TAB譜を使ってギターの練習を進めていく中で多くの人が直面する壁が、TAB譜の押さえ方がわからない!?という問題です💡
よく教則本などを見ても、最初は親切にこのコードを押さえて〜のように解説されているのが、突然どのコードにも当てはまらないような押さえ方やプリング・オフ、ハンマリング・オンを混ぜたようなフォームが登場して初心者を困惑させます。
ギター練習を進めるにも、押さえ方がわからないと先に進めませんよね💡
ということで、今回はそんなTAB譜の押さえ方がわからない方向けに!TAB譜の練習はちょっと寄り道をして押さえ方がぱっと思い浮かぶ練習方法について紹介していきたいと思います^-^ノ
その1:基本となるローコードをすぐに押さえることができるように練習しよう!
ギターに限らず、古典的な音楽を除けばほとんどのメロディはコード進行に沿って作られています💡
ギターTAB譜を押さえる形というのも、基本的にはコードの形をそのまま使うか、指を1本2本置き換えてメロディの音を演奏しているだけで、コードの押さえ方さえ知っていれば実はとても単純な動きをしていることがわかるのです💡
ギターコードにはローコードとハイコードがある!
ギターのコードにはローコードとハイコードと呼ばれる2種類のコードがあります。
2種類のコードの違いは単純で、「開放弦を使用する or しないか」の違いだと覚えておきましょう💡
後で説明しますが、ハイコードはローコードを理解していると簡単に覚えることができるので、まずは基本となるローコードをすぐにぱっと押さえられるように練習するのがおすすめです💡
Fコードは開放弦を使わないハイコードに分類されますが、頻繁に使うコードなので初期のうちからローコードに加えて覚えておきます。
マイナー&メジャーの3コードに加え、7thも練習しておくと後々練習が捗る!
Fについては例外ですが、それ以外のコードについてまずはローコードのみで形を作れる「メジャーコード」「マイナーコード」「7thコード」の練習を行っていきましょう💡
上の図で表示された簡単なコードを目をつぶっても押さえられるくらいまで形を覚えたら次に進みます💡
その2:ローコードからハイコードを作ってみよう!
ハイコードというと難しそう?と思われるかもしれませんが、実は先程覚えたローコードをそのまま移動させるとハイコードの形になります💡
EコードとFコードの形に注目してハイコードの仕組みを学ぼう!
Eコードは開放弦を使ったローコードでしたね!
このままの形で移動させると楽ですが、開放弦の音を移動させるには人差し指を使ってカポを作って移動させる必要があります。
このようにハイコードの仕組みを見ると、実はFコードはEコードから作られたハイコードであることがわかりますね💡
ギターを初めて間もないころはTAB譜で大きなフレット番号が登場すると少しとっつきにくいと感じるかも知れませんが、多くの場合はこのハイコードを使えば解決できます!
先ほど紹介したいくつかのハイコードパターンを覚えて、大きなフレット番号でも、この押さえ方?とすぐに予測を付けられるように練習を進めていきましょう💡
その3:特殊な奏法に慣れよう!譜面を見てもわからなければ演奏動画を探すのもOK!
コードの押さえ方さえしっかり覚えれていれば大体のTABは押さえられるようになりますが、中には少し変わった特殊な奏法があったりします、例えば上の譜例のようなものです💡
これはTAB譜を見ると一見2弦1フレットが装飾音として扱われているようにも見えますが、実際の奏法は「“1弦1フレットと2弦1フレット”を同時”に鳴らした後に “2弦3フレットをハンマリング”」という弾き方が正解!
このように、TAB譜には最初少し分かりづらい表現もあるので、その場合にはギターが弾ける人を探して聴いてみるか、自力で演奏動画を見て分析するというのも一つの方法ですね💡それこそまさに独学(?)!
ギターTAB譜の押さえ方がわからない!?を解決する練習方法とは? のまとめ!
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ギターの練習にはバックアップやリードの練習などいくつかの方法がありますが、やはり音楽といえばコード進行が基本!
ギターは覚えるコードフォームがたくさんあって、それらすべてを覚えるのはとても大変な練習になりますが、コードのフォームさえ分かればTAB譜の押さえ方も瞬時にぱっと思いつくようになっていきます💡
まずは基本的な簡単なコードを練習しつつ、少し押さえ方を変えたり、コードを演奏しながらメロディを弾く練習をするのも楽しくておすすめです^-^ノ