今回は「ギター練習で指が痛いのはどのくらいで慣れる?1日何時間?何日くらい必要?」について紹介していきます💡
ギターの練習を始めたものの、弦を押さえる指が痛くて練習が大変!なんて悩みはありませんか?
特に、アコースティックギターはエレキギターよりも弦が太く張りも強いのでなおさら痛みも強いです。
Q.「この痛み、一体いつまで続く」のでしょうか?
「1週間?」「2週間?」「1ヶ月?」「3ヶ月?」いつまで耐えればいいんだ〜!! と、気になりますよね?
今回はそんな悩みを抱える方に向けて💡
- なぜ指が痛くなるのか?
- 痛くなくなるまでの期間は?
- 今すぐ指の痛みを改善できる方法!
の3つを紹介していきます^-^ノ
ギター練習時に指が痛くなる3つの原因とは?
指が痛くなる
3つの原因!
ギターの練習を始めたばかりの方はなぜ指が痛くなってしまうのでしょうか?
その原因は3つあります💡
- 単純に指の皮が薄いから痛い!
- 必要以上の無駄な力が入っている!
- 同じ箇所ばかりに不可をかけ続けている!
1つずつ見ていきましょう💡
(1)単純に指の皮が薄いから痛い!
~指の皮が薄い!~
ギターを続けていると徐々に皮膚が分厚くなってきます💡
それはまるでビニール手袋を付けてるようなもっちりとしたクッション感で、ここまで到達した人はどんな弾き方をしても全く痛くありません。
だから、世のギタリストたちは涼しい顔をしてギターを演奏しているんですね💡
ギターを始めたての頃は皮膚が薄いため、弦が喰い込んで痛いのです……。
これは、あなただけでなく全てのプレイヤーが同じスタート地点から練習を始めています。
今は一流のギタリストだって、最初はきっとつらい時期があったはず。
時間がかかるのでは?と思われるかもしれませんが、意外とすぐに順応するので心配はありません💡
(2)必要以上の無駄な力が入っている!
~必要以上の力が入っている!~
ギターを始めてすぐの頃って、コードが上手に押さえられなかったり、音がペチっ・・・ときれいに鳴らないですよね?
そこでつい「もっと力を入れて押さえなければ!!」と思って必要以上の力を入れてしまいがいになります。
「必要以上の力」とは何か? 2つ例を見てみましょう💡
- 実は「フォームが悪いだけ」で力が必要ない場合
- 「中指にもう少し力をいれれば良い」ところ「薬指まで一緒」に力が入ってしまう
など、、必要以上の負担を指にかけてしまうんですね💡
これも練習で少しずつ上達するとともに、気がついたら改善していくので心配ありません💡
(3)同じ箇所に負担をかけ続けている!
~同じ箇所に負担をかけ続けている~
CコードやGコードは大分押さえられるようになってきたけど、Fコードがなかなかきれいに鳴らない・・・なんて経験はありませんか?
この場合、多くの人はFコードの練習ばかりをひたすら続けますよね💡
同じコード、同じフォームばかり何時間も練習していたら当然負担がかかる場所も同じ場所を酷使し続けることになってしまいます^-^;
もちろん練習は大事ですが、指が痛くなってしまったら練習を続けるのも辛くなるので、適度にフォームを変えたりバランスよく練習することも重要です💡
次は、実際にギターの練習を始めてからどのくらいで痛みが無くなるのか見てみましょう💡
ギターを始めてから「1日2時間→2週間」で指が痛くなくなる!?
1日2時間
2週間で開放!
ギターを始めてから指が痛くなくなるまでの期間は人それぞれかもしれませんが、僕の実体験では、「1日2時間程度の練習を2週間」続けたあたりから弦を押さえる指の痛みはほぼ無くなりました!
これはアコースティックギターの例です💡
意外とすぐだと思いませんか?
今指が痛いという方でも、今日から1日2時間、14日間練習を続ければかなり改善されるということですね💡
ただし、個人差がありますので、特に皮膚が弱い方は、初めのうちは無理をせず徐々に慣らしていきましょう!焦らなくても大丈夫!必ず克服できます💡
- 1日2時間、2週間続ければ指の痛みがなくなる!
