岡村製作所の人気オフィスチェア、コンテッサ(初代・セコンダ)、バロン、シルフィー、サブリナを一挙比較してみました💡
こうして比べてみると形は似ているものの各モデルでかなり差があるのでこれから購入を検討している方は参考にしてみてください^-^ノ
それぞれのモデルを比較!
ということで、まずはこれらのモデルを並べてざっくりと比較していきましょう💡後ほど各パーツごとに細かい解説をしていきます💡
Contessa II | Contessa | Baron | Sabrina | Sylpy | |
---|---|---|---|---|---|
製品画像 | |||||
発売年 | 2017年 | 2002年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 |
平均価格 | ¥ 183,924 | ¥ 172,368 | ¥ 137,052 | ¥ 120,852 | ¥ 92,988 |
リクライニング 調整 | 人間工学に 基づく 5段階固定 | 人間工学に 基づく 5段階固定 | 無断階固定 | 後方3段階 + 前傾 (計4段階) | 3段階固定 + 前傾チルト |
リクライニング 角度 | 後方26度 | 後方26度 | 後方23度 | 後方23度 前方10度 (前方も固定可) | 後方 23度 前方10度 |
リクライニングON/OFF | アームレスト スイッチ | アームレスト スイッチ | 座面下の レバー | 座面下の 回転ダイヤル | 座面下の 回転ダイヤル |
リクライニング | 4段階で 調節可能 | 4段階で 調節可能 | 無断階で 調節可能 | 無断階で 調節可能 | 無断階で 調節可能 |
ヘッドレスト | ・大型(固定) ・小型(可動) ・なし | ・大型(固定) ・小型(可動) ・なし | ・大型(可動) ・なし | ・大型(固定) ・なし | ・大型(固定) ・なし |
ランバーサポート | オプションで取り付け ダイヤルなし | 標準搭載 調節ダイヤル付 | オプションで取り付け | 標準搭載 | オプションで取り付け |
座面の スライド | 前後に5cm可動 | 前後に5cm可動 | 前後に5cm可動 | 前後に5cm可動 | 前後に5cm可動 |
座面の 高さ | 42~52cm | 42~52cm | 41.5~51.5cm | 42~52cm | 42~52cm |
肘掛けの タイプ | ・可動タイプ ・固定タイプ | ・可動タイプ ・固定タイプ | ・可動タイプ ・固定タイプ | ・可動タイプ ・固定タイプ | ・可動タイプ ・固定タイプ |
肘掛けの可動域 (可動タイプ) | 4Dアーム ・上下:10cm | 2Dアーム ・上下:10cm | 2Dアーム ・上下:10cm | 3Dアーム ・上下:10cm | 3Dアーム ・上下:10cm |
肘掛けの 取り外し | 不可 | 不可 | 可能 | 可能 | 可能 |
詳細 |
コンテッサの初代とセコンダってどこが違うの?
コンテッサ(初代) | コンテッサ(セコンダ) |
まずは岡村製作所のコンテッサについて、2017年に新たなもでる「セコンダ」が発売されましたので、初代とセコンダの違いについて見ていきましょう💡
初代とセコンダはここがちがう!一覧!
可動肘掛け(アームレスト)が4D使用に変更!そのかわり角度がやや狭まる!
初代コンテッサでは「上下」と「角度」を変える機能が付いていましたが、コンテッサセコンダではさらに「前後へ動く機能」「左右へ動く機能」が加わりました!
一方、セコンダでは前後左右に動けるようになったので角度についてはやや狭くなっています。
このあたりは好みによって分かれそうですね💡
セコンダでは肘掛けの高さ調節にボタンが加わった!
初代コンテッサでは肘掛けを単に引っ張り上げるだけで高さが変わってしまっていたところ、コンテッサ・セコンダになってからはボタンを押しながら持ち上げる方式に変更されました💡
特に、最も高い位置で使用する際に初代コンテッサでは何かの拍子に肘掛けが持ち上がるとすぐに下がってしまうということで、このボタンがあることでとても利便性が上がりました💡
座面の座り心地&耐久性が大幅にUP↑
コンテッサセコンダになって、クッションタイプ、メッシュタイプ共に今までの技術を駆使して改良した全く新しい改良された座面を採用しています。
つまり初代とセコンダでは座面は全く別物!
