ブルーノートとは?ブルース・スケールから見るブルーノートの役割と使い方について!

 ジャズやブルースなど、古き良き時代にアフリカの様式がアメリカに渡って誕生した音楽にはブルーノートと呼ばれる情緒あふれる素敵な音が存在しています。

 そんなブルーノートを含んだスケールは、海外では「ブルース・スケール」と呼ばれていて現在でもブルージーな音楽を演奏する際に多く使われているのですが、ブルース・スケールにもいくつかの種類があるのをご存知ですか💡

ブルース・スケールにもマイナースケールやメジャースケールがあったり、見方を変えるとペンタトニックスケールの派生のような形になったり、種類によって使い所や雰囲気もガラッと変わってきます💡

 今回はそんな哀愁漂うブルーノートについてや、ブルーノートを含むブルーススケールの種類を知って、ブルーノートを上手に混ぜられるようになる知識を学んでいきましょう^-^ノ

ブルーノートとは?

 その昔アフリカからアメリカへ連れてこられた黒人たちが、元々アメリカにはなかった独特の音程を使って歌を歌い始めました。

 その独特の音にはとても哀愁があり、情緒や憂いある切ない響きだったため、奴隷として連れてこられ、故郷を思い出すアフリカ人の切ない感情に重ねブルーノートと呼ばれるようになったと言われています(諸説あり)。

ブルーノートの音程は曖昧で、ピアノで表現するには2つの音を鳴らして中間の音程を表現するのが始まり!

 ブルーノートの正確な音程は、西洋式の五線上にはなく表すことができず、同じ理由でピアノを使って単音で弾くこともできませんでした。

 そのため、西洋式の譜面でブルーノートを表現するときには「装飾音として中間の音を表したり」、「特定の音の隣の音を合わせて演奏する」ことでその曖昧な音程を作り出す様式に変わってきたのです。

ブルーノートを表す際に「必ず使う音程」もブルーノートと呼ばれるようになった!

 そして現在では、ブルーノートの曖昧な音程を表現するために必ず使う音のことを単音でもブルーノートと呼ぶようになってきました💡

 つまり上の譜面の例であれば、現在ではE♭の音がブルーノートと呼ばれています。

マイナー・ブルース・スケール

 ブルーノートを使って構成された世界的に最もポピュラーなースケールがこのマイナー・ブルース・スケールです💡

 ブルーノートを使ってクールなブルースの雰囲気を出したいなら、このマイナー・ブルース・スケールを使えば簡単にブルースらしい響きを得ることができます💡

メジャー・ブルース・スケール

 こちらはメジャーブルース・スケールと呼ばれ、見方を変えると、メジャー・ペンタトニック・スケールに「♭3」のブルーノートを足した構成音になっているため、多くの方にとって馴染みの深い音階ではないでしょうか?

 そしてこのメジャーブルーススケール、実はマイナー・ブルース・スケールを短三度下げた(Aマイナー・ブルー・ス・スケール)と全く同じ構成音になっていることがわかります。

Aマイナー・ブルース・スケールの構成音を確認!

 こうしてみたときに、マイナー・ブルース・スケールでの「♭5」の音と、メジャー・ブルース・スケールでの「♭3」の音共にブルーノートとして扱われていることがわかります💡

 C調がAm調に一時的に転調するように、ブルース・スケールでもこのように一時転調をした際にどちらの調に対してもブルーノートとしての働きを持つので、最も違和感なく手軽に使えるブルーノートとして演奏に取り入れられています

ブルーノートやブルース・スケールの練習方法は?

  1. まずは演奏したい楽器でメジャー・ペンタトニック・スケールの練習をする!
  2. 次に、メジャー・ブルース・スケールの練習をする!
  3. 「トニック、サブドミナント、ドミナント」コードの根音をそれぞれ主音とするメジャー・ブルース・スケールの練習をする!
  4. 「トニック、サブドミナント、ドミナント」コードの根音を主音とするメジャー・ブルース・スケール7thの音を加えたスケールを練習する!
  5. マイナー・ブルース・スケールの練習!

