ピアノや大きなスピーカー、アンプ、コンソール、机、椅子など の重たい機材を運ぶのってとても大変ですよね!?
台車に乗せるにしても一度持ち上げなければならないし、段差がある場所へ運びたいときにはスロープを作ってもなかなか力が必要です💡
うちのスタジオでも今度機材の入れ替えを行うのですが、少々入り組んでいるため改装のために重たい機材を持ち上げる必要があります。その準備として1本のロープで200kgまで持ち上げられる滑車式のロープホイスト(ESCO EA980CH-10)という製品を購入したところとても素晴らしい商品だったので紹介したいと思います^-^ノ
ロープホイストとは?
ロープホイストとは、動滑車1つを使うごとにロープの移動距離を2倍にして、代わりに持ち上げる力を1/2にできるという原理を活用したホイスト(巻き上げ装置)のことです。
上の図では動滑車が1つなので10kgの重りを約5kgの力で持ち上げることができます。実際には滑車とロープの間で摩擦があるのでもう少し力が必要ですが大まかに1/2になると覚えておきましょう💡
動滑車を増やせばより少ない力で重たいものを持ち上げられる!
重さが1/2になってもまだまだ持ち上げるのが大変です。そこで、動滑車の数をさらに増やして先程の構造を連結させていくとどうでしょう?
例えば動滑車を3つ使用すれば100kgの荷物も1/6(約16.7kg)の力で持ち上げることができるのです💡楽々ですね♪
動滑車を使った便利な製品が安く購入できる!
そんな動滑車の原理を使った製品ですが、実はとっても安くて使いやすいものが市販されていてすぐに入手できます💡
実際に届いた商品は画像よりもかなり大きかった
こちらが実際に届いた「ESCO(エスコ)200kg ロープホイスト EA980CH-10」という製品💡Amazonの商品写真でみたよりも実物はかなり大きくがっしりと作られていました。
ロープの太さは20mx7mmと太く持ちやすく、実用で200kg重さを5mの高さまで持ち上げることができます。
この製品では1/7の力で持ち上げられるので200kgだと約28.6kgの力が必要で、大人2人もいれば余裕で作業が進められそうですね💡
実際に使ってみると滑車も動きがスムーズで太いロープは持ちやすくて滑りにくく、安全に作業を進めるために1つ持っていると安心感のある製品でした💡
もう少し安い製品もある!
実はAmazonでホイストロープの製品を調べているとき、なんと1,500円で購入できる激安の製品も発見しています💡
ただし、こちらはロープの太さが5mmという点と、最大100kgまでの耐久性、そして構造的に1/6までしか軽くできないということで、先程紹介したESCOの方を選びました。
ロープの太さが5mmということで、あまり重たいと作業が大変そうです^-^;60kgくらいまでの機材の運搬なら良さそう💡
ホイストロープを使うなら三脚などしっかりとした土台を用意しておこう!
では、ホイストロープの滑車はどこに掛ければよいの?という話になりますが、多くの場合は3脚を使うことになります💡
このような3脚のヘッド部分のパーツが購入できるので、支柱部分は金属のパイプや木の支柱など用途によって自分で選びましょう💡
こちらの製品なら42mm~78mmまでのパイプ(金属製や木製)であれば装着が可能です💡
100kg以上の重い機材も楽々持ち上がる!?滑車を使ったロープホイストがすごい! のまとめ!
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ということで今回はDTMで使う大きな機材などを安全に運ぶためのロープホイストを紹介しました💡ピアノやスピーカー、アンプの他にも、防音室を自分で作りたいという方にも天井を持ち上げる際にとても便利です💡
機材の入れ替えなど重たいものを持ち上げる必要がある場合には無理をせず、楽々持ち上げることのできるロープホイストを使ってみると便利ですよ💡
また、実際に作業を行う際にはしっかりと計画を練って安全を確保しながらけがのないように進めましょう^-^ノ