また、高級チェアを購入する際につきまとう「何年くらい使えるの?」という耐久性の面でもセコンダでは大幅に改善されているとのことで、同じくらいの価格を支払うなら長く使えるセコンダのほうがお得感があります💡
セコンダではランバーサポートの調節ダイヤルが排除された
これはちょっと残念!?初代コンテッサではランバーサポート本体にランバーサポートの高さを変えるダイヤルが付いていたのですが、セコンダではなんと排除されてしまいました。
メーカーによると、座面を前後(5cm)に動かせるのでそちらで調整したほうがよりスムーズで、結果的に必要ない機能として排除されてしまったらしいです。
確かに座面の可動域のほうが大きいのでその通りかもしれません。
フレームが薄くなっている(らしい)
初代コンテッサとセコンダでは、セコンダのほうがフレームが薄くなっているそうです。といっても実際によく比べないとわからない程度で、言われなければ気が付かないくらいの違いです^-^;
ただセコンダではフレームの耐久性も上がっているそうなのでそれは嬉しいポイントですね💡
リクライニング機能の違いで選ぶなら!?
椅子選びの中でもリクライニング機能は大きなポイントです💡それぞれの製品でかなり挙動が異なるのでしっかりと確認しておきましょう💡
リクライニング角度が最も深いのはコンテッサ!
Contessa II | Contessa | Baron | Sabrina | Sylpy | |
---|---|---|---|---|---|
リクライニング 角度 | 後方26度 | 後方26度 | 後方23度 | 後方23度 前方10度 | 後方 23度 前方10度 |
リクライニング使用時は少しでも深く倒して使いたい!そんな方は迷わずコンテッサを選びましょう💡
コンテッサは、初代・セコンダともに最大角度(後方)は26°となっており、他のモデルよりも3°深くリクライニングできるようになっています。
書き物やイラスト製作など、前傾姿勢で使いたい方はサブリナかシルフィーがおすすめ!前傾で固定したいならサブリナ!
サブリナ | シルフィー |
Contessa II | Contessa | Baron | Sabrina | Sylpy | |
---|---|---|---|---|---|
前方 | 不可 | 不可 | 不可 | 前方10度 (固定可能) | 前方10度 |
多くのオフィスチェアが後継姿勢で使うことを想定して作られているのに対し、この2種は前傾姿勢でも使いやすいように前傾チルト機能が付いています💡
前傾姿勢で固定したいならサブリナがおすすめ!
さらに、シルフィーは前傾では固定ができないのですが、サブリナでは前傾姿勢のまま角度を固定することができます!
リクライニングの固定方法(段階)で決める?
Contessa II | Contessa | Baron | Sabrina | Sylpy | |
---|---|---|---|---|---|
リクライニング 調整 | 人間工学に 基づく 5段階固定 | 人間工学に 基づく 5段階固定 | 無断階固定 | 後方3段階 + 前傾 (計4段階) | 3段階固定 + 前傾チルト |
それぞれのモデルでは、リクライニングをした際に固定できる個所や、個所の個数が異なってきますので比べていきましょう💡
無断階固定ならバロンがおすすめ!
まず、リクライニングをする際に段階があるのはちょっと・・・という方は、無断階で好きな箇所に固定できるバロンがおすすめ!
研究しつくされた5つの角度の中から選んで固定したいならコンテッサ!
一方で、人間工学的に腰に負担がかからい計算された5つの角度から選んで固定したいならコンテッサ(初代・セコンダ共に)がおすすめ!
5つ(4段階)と言っても、26°のうちの4段階なので6.5°ごとの設定になります。多分自分で微調整してもそこまで細かく調整しないかなーって思うくらいの角度です。6.5°ってこのくらい↓
サブリナとシルフィーは後傾リクライニングは”3段階のみ”の点に注意!
サブリナとシルフィーはやはりどちらかと言うと前傾姿勢に特化しているようで、後傾リクライニングでは直立位置と後傾2個所の計3個所で固定できます。
23°を2で割ると、1段階あたりで11.5°ということになります💡
リクライニングに関する項目まとめ
大型ヘッドレストで可動するものが欲しいならバロン一択!
Contessa II | Contessa | Baron | Sabrina | Sylpy | |
---|---|---|---|---|---|
ヘッドレスト | ・大型(固定) ・小型(可動) ・なし | ・大型(固定) ・小型(可動) ・なし | ・大型(可動) ・なし | ・大型(固定) ・なし | ・大型(固定) ・なし |
ヘッドレスト(頭を支える部分)は、なしのタイプ、大型のタイプ、コンテッサでは小型で可動のタイプがあります。とはいっても小型のヘッドレストはあまり評判が良くないのでヘッドレストを付けるなら大型のものを選ぶことになります💡
ところがこの大型のヘッドレスト、ほとんどの機種では固定タイプが採用されていて動かすことができません。
そんな中で唯一可動式の大型ヘッドレストを採用しているのがバロン!
