DTMをやっていると困るのがケーブル類の収納です。ジグザグに折りたたんで針金でまとめると折り目が付いてしまうし、普通に丸めるとねじれが生じて断線の原因になったり、雑に箱に詰め込むなんてケーブル同士が絡まってしまってもってのほか💡
これらの収納方法だといざ使おうと思って取り出すと、ケーブルがぐにゃぐにゃして使いにくく、しかもなかなかほどけません。
よくTV局の方がケーブルをくるくるくる〜っと投げて伸ばしていますが、どうしてあんなに綺麗にまっすぐほどけるのでしょうか?
実は冒頭に載せた写真のケーブルは、プロが現場で使っているきれいにほどける巻き方をしています💡一見するとただくるくる巻いただけに見えますが、実は八の字巻と言って、ケーブルを扱うプロなら誰もが日常的にやっている伝統的な巻き方なのです💡
今回はそんな八の字巻のやり方を動画で紹介していきます^-^ノ
八の字巻とは?
八の字巻とは、ケーブルを巻く時に捻じれが生じる方向と逆方向にねじりを加えながら巻いていくことで、巻き終わった状態でねじれがまったくない状態にするケーブルの巻き方です。
ケーブルがまっすぐの状態で保存されるため、使用するときも、するすると絡まることなく伸びて断線のリスクもほぼなくなりケーブルの寿命が格段に伸びます。
八の字巻はTV局や音楽スタジオなどケーブルを頻繁に扱う場所でプロが実際に使っている保存方法です。
やり方さえ覚えてしまえば簡単なので皆さんも覚えていきましょう💡
八の字巻のやり方
まず1ループ目は多くの方が普段行っている巻き方で輪っかを作ります。そして2ループ目、映像のようにケーブルを時計回り(内側)にねじって輪っかを作ります。
あとはそれを交互に繰り返していってケーブルがすべてまとまるまで続けていきます。
1ループごとにねじれを解消しながら巻いていくので、巻き終わったケーブルを床に置いてもバネのようなエネルギーがありませんね💡
ケーブルがするするほどける!?長持ちする八の字巻 のまとめ
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ケーブルは何も考えずにくるくると巻いていくと、使うたびに違ったねじれが生じて細かい線が少しずつ断線していく原因にもなります💡
そうならないためにも、ケーブルに優しく寿命が伸び、使うときにもすぐほどけて使いやすい八の字巻を是非DTMにも取り入れてみてください^-^ノ