CubaseなどのDAWでSENDを使ってエフェクトを使用する際、プラグインをプリフェーダーかポストフェーダーで使用するかを選択できます💡
ところで、プリフェーダー・ポストフェーダーってなんのことでしょう(?)今回はそんな2つの違いや使い方、使い分けについて紹介していきます^-^ノ
SEND(センド)やINSERT(インサート)については前の記事で紹介しているのでそちらをご覧ください💡
ポストフェーダーとは
ポストフェーダーとは、DAWがデフォルトで使用する設定で、トラックで鳴らした音はフェーダーで音量調節され、SENSに送る場合はこの段階で送られます。
つまり、フェーダーが「-∞」になるとSENDにも全く音が送られません。
プリフェーダーとは
プリフェーダーの場合、SENDへ送られる音はフェーダーを通る前に送られます。
つまり、フェーダーが「0」でも「-30」でも「-∞」の場合でも、AUXには元の大きさのまま音が送られます。
プリフェーダーモードはどんなときに使用する?
プリフェーダーでは、フェーダーの値に関わらず、常にSENDへ一定の量が送られるため、主にフェーダーを「-∞」にして元音を無音にして使用する場合にこのモードが役立ちます。
元音もフェーダーからマスターへ送る場合
通常は、SENDからの戻りに加え、元の音もそのままマスターに送られます。
フェーダーを-∞にして元音はマスターに送らない場合
CUBASEでプリフェーダーを使う方法
CUBASEでSENDを使用するとデフォルトではポストフェーダー設定になっていますので、切り替える方法を説明します。
ポストフェーダーの状態
デフォルトではこのように文字の背景が青色になっていますが、この状態が「ポストフェーダー」です。
切替方法
切替方法は簡単で、文字部分を右クリックして「プリフェーダーへ移動」を選択します。
プリフェーダーの状態
このように背景が緑色になっている状態がプリフェーダー設定です。
ボタンでも