CubaseでDTMの作業を行っていると、トラック上のあるMIDIノートだけをミュートにしたい場合や、あるイベントのみをミュートにしたい場合があります。
トラック全体をミュートにしたいときは、各トラックに付いているミュートボタンを押せば簡単にミュートにできますが、トラック上のある音だけをミュートにするためにはどうしたらよいのでしょう?
そこで登場するのが「ミュートツール」です。今回はそんなCubaseのミュートツールについて、使い方と使い所を紹介していきます^-^ノ
ミュートツールとは
Cubaseのツールセクションにある「×」のマークがミュートツールです。
Cubaseではミュートツールを選択した状態で目的のMIDIノートやイベントをクリックすることでミュートにすることができます。
実際に使い方の例を見ていきましょう💡
一部のMIDIノートのみをミュートにする方法
ミュートツールを選択した状態でミュートにしたいノートを囲うと、対象のノートが灰色(ミュート)状態になります。
打ち込みの際に複数の打ち込みパターンを用意して、ミュートにしながら比較して作っていくと便利です💡
特にドラムセットやパーカッションなどのリズムパターン作りで役立ちます。
一部のイベントのみをミュートにする
ミュートツールを使ってミュートにできるのはMIDIノートだけではありません。
Cubaseでは、AudioイベントやMIDIイベントそのものも、ミュートツールを使ってミュートにすることができます。
イベントのミュートはテイクコンピング作業で大活躍!
イベントのミュート機能が活躍するのはなんといっても「テイクコンピング」の場面!
複数のテイクから良い場所だけを選りすぐるテイクコンピングでは、毎回トラックごとミュートにしていては時間がかかってしまいます。
そこで、場面ごとにカットしたオーディオをミュートツールを使って聴き分けていけば作業時間を短縮させることができてとても便利です💡
まとめ
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今までミュートツールの存在を知らなかった方も、存在は知っていたけど使い所がわからなかった方も💡知っていると大活躍のCubaseのミュートツールを是非DTMに取り入れて効率アップに繋げてみてください^-^ノ