世界一わかりやすい!5弦バンジョーレッスン!右手ロール練習編!

 今回(第二回)はバンジョーを綺麗に聞かせるために重要な「ロール」の練習に進みます💡

 バンジョーというと速弾きのイメージがある楽器ですが、最初はゆっくりと確実に弾けるように練習を重ね、気がついたら速く弾けるようになっているというのが理想です💡

 今回も多くの譜例を用意しているので楽しみながら練習を進めましょう^-^ノ♪

 前回(第一回:基礎編はこちら

 

バンジョーにおけるロールの役割とは?3つ覚えよう

 バンジョーのロール(アルペジオ)には「メロディ」「メロディのブレイクを補完する」「伴奏」という3つの役割があってそれぞれを場面によって使い分けます

 ロールの練習を始める前に!? ロール演奏が実践でどのように活用できるのかイメージしてからレッスンに進むと楽しく学習できますよ💡

(その1)メロディとしての役割

 1つ目は、ロール自体がメロディになっている場合です💡

 この譜例のように、バンジョーではロールを弾くとそれ自体が跳躍したメロディになっていることもあります💡

ロールがメロディの役割をする場合

  • ド・ミ・ソのように「コード構成音上をジャンプするメロディを演奏したいとき」はロール自体がメロディの役割をする

(その2)メロディのブレイク(隙間)を保管する役割

 メロディには音を長く伸ばす箇所(ブレイク・隙間)がありますね?

