【Doricoの使い方①】プロジェクト作成&効率が10倍上がるおすすめ初期設定を紹介!

 今回は楽譜浄書ソフト「Dorico」の使い方! 第一回目として、

  • 知っていると効率10倍!のおすすめショートカット設定!
  • プロジェクトの新規作成方法(作成・保存・開く)

 を紹介していきたいと思います💡

 具体的にはこちらの4つについて解説します💡

 ちなみに💡

 まだDoricoをお持ちでない方は「Dorico SE」版を無料で入手できるので、使ってみてくださいね💡

 それでは本編へ参りましょう^-^ノ

Dorico起動画面について!

 こちらがDoricoの起動画面です💡

 ソフトのバージョンなどによって、表示されている内容が異なるかもしれませんが、どのバージョンでもできるように解説します💡

プロジェクトを作成する方法は2つ!

 Doricoでプロジェクトを作成する方法は2つあります💡

  • 「用意されたテンプレートから選んで」作成する方法
  • 自分で「1つずつ楽器を選んで」作成する方法

 です💡

テンプレートから選ぶ方法

 Doricoのは豊富なテンプレートが用意されています💡

 ここから選ぶことで、簡単にプロジェクトを作成できます。

自分で楽器を選ぶ方法

 もう一つは、自分で一つずつ使用したい楽器を選んでプロジェクトを作成する方法です。

 こちらは少し難しく面倒なので、最初は使わなくても良いと思います💡

プロジェクトを作成してみよう!

 それでは、今回は初心者でも簡単すぐに使える!テンプレートを使用してプロジェクトを作成してみましょう💡

 テンプレート一覧から「合唱及び声楽」をクリックします。

 次に、表示された一覧から「ソロの歌声とピアノ伴奏」を選択します💡

 選択したら「テンプレートから新規作成」をクリックします💡

 これでプロジェクトが作成できました💡

プロジェクトを保存してみよう!

 早速プロジェクトを保存してみましょう💡

 メニューバーの「ファイル」>「保存」から保存します。

 プロジェクトを保存する場所(フォルダ)を決めて、名前をつけて保存すれば、無事にプロジェクトの保存が完了です💡

プロジェクトを開いてみよう!

 それでは、先程保存したプロジェクトを開いてみましょう💡

 プロジェクトを開く方法次の2つです💡

  • 「最近使ったプロジェクト」一覧から開く
  • 「ファイルをダブルクリック」して開く

 それぞれ一緒にやってみましょう💡

「最近使ったプロジェクト」一覧から開く方法

 Doricoを起動して「最近使用したプロジェクト」タブを押すと、画面中央に先程保存したプロジェクトが表示されています。

 こちらを選択しましょう。

「選択したプロジェクトを開く」を押せば先程のプロジェクトが開きます💡

ファイルをダブルクリックして開く方法

 もう一つは、直接ファイルをダブルクリックする方法です💡

 先程保存した場所(フォルダ)に移動すると、プロジェクトファイルが作成されているので、ダブルクリックして開くことができます💡

Doricoショートカットを使いやすくカスタマイズしよう!

 Doricoは、初期設定では少々使いづらい点があるので、作業効率をUPさせるためにショートカットをカスタマイズしましょう💡

 今回紹介するおすすめ設定はこちら💡

  • 再生を「P」から「スペース」に変更
  • テンキーの「.」で付点音符を入力できるように変更
  • 音符の高さを「」「」で変える
  • 音符の長さを「+」「」で変える
  • 再実行を「Command+Shift+Z」「Ctrl+Shift+Z

 早速設定しましょう💡

 まずはメニューの「Dorico」>「設定」を開きます。

 「キーボードショートカット」を選択します。

 これで設定の準備ができましたので、1つずつ設定していきましょう💡

「スペースキー」で再生と停止をするショートカットを割り当て!

 まずはこちら💡 Doricoでは初期設定で「P」が再生になっているのですが、多くのソフトでは「スペースキー」で再生と停止ができます!

 ということで、変更して使いやすくしましょう(o’ω’o)

 検索窓に「再生を開始」と入力します。

「再生」が表示されたら、左側のマークをクリックして展開します。

 同様に「再生を開始または停止」を展開します。

「選択」をクリックします。

 続いて、右側「ショートカッ…」という箇所をクリックして、キーボードの「スペースキー」を押します。

 このように「Space」と記入されたのを確認しましょう💡

 確認できたら「キーボードショートカットを追加」をクリックします💡

 既に他のショートカットに割り当てられている、との旨が表示されますが、OKを押して問題ありません。

 これで無事に追加されました💡

テンキーの「.」で付点音符を入力するショートカットを割り当て!

 続いて、テンキーの「.」ボタンで付点音符を入力するショートカットを割り当てましょう💡

 検索窓に「付点音符」と入力します。

「音符の入力」を展開して現れた「付点音符」をクリックします。

 先程と同様に、今度はテンキーの「.」を割り当てれば完了です💡

音符の高さ(音程)を「↑」「↓」で変える!

 次は「上下キー」で音符のピッチ(音程)を変えるショートカットを設定しましょう💡

 検索窓に「ピッチ」と入力します。

「音符の編集」を展開します。

  • 「1ステップでピッチを上げる」
  • 「1ステップでピッチを下げる」

 この2つを設定します💡

 まずは「1ステップでピッチを上げる」にキーボードの「↑」キーを割り当てます。

「1ステップでピッチを下げる」にはキーボードの「↓」を割り当てましょう💡

音符の長さを「+」「-」で変えられるように割り当てる!

 次は、テンキーの「+」「-」で音符の長さ(音の長さ)を変えられるように設定しましょう💡

 検索窓に「デュレーション」と入力して検索します。

 まずは「デュレーションを延長」を探して設定しましょう💡

「デュレーションを延長」にはテンキーの「-」を割り当てます💡

 

 次は「デュレーションの短縮」です💡

「デュレーションの短縮」にはテンキーの「+」を割り当てます💡

「再実行」のショートカットキーを割り当てる!

 つぎは「再実行」のショートカットキーを割り当てます。

 よく、編集で失敗したときに「元に戻す」というショートカットキーがありますが、戻しすぎたときに進めるショートカットがこの「再実行」です。

 Doricoではもともと「⌘(Ctrl)+Y」に割り当てられていますが、他のソフトでもよく使用される「⌘(Ctrl)+Shift+Z」も割り当てておきましょう💡

「再実行」を検索します。

「編集」を展開します。

「再実行」を選択します。

 今までのショートカットキーと同様に、Macなら「⌘+Shift+Z」Windowsなら「Ctrl+Shift+Z」を割り当てましょう💡

 これですべてのショートカットキーの割当が完了です💡

今回のまとめ♪

 今回は「プロジェクトの作り方(作成・保存・開き方)」と5つの便利なショートカットキーを紹介しました💡

 実際に、今回設定したショートカットキーでどんなことができるのか? については、文章では少しお伝えするのが難しいので、興味がある方は、Youtube動画内で紹介している「今回紹介したショートカットでできること」をご覧ください💡

 Doricoの使い方については今後も少しずつ紹介しますので、興味がある方は是非また見に来てくださいね^-^ノではでは