今回はオーケストラの要素について見ていきます。多くの楽器が鳴り響く楽曲はどのように構成されているのか見ていきましょう♪
オーケストラ曲の要素は8つの構成に分解できる
オーケストラの曲は難しそうですが、要素を分解してみると各楽器は次の8つに分けられます。
さらに、これらの要素は全て使わなければならないというわけではなく、必要に応じて例えば「メロディと和音」のみ、や「メロディとオスティナート」のみなど組み合わせて規模を調節していきます。
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メロディ
メインの旋律、一番聴かせたい音なので埋もれないよう楽器を選びましょう。また楽器は1つだけでなく楽器を組み合わせて好きな音色を作り出すことができます。
バス
一番低い声部を担当する楽器です。和声の基本形、転回形などを意識しながら、対旋律(後述)になるように入れていくと曲が素晴らしくなります。
和音
輪郭のはっきりしないほわほわとした音を入れることで曲がすかすかにならなくなります。
Point!
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対旋律
メロディを引き立てる役割、メロディよりも目立たないようにしましょう。
※ただし旋律と対旋律が入れ替わるような表現をする場合には主役にしてあげます。
Point!
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リズム
リズムを刻んでノリをつける。中低音の楽器が使われることが多いですが、高音域でリズムを刻むこともできます。踊るようなフルートにもリズムがありますよね。
Point!
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通奏低音(ペダルポイント)
中でもよく使われるのが同じ音がずっと長く演奏され続ける保続低音(ドローン)と呼ばれる要素です。低音と書いてありますが、バイオリンなどの高音で伸ばすこともあります。
Point!
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フィル・イン
メロディーの動きのない場所に合いの手を入れる、短い対旋律のイメージです。
Point!
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オスティナート
ある短いフレーズを繰り返し続けることで、コードチェンジに合わせてリズムは変えずにノートだけ入れ替えることもできます。ハリウッドの弦などでは多用されていますね。
まとめ
これらの要素をいろいろな楽器に担当させてオーケストラが成り立っているんですね。
今回はオーケストラ楽曲の構成について紹介しました、知っている曲でこれらの要素がどのように使われているか聴き直してみると面白いかもしれません^-^ノ