 バンジョーではそんなメロディの隙間を埋めるようにロールを足して曲のリズムや勢いが止まらないように演奏するテクニックがあるので覚えておきましょう💡

 この場合のロールは隙間を埋めるだけでなく、メロディをシンコペーションさせて混ぜたりメロディを省略してアドリブのように演奏することもあります💡

メロディの隙間を埋めるロール

  • メロディの隙間をロールのアルペジオが埋めることでリズミカルな演奏になる

(その3)伴奏としての役割

 続いて、最後は単純に「歌や他の楽器をバックアップ」する伴奏としての役割です💡

 ギターやマンドリンと一緒にセッションをしたり、弾き語りの伴奏としてロールを演奏することもあります💡

伴奏としてのロール

  • ギターや歌など、他にメロディを奏でる楽器をサポートする伴奏としての役割も担う

ロール練習の前に!指トレーニングをやっておこう

 ロール練習に入る前に!?まずは前回までの復習も兼ねてコードを押さえながら指トレーニングを行ってみましょう💡

 このトレーニングによって指と弦の位置感覚がつかみやすくなります練習前に必ずやっておきましょう💡

指トレ1:オルタネイトベースで伴奏の練習

 まずは前回学習した基本的なコードを押さえつつ、バンジョーのオルタネイトベース練習を行いましょう💡

 これが弾けると簡単な弾き語りが楽しめるようになりますよ💡

指トレ2:弦の位置感覚をつかむ練習

 続いて、1~5弦の位置感覚を身につけるトレーニングに進みましょう💡

 この練習を終えると、弾きたい弦の位置やどの指で弾くべきなのかがすぐに判断できるようになりますよ💡

 ※「%のようなマーク」は繰り返し記号といって、前の小節を繰り返すことを意味しています。

人差指から始まるロール・パターン

 ここからは様々なロールパターンについて紹介していきます。まずは人差指から始まるロールを見ていきましょう💡

 人差指からロールが始まるということは、人差指でメロディを弾いて、そこからロールが始まるパターンということです💡

 ここで紹介するパターンはどれも頻出のものばかりなのでたくさん弾いてすべて覚えてしまいましょう💡

3つの基本パターン

 まずはよく使われる3つのパターンを弾いてみましょう💡

フォギーマウンテンロール

 こちらは有名曲「フォギーマウンテン・ブレイクダウン」でも目にする「フォギーマウンテンロール」と呼ばれるロールパターンです💡

 曲中では形を変えたり、ハンマリング・プリングオフを組み合わせたバリエーションなどが多く使われます。

親指から始まるロール・パターン

 続いては親指から始まるロールパターンです💡親指は比較的メロディを弾くことが多く、ロールパターンも豊富にありますが、一つずつ身につけていきましょう💡

基本的な2つのパターン

 まずは基本的なパターンを覚えましょう💡こちらはロールの終わりが1弦か2弦かバリエーションです。

リズムが付いたロールパターンの例

 ロールの中でも様々なリズムを持ったパターンがあります💡ロールではこのようにリズムを表現できることも覚えておきましょう💡

リバース・ロール

 弦の中程始まりと外側始まりのロールが組み合わされたロールを「リバース・ロール」と呼びますかなり頻出のパターンです💡

オルタネーティング・サム・パターン

親指と他の指を交互」に使ってロールを行うことを「オルタネーティング・サム・パターン」と呼びます💡

スクエアロール

 オルタネーティング・サム・パターンの中でも、このように「ジグザグ」になっているロールを「スクエアロール」と呼びます💡こちらも様々なバリエーションで登場します。

 最初のうちはどの弦を弾いているのかわからなくなりがちなのでしっかりと練習しましょう💡

中指から始まるロール・パターン

 バンジョーでは中指は1弦を担当し、それ以外の弦を弾くことは稀です💡 ロールが1弦から始まる場合は中指から始まるパターンになります💡

よく使われる2パターン

 中指から始まるパターンの感覚をつかんでおきましょう💡

 パターンはこの他にもまだまだたくさんありますが、基本的なパターンで指の動かし方をマスターすればどんなパターンにも対応できるようになります💡

バンジョーロールの練習用Tab譜

 それでは💡実際に練習用の譜面を使ってロールのトレーニングを行いましょう💡

毎日やりたい基礎ロールトレーニング

 こちらはバンジョーの基礎練習でよく使われるお決まりのトレーニング方法です。練習の最初に毎日1回は弾きましょう💡

ロールパターン練習

 このTAB譜では、複数のロールパターンがどのように繋がれているのか感覚をつかむ練習を行います💡

 この感覚がつかめればどのようなロールパターンが登場しても上手に繋ぐことができるはずですよ💡

おすすめのバンジョー教本3選

★超定番
Earl ScruggsのBluegrass
メロディ即興などに強くなる
Reno&メロディックスタイル
バンジョーソロアレンジ集曲
バンジョーのソロ曲がたっぷり

 5弦バンジョーの3フィンガースタイルを確立したEarl Scruggs本人が執筆した伝説の名著
 バンジョー弾きならほぼ全員が手にする定番中の定番教本

 Earl Scruggsスタイルの学習が終わった方が「Renoスタイル」や「メロディックスタイル」などメロディの学習を進める際に役立つ教本

 Bluegrassを始め、民謡やラグタイム、ポピュラーなどがバンジョー用に編曲された人気の曲集

 基礎を学んだ方が、様々なジャンルの曲をバンジョーアレンジするとどうなるか学習するための教本

初心者向け 初心者~中級者 上級者向け

次回はスライドの練習編へ

  • バンジョーのロールには「メロディ」「メロディの隙間を埋める」「伴奏」としての3つの役割があってそれを使い分ける
  • ロールの練習では、指と弦の位置を正確に把握して、今どの弦を弾いているのかがすぐにわかるようにトレーニングする
  • ロールには人差指、親指、中指から始まるパターンがある!基本的にメロディラインを弾いた指からロールを始める
  • 最初は急がず、ゆったりとしたテンポで確実に弾けるようになることが重要

 ロールが弾けるようになると一気にバンジョーの演奏らしくなりますね💡

 最初は弾きたい弦に爪が当たらずきれいな音が鳴らないこともあるかもしれませんが、続けていればすぐに慣れていきますよ💡最初はゆっくりと正確に練習を進めましょう💡

 次回からは、より豊かな表現をするために欠かせないスライド&ハンマリングオン&プリングオフの練習編」です^-^ノ まずはスライド編からスタートしますよ♪