 ブルーノートやブルース・スケールについて説明してきましたが、いざ実際にこれを使うとなるとどうやって使ったら良いのか悩みますよね!?

 そこで、ここからはブルーノート、ブルーススケールを効率良く使うための使い方や、練習方法を紹介してきます💡

 といっても、ブルーノートを自由に使えるようになるためにはやはり練習が大事なので、まずは効率の良い練習方法から見ていきましょう💡

(1)メジャー・ペンタトニック・スケールの練習!

 ブルーノートを学ぶのにペンタトニックスケールから始めるの?と思われるかもしれませんが、ペンタトニックスケールとブルーノートはとても相性が良いので指のトレーニングだと思って練習してみましょう💡

(2)メジャー・ブルース・スケールの練習!

 ペンタトニックスケールの音の運びに慣れたら、次はメジャー・ペンタトニックスケールに♭3の音を足したメジャー・ブルース・スケールの練習をやってみましょう💡

トニック、サブドミナント、ドミナントコードの根音を主音とするメジャー・ブルース・スケールの練習をする!

 トニック、サブドミナント、ドミナントコードの中でも主要3和音(C調ならC、F、Gコード)について、コードの根音を主音とするそれぞれのメジャー・ブルース・スケールの練習を行っていきます💡

 文章で書いても難しいので、まずは上の楽譜をひたすら練習してみましょう💡

トニック、サブドミナント、ドミナントコードの根音を主音とするメジャー・ブルース・スケールに7thの音を足したスケールの練習をする!

 続いて、先程のスケールに7thの音を足したスケールを練習していきます💡元々ブルースでは7thの進行が主で、マイナー・ブルース・スケールの♭7の音をよく見ると7thの音であることがわかります💡

 ここではマイナー・ブルース・スケールの準備段階として7thを足した音に慣れておきましょう💡

マイナー・ブルース・スケールの練習!

ブルーノートとは?ブルース・スケールから見るブルーノートの役割と使い方について!

  • ブルーノートは、昔アフリカからアメリカへ連れてこられた黒人たちが、元々アメリカにはなかった独特の音程を使って歌を歌い始めたのがきっかけで、その音がとても情緒や憂いある切ない響きだったため、ブルーノートと呼ばれるようになったと言われている!
  • ブルーノートをピアノで表現するためには2つの音を鳴らして西洋の音階にはない中間の音程を表現する!
  • のちに、ブルーノートを表現する際に必ず使用する西洋音階に含まれる音もブルーノートと呼ぶようになってきた。
  • ブルノートを含むスケールには、「マイナー・ブルース・スケール」と「メジャー・ブルース・スケール」がある!
  • 特にメジャー・ブルース・スケールはペンタトニックスケールに♭3のブルーノートを加えたもので、比較的かんたんにブルーノートを使えるスケール!
  • ブルーノートの練習は、まずはメジャー・ペンタトニック・スケールを覚えてからメジャー・ブルース・スケールを練習する!
  • その後、トニック、サブドミナント、ドミナントコードの根音を主音とするメジャー・ブルース・スケールの練習をして、慣れてきたら7thの音を足して練習を進める!
  • メジャー・ブルース・スケールを自由に演奏できるようになったらマイナー・ブルース・スケールの練習をはじめる!

 ブルーノートやブルーノートを使ったジャンル、曲は様々で、その使い方もとにかくスケール上を行き来するものから、要所にブルーススケールを取り入れてアクセントに使うものなど、とにかく自由に使うことができるのが良いところでもあり、理解が難しいところでもあります💡

 今回はそんな中でも、まずはブルーノートって何?というところから、とりあえずなぞるだけで雰囲気が出るメジャー・ブルース・スケールとマイナー・ブルース・スケールについて取り上げて説明をしました💡

 ガッツリブルースを演奏したい!ジャズを演奏したい!となるとかなりの知識が必要ですが、まずは気軽にブルーノートを取り入れてアメリカンな雰囲気を楽しみたいという方は今回紹介したスケールを練習してみてください^-^ノ

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