- 最初のうちは、余り無理をせず次の日の練習に影響が出ないように続ける!
今すぐ指の痛みを改善できる方法とは!?
今すぐ痛みを改善?
どんな方法?
実は、今すぐ指の痛みを改善できる方法があるのをご存知ですか?
今すぐできる!痛みの改善方法は2つあります💡
- 細い弦に張り替える!
- 弦高を下げて張りを緩める!
1つずつ見ていきましょう💡
一番細い「エクストラライトゲージ弦」を使う!
皆さんは今お持ちのギターにどんな弦が張ってあるのか調べていますか?
ギター弦と一口に言っても様々な太さがあるんです💡
一般的なギターを購入すると、出荷時には中間よりやや太めのライトゲージの弦が張られていることが多いのですが、これが初心者にはちょっときつい……。
ギターの弦と指の痛み、何の関係があるの?という方に簡単に説明すると「ギターの弦が太いほど張りが強く指が痛い」ので覚えておきましょう💡
例としてマーチンのアコースティック弦を挙げると、細い順に次のような種類が用意されています💡
太さ | |
---|---|
Extra Light Gauge(エクストラライト) | 010、014、023、030、039、047 |
Custom Light Gauge(カスタムライト) | 011、015、023、032、042、052 |
Light Gauge(ライト) | 012、016、025、032、042、054 |
Medium Gauge(ミディアム) | 013、017、026、035、045、056 |
各メーカーによって若干の太さの違いはありますが、ライトゲージやミディアムゲージなど太さの呼び方はどのメーカーでも定着しています💡
最初のうちは指に負担の少ない細い弦(エクストラライト)に変えることで無駄な力を抜きつつ正しいフォームを身につけられるなど、圧倒的に練習が楽になりますよ💡
弦を変えると音色も若干変わりますが、最初はそれ以上に練習を楽しめることが重要です!
指がある程度慣れてきたら好みの音色に合わせて太い弦を選んだり、細い繊細な音が好みなら細い弦のままでもOK!
弦高を下げて張りを緩める!
もし弦を最も細くしてもまだ指が痛い、ということであればギターを調整して弦高を下げる方法もあります💡
弦高とは何かというと?「ギターネックのフレット(金属)から弦までの隙間」のことです💡
弦高と指の痛さの関係について説明すると、
- 「隙間が大きい」ほど張りが強く、押す力が必要(指が痛い)
- 「隙間が小さい」ほど少ない力で弦を押さえることができる(痛くない)
という特徴があります💡
つまり!弦高は「低い(隙間が小さい)」ほど指が痛くならないということなんですね💡
弦高を下げる2つの方法!
~弦高を下げる2つの方法~
弦高を下げる方法は2つあります💡
- ギター本体のトラスロッドを回してネックの反りを調節して弦高を下げる
- ブリッジを削って弦高を下げる
2つありますが、この調整にはとても高度な技術が必要となります。
ギターを手にしたばかりの方が下手に触るとギターを壊してしまうこともあるので、必ずギターの専門店に相談して調整してもらいましょう!!
すぐに対応してもらえますよ💡

ちなみに💡
どうしても自分で挑戦したい方は、一応方法を載せているので、今回の記事と合わせて参考にしてみてね💡
ギター練習で指が痛いのはどのくらいで慣れる?1日何時間?何日くらい必要? のまとめ♪
- 指が痛くなる原因は「指の皮が薄く圧力に耐えられない」「練習時に必要以上の力が入っている」「同じフォームばかり練習を行っている」こと!
- 1日2時間、2週間続ければ皮膚が丈夫になって痛くなくなる!
- 最初は「細く柔らかい弦」を使用することで指が痛くなく楽しく練習できる!
- ネックの反りを調整したり、ブリッジ部分を削って弦高を下げることで弾きやすいギターにすることもできる!(ショップでやってもらうこと!)
以上が復習です(ฅ’ω’ฅ)♪
どんな楽器でも最初は練習が大変ですが、それを乗り越えて2〜3週間も続ければあらゆることに体が順応してきて楽しいことも増えてきます💡
これからギターを初めてみたい、既に始めたけど指が痛くて大変・・・という方は、今回の方法で少しでも練習しやすい環境を作って大変な時期を乗り越えましょう^-^ノ