネーターバンジョーに比べて音が小さく練習しやすいという特徴に加え、後でリゾネーターだけ購入して取り付けてリゾネーターバンジョーとして使うこともできます💡

最も安いリゾネーターバンジョーは約30,000円!ただし音色は独特!?

 メーカー  Aria
 価格 ¥ 29,252
 おすすめ度 ★☆☆☆☆
 ポイント!・とにかく安い!
・ただしバンジョーらしい音は出ない!?

 一般的なリゾネーター付きのバンジョーとして、国内で最も安い値段で入手できるのがこちらのAria製のリゾネーターバンジョー SB-10💡

 バンジョーをできる限り安く入手したいと考えて検索している方は、Amazonなどで一度はお目にかかることがある機種だと思いますが、こちらはあまりおすすめできません

 というのも、バンジョーを始めたい方はあのバンジョーの軽快な音色が好きで始めたい方がほとんどだと思いますが、この機種では皆さんが求める軽快な音は残念ながら出ないのです。

 バンジョーのリゾネーター部分はとても高額なもので、響きを左右する重要なパーツです!リゾネーターで音色が決まると言っても過言ではありません!

 購入後に後悔しないためにも、本格的にバンジョーを始めるならもう少しだけ予算を増やしてほしいと切に願います。

本格的にリゾネーターバンジョーを始める最低予算は約70,000円!?Recording King RK-R35がボーダーライン!練習用におすすめ!

 メーカー  Recording King
 価格 ¥ 69,800
 おすすめ度 ★★★★☆
 ポイント!・リゾネーターバンジョーのボーダーライン!
・本格的なバンジョーのサウンドがしっかりと出る
・国内で購入できる本格的なリゾネーターバンジョーの中で最安値で購入できるモデル
・Recording Kingは老舗としての実績があり信頼できる!

 バンジョーという楽器は、如何にリゾネーターにお金をかけるかでサウンドが変わってきます💡

 では、いくらくらいの値段の機種ならば本物のバンジョーの音色が出るかというと、こちら約70,000円で購入できるRecording KingのRK-R35という機種が、きちんとしたバンジョーの音色が出るボーダーラインといえます💡

 バンジョーが好き!音色が好き!という方がバンジョーを始めるならこのモデル以上の機種を購入することをおすすめします!

 実際に音色を聴いてみてください💡バンジョーとしてはしっかり役割を果たす音色を奏でることができます💡

Recording King RK-R35の音色!(上位機種RK-36の後半)

ライブにも使用するなら予算は約100,000円以上!?Recording King RK-R37-SNがおすすめ!

 メーカー  Recording King
 価格 ¥ 117,000
 おすすめ度 ★★★★★
 ポイント!・同じくRecording Kingから発売の上位機種
・深みがあり高音が美しく、キンキンしないのでライブで使用しやすい万人受けする音色
・メイプル単板バックのリゾネーターを使用!

 本格的にライブで使用するのであれば、値段は100,000円以上のバンジョーから選ぶのがおすすめです💡

 リゾネーターバンジョーは、質が上がるにつれて軽快さだけでなく深みのある温かい深みのある音色が加わってきます。その上でもちろん軽快さは忘れないところもポイント!

 さらに、どのような質が上がるかといえば、チューニングの安定性フレットによるチューニングの音痴がない、などが値段の高い楽器はより優れています💡

 なかでもこちらのRecording King RK-R37-SNという機種は、Recording KingとHoscoが共同開発したモデルで、リゾネーターバンジョーの良いとこ取り!といった製品になっていておすすめです💡

大人気メーカー Gold Starなら値段は150,000~300,000円以上の楽器も!?

 メーカー  Gold Star
 価格 ¥ 150,000~300,000以上
 おすすめ度 ★★★★★
 ポイント!・予算があるなら!どこまでも上を目指すのもGood
・バランスの良い音色!

 100,000円以上の楽器は、値段というよりもそれぞれの楽器の個性で好みが分かれるところですが、バランスの良さでいえばGold Starというメーカーがとても人気!

 ただ、ここまでの価格を出すならば多くのバンジョーを弾き比べて吟味したり、やはり最初の1本目ではなく2本目以降の選択になるのかなと思います💡 

バンジョーは日本では数が少なく、なかなか試奏できない貴重な楽器!?購入する際の注意点とは?

 楽器屋へ足を運んでも、バンジョーを取り扱っている楽器はなかなかなく、東京の大手楽器店でも、たまに中古で入ってきた楽器を取り扱っている程度にしか置いてありません。

 日本全国で見れば、バンジョーの現物を見て試奏しながら選ぶのはとても難しいことなのです。

 それでも、日本への輸入数が少なかった以前と比べると、現在はかなり流通量は増えつつあり、少なくともネット通販などで手軽に購入できるようになったことでバンジョーへのハードルはかなり下がりました💡

購入する際の注意点!

Point!

  1. 音色は必ず確認してから購入すること!
  2. はじめての購入時は、安すぎる楽器や高すぎる楽器は避けること!
  3. メンテナンスが難しい楽器なので、できる限り状態の悪い中古は避ける!

 バンジョーを購入する際の注意点は上の3つです!

必ず音色を確認してから購入する!

 バンジョーはギターほど顕著に当たり外れのある楽器ではありませんが、購入前にはかならず購入する機種がどのようなサウンドなのか確認してから購入しましょう💡

 これは通販で購入する場合でも同じです💡事前に確認しておけばそこから大きくハズレることはほぼありません💡

はじめての購入時、安すぎる楽器や高すぎる楽器は避ける!

 あまりに安すぎる楽器はやはり希望に沿わない可能性があります。もちろん、事前に音色を確認して気に入ったならばそんな素敵なことはありませんが💡

 そして、高すぎる楽器も注意が必要です💡ある程度数年間バンジョーに触れて、音色や操作感などの違和感を感じてからより良い物を見つけてグレードアップをするのが良い楽器の見つけ方といえます💡

メンテナンスが難しいため、状態の悪い中古は避ける!

 バンジョーは新品を購入すればそれほどメンテナンスに困る楽器ではありません💡

 でも、改造されたりガタガタの状態になってしまった状態の悪い中古を購入するくらいなら、新品を購入したほうが費用もかからず時間も有効に使えます💡

バンジョーの値段は?購入するならどのくらいの価格帯で選べばよい? のまとめ!

  • オープンバックバンジョーは20,000円台から品質の良いものがある!
  • リゾネーターバンジョーを購入するなら最低70,000円の値段を考える!
  • ライブで使用する目的であれば100,000円以上の機種がおすすめ!
  • 100,000円以上の楽器では、チューニングが安定していたり、リゾネーターの反射板に銘木の単板を使用していたり、フレットの音痴がなかったり細かく調整されている!
  • 100,000円を超えて数十万円の楽器では、個体差による好みが大きく、実際に楽器に触れて音色を聴いて選ぶのがおすすめ!

 バンジョーはなかなか入手のハードルが高い楽器ですが、手に入れてしまえば演奏は意外と簡単ですぐに複雑な曲も弾けるようになります💡

 そして、バンジョー好きはあの軽快な音色が好きでバンジョーを始めたいという方がほとんどだと思うので、やはり購入後に失敗のないように音色はしっかりと確認してから購入しましょう^-^ノ