みなさん、アメリカの古き良き音楽って素敵ですよね?楽しい曲がたくさんあってノリノリって感じでぼくは大好きです⁽⁽ ◟(∗ ˊωˋ ∗)◞ ⁾⁾
ところでアメリカの民謡といえば特徴的なのが「ベースと拍の裏に鳴らすコードによるリズム」です💡
実はこれ、ストライド奏法という名前で呼ばれているのですが、これをマスターすればアメリカンな曲を簡単に即興演奏したり、作曲することもできてしまいます💡
古き良きマウンテンミュージック、ブルーグラス、カントリーを始め、吹奏楽でおなじみのマーチのような大規模な編曲でもこのストライド奏法の基本は欠かせません💡
ということで💡今回はそんなストライド奏法を取り入れてアメリカンテイストな曲を簡単に表現する方法について紹介していきたいと思います^-^ノ
ストライド奏法とは?
ストライド奏法というと難しく聞こえますが、「拍の表でベース音」「拍の裏でコード」を演奏する奏法のことです💡
「ズンチャッ ズンチャッ ズンチャッ」というよく聞くおなじみのリズムですね💡譜面を見ていただければ分かる通り、伴奏部分のみの演奏を表しています。
ではこれらをさらにわかりやすく要素で分解していきましょう💡
ベースラインのみを抽出すると?
さて、このストライド奏法といえばピアノでお馴染みの奏法なのですが、これをブラスバンド編曲なんかで分けて演奏したい場合があります💡
そんなとき、まず分割したいのがベースラインのみの部分!まずはここに注目してみてみましょう💡
さあ、いかがですか?とても単純な構造をしているでしょ?
でもベースラインとしては跳躍しつつもなんとなく順次進行(音程が飛ばないで)が意識されていて繋がった一つのメロディとしても聴こえるというところがこのポイントでもあります💡
ピアノの場合、低音のベースはオクターブで弾くと簡単!
ピアノでベースが跳躍するのって嫌じゃないですか?そうでもないですか?
ピアノが上手な方は良いんですが、初心者の方は跳躍すると音を見失う可能性大です。そんなときは、跳躍しているベースをオクターブで弾く練習をすると視覚的に位置を把握しやすくなるのでおすすめですよ💡
そのうち位置感覚もつかめてオクターブじゃなくても探れるようになる切っ掛けにもなるのでまずはオクターブで練習してみましょう💡
ベースラインは主に「Root、5度」慣れてきたら3度や7度、経過音を入れてあげるとメロディックになる!
ストライド奏法で演奏するベース音は主にRootと5度の音を使用します💡
これは特に難しい理論なども必要ないので初心者向けの即興演奏などにもってこいですね💡
マーチなどではバスの担当がRootと5度でリズムを刻みながら、対旋律は別の楽器が担当するような作りの曲が多いです💡
ピアノ用のアレンジならバスに3度や7度、テンションコードや経過音などを入れてつないであげてもお洒落になりますね💡
裏打ちのコード部分のみを抽出するとこうなっている!
続いて裏打ちのコード部分だけを抜き出してみるとこの様になっています💡
いかがですか?こちらも単純にコードの構成音を拍の裏で鳴らしているだけで、あわよくば7thやテンションコードなどを入れてあげればそれだけでお洒落な響きになってしまいうというなかなかずるい構造になっています。
吹奏楽アレンジでこれを再現するなら、トロンボーンを使ったりホルン、音の弱い箇所であれば木管を使ってあげても良いですね💡
オーケストラアレンジなら弦楽器を使ったってOKなんです、音楽って自由だな〜♪
この伴奏にメロディを好きな音色で合わせればもうアメリカン!
こんな単純なストライド奏法による伴奏ですが、ここへメロディを合わせればもう完璧にアメリカンな響きになります💡
この双方でギターやバンジョー、マンドリン、フィドル、ハーモニカなどを組み合わせればマウンテンミュージックの出来上がり💡
アメリカンな曲を即興演奏&作曲したければ絶対押さえておきたい!?ストライド奏法をマスターしよう! のまとめ!
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ストライド奏法はとても単純な構造をしていますが、そこには音楽の大事なエッセンスがぎゅっと凝縮されています💡
アメリカンミュージックが大好きな方も!そうでない方も!音楽についてより深く学べるので是非自由に使いこなせるようにマスターしましょう💡
ピアノやギターなど楽器を演奏している方はストライド奏法を使って即興演奏などにも挑戦してみると楽しめますよ^-^ノ