すぐ実践できる!覚えておくとピアノが劇的に上達するコード練習法

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 ギターの練習をする時はコードの押さえ方をひたすら練習しますが、実はピアノでも覚えてしまうと演奏が楽になる押さえ方の形があります。

 基本的なコードは押さえられるようになったのにアドリブがきかないという方はもしかすると押さえ方のバリエーションが足りないのかもしれません!?

 今回は、ピアノの基本的なコードは既に余裕という方向けに、テンションコードを含めた押さえ方や転回形など、アドリブ演奏にも活かせるような練習方法を紹介していきます^-^ノ

練習方法(表の使い方)

 練習方法はとっても簡単!

  • 青色のマークは左手で好きなように押さえてください。白玉でもリズムをとってもOK!
  • 赤色マークは右手で自由にアルペジオを演奏してみてください。

CのRoot省略形

 Rootの省略形は伴奏などでもよく登場する形です、下の例はCのRoot省略形ですが、慣れてきたらいろいろなコードで練習してみましょう!

CのRoot省略形パターン1

 右手は5thが重複しているパターンなので、すべての音を同時に鳴らしても綺麗に響きます。

CのRoot省略形パターン2

 右手は3rdが重複していて、同時に鳴らすと濁るため主にアルペジオで使用します。

Dm7の押さえ方3パターン

 7thは多くの曲で普通に登場するので形を完璧に覚えてしまいましょう。コードが変わって黒鍵が含まれてもそれぞれの距離感は同じです。

パターン1

 伴奏で定番の形なので目をつぶっても押さえられるくらい練習をしましょう。

パターン2

 こちらのパターンも覚えておきましょう。

パターン3

 このパターンは「Root、3、5、7」と並んでいるので覚えやすいですね。

G7の押さえ方

 先程のDmの例とほぼ同じですが、ドミナントの例としてトニックのCへ繋げる練習をやってみましょう。

5thを左手に持ってきて右手では省略している例

 5thは重複してもOKですが、トップが2度で濁っているので省略してスッキリさせた例です。

パターン2

 Dmの例と同じパターンですが念のためドミナントでも復習しておきましょう。

パターン3

 こちらもDmで出てきたパターンと同じですが復習しておきましょう。

Gの第一転回形

 ドミナントの第一転回形はクリシェなどでもよく登場するので覚えておきましょう。

3rdを省略したパターン

 主要3和音(C、F、G)では3rdの音は重複しない方が良いので、右手は3rdを省略した形になっています。

アドナインス(add9)の押さえ方

 9thの音はRootの2度右側にある鍵盤を押すと鳴ります。内声に9thの音を持ってくることもありますが、まずは9thがトップノートになるパターンを覚えてしまいましょう。

Cadd9

 RootであるCの音と9thの音は隣り合っているため、上三声からはRootの音を省略して2つの音ができるだけ離れるような配置になっています。

Fadd9

 こちらはFの場合です、左右の手の形はCのときと同じです。

まとめ

 今回紹介したパターンが弾けるようになれば、複雑なコードを使ったアドリブも演奏できるようになっていきます。

 鍵盤は一部のコードのみを例に掲載しましたが、最初に書いた通り、手の形を覚えたらいろいろなコードで練習していくことが大事です💡

 ここまで楽に弾けるようになってしまえば11th、13th、♭9th、#11thなど9th以外のコードも自然と同じように覚えていけるはずです。

 できるだけ多くのパターンを覚えて、即興アドリブで思いついたフレーズを好きなだけ演奏して楽しみましょう^-^ノ♪