固定式のヘッドレストとちょっと相性が合わないという方は是非バロンの大型可動式ヘッドレストを試してみましょう💡
手元のスイッチで座面の昇降、リクライニングを操作したいならコンテッサを選ぶのがベスト!
体勢を変えずに手元のスイッチでリクライニングしたり、座面の高さを変えたいならコンテッサ一択となります💡
ちなみに、リクライニングのON/OFF切り替えは機種によっても大きく異なるので確認しておきましょう💡サブリナとシルフィーは座面下に回転ダイヤルがあってそれを回すことでON/OFFを切り替える仕組みになっています。
Contessa II | Contessa | Baron | Sabrina | Sylpy | |
---|---|---|---|---|---|
リクライニングON/OFF | アームレスト スイッチ | アームレスト スイッチ | 座面下の レバー | 座面下の 回転ダイヤル | 座面下の 回転ダイヤル |
コンテッサ初代・セコンダ、バロン、シルフィー、サブリナの違いを比較! のまとめ!
|
今回は岡村製作所の人気オフィスチェア「コンテッサ(初代・セコンダ)」「バロン」「シルフィー」「サブリナ」の違いについて紹介しました。
まずはこれらの違いを確認して実際に大塚家具や岡村製作所のショールームなどで試座してみましょう💡
すると、「やっぱり素晴らしい!」と思うかもしれませんし、もしかしたら「意外とこっちがいい!」となるかもしれません。
それと、やはり椅子は長時間座って善し悪しがわかるものなので、試座する際はできるだけ長い時間試すのがおすすめ💡
椅子にそんな高いお金を掛けられないという気持ちもわかりますが、やはり健康は第一💡しっかりと環境を整えて投資した以上のものを得られる作業をやれば全く無駄にはならないと思います^-^ノ特に長時間座って作業する方は検討してみてくださいね💡
それぞれのモデルの比較表
Contessa II | Contessa | Baron | Sabrina | Sylpy | |
---|---|---|---|---|---|
製品画像 | |||||
発売年 | 2017年 | 2002年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 |
平均価格 | ¥ 183,924 | ¥ 172,368 | ¥ 137,052 | ¥ 120,852 | ¥ 92,988 |
リクライニング 調整 | 人間工学に 基づく 5段階固定 | 人間工学に 基づく 5段階固定 | 無断階固定 | 後方3段階 + 前傾 (計4段階) | 3段階固定 + 前傾チルト |
リクライニング 角度 | 後方26度 | 後方26度 | 後方23度 | 後方23度 前方10度 (前方も固定可) | 後方 23度 前方10度 |
リクライニングON/OFF | アームレスト スイッチ | アームレスト スイッチ | 座面下の レバー | 座面下の 回転ダイヤル | 座面下の 回転ダイヤル |
リクライニング | 4段階で 調節可能 | 4段階で 調節可能 | 無断階で 調節可能 | 無断階で 調節可能 | 無断階で 調節可能 |
ヘッドレスト | ・大型(固定) ・小型(可動) ・なし | ・大型(固定) ・小型(可動) ・なし | ・大型(可動) ・なし | ・大型(固定) ・なし | ・大型(固定) ・なし |
ランバーサポート | オプションで取り付け ダイヤルなし | 標準搭載 調節ダイヤル付 | オプションで取り付け | 標準搭載 | オプションで取り付け |
座面の スライド | 前後に5cm可動 | 前後に5cm可動 | 前後に5cm可動 | 前後に5cm可動 | 前後に5cm可動 |
座面の 高さ | 42~52cm | 42~52cm | 41.5~51.5cm | 42~52cm | 42~52cm |
肘掛けの タイプ | ・可動タイプ ・固定タイプ | ・可動タイプ ・固定タイプ | ・可動タイプ ・固定タイプ | ・可動タイプ ・固定タイプ | ・可動タイプ ・固定タイプ |
肘掛けの可動域 (可動タイプ) | 4Dアーム ・上下:10cm | 2Dアーム ・上下:10cm | 2Dアーム ・上下:10cm | 3Dアーム ・上下:10cm | 3Dアーム ・上下:10cm |
肘掛けの 取り外し | 不可 | 不可 | 可能 | 可能 | 可能 |
詳細 |