ギター弦の巻き方!ペグへの巻き始めはどう処理するのがベスト?チューニングを安定させるための方法!

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 ギターなどの弦楽器では弦をペグという巻取り機に巻いて張っていきますが、ペグへの巻き始めをどのように処理すれば緩みにくいのかは教本などでもなかなか解説されていません💡

 また、ペグには弦を2〜3周巻きつけるのが慣習になっていますが、最初にどのくらい弦を余らせて巻き始めれば良いのかもわかりずらく、必要以上に多く巻いてしまったり逆に足りなくなって弦を無駄にしてしまったりということもあるかもしれません。

 今回はそんなギターの弦交換について💡テンションが緩みにくくチューニングが安定する巻始めの一工夫と、巻き始めにどのくらい弦を余らせて交換すればよいのかを紹介していきます^-^ノ

巻き始め、弦の余りは1フレット分の長さを目安に!

 弦を巻き始める前に、まずは弦をどれくらい余らせて巻き始めれば丁度よい巻き数になるか目安を覚えておきましょう💡

 以前ギター工房で聞いたところ、職人は目安として1フレット分の長さを余らせているそうで、太い弦の場合は1.5フレット分くらい余らせてもOKとのこと。

 実際に試してみるときれいに2~3巻程に収まるのでおすすめです!是非試してみてください💡

(1)まずは弦をペグ穴に通してぴんと張る!

 まずは、弦をペグの穴に通してしっかりと伸ばしておきます。

 このとき、弦がブリッジのピンから外れないかも同時に確認しておきましょう💡

(2)弦を1フレット分緩める!

 弦が外れないことを確認したら、弦を1フレット分の長さ緩めます。

 弦を緩めたら長さが変わらないようにしっかりと押さえておきましょう💡

弦をペグに巻いていく!巻はじめが緩みにくいポイント!

 それではペグを巻いていく工程に入っていきますが、巻き始めの弦を一工夫するだけで緩みにくく安定したチューニングが得られます💡

 ここからは巻き始めの処理をわかりやすいよう大きな模型を使って説明していきます。

(1)弦の先端を”実際に巻く方向に沿って”半周させる!

 まずは、弦を通して出てきた先端側を、実際にペグに巻きつける方向へ半周させます。

 半周させたら、弦の下をくぐらせるように通しましょう💡

(2)先端を上に引っ張る!

 下をくぐらせた先端部分を上に引っ張ります。このように2本の弦が絡む状態になっていればOK💡

(3)あとは普通にペグを巻いて弦のテンションを上げていく!

 先端部分を上に引っ張ったまま、あとはペグを巻いて弦のテンションを上げていきましょう💡

 最初のうちはうまく巻けなくても弦が張っていくにつれて徐々に形が整ってきます。

 この方法で巻き始めると、弦の交差部分がこのように噛み合っているのでテンションが上がるほど噛み合う締付け力が増してなかなか緩むことがありません💡

ペグを巻くのが遅くて作業しづらいという方におすすめ!ストリングワインダーをGET!

 ペグをもっと素早くくるくる〜と巻きたい方は数百円で購入できるストリングワインダーを使うと便利ですよ💡

(4)余った先端部分をニッパーでカットする!

 弦を2、3周巻いてある程度しっかりと締まってきたら先端部分を2~3mm残してニッパーでカットしましょう💡

 弦が長く残っていると意外と硬く、手を切ってしまったり刺さってしまう原因にもなるので安全な長さに仕上げておくと怪我がなくて安心です。

 しっかりと噛み合っているので数ミリ残しておけばまず外れることはありませんよ💡

ギター・ベース用のニッパーがあると便利!

 弦のカットにはニッパーがあると便利です!ギターの弦は意外としっかりしていて、爪切りなどカットしようとするとは刃が欠けてしまって壊れてしまいます。

 また、ペンチなどでは刃が分厚く短くカットすることができないためギター専用のニッパーを1つ用意しておくのが仕上がりもきれいでおすすめです💡

ギター弦の巻き方!ペグへの巻き始めはどう処理するのがベスト?チューニングを安定させるための方法! のまとめ!

  1. ギター弦を巻く際、1フレット分の長さを余らせて巻き始めると丁度ペグに2~3巻き程の長さになる!
  2. ペグへの巻き始めは、まず先端部分を半周巻いてブリッジ側の弦と噛ませた状態で巻いていくとテンションが上がるごとに締まって緩みにくくなる!
  3. 弦を巻くときはストリングワインダーを使うとコストも掛からず楽にスラスラと素早く巻けるのでおすすめ!
  4. 弦の先端部分はニッパーを使って怪我をしないようにしっかりと整えておこう!

 ペグの巻き始めは、ただ穴に通して切っておしまい!という方も多いかもしれませんが、ほんの一工夫!ひと手間かけるだけで弦のテンションが抜群に安定してチューニングも合わせやすくなります💡

 これから弦を交換しようかなと考えている方は1度この方法を試してみてください^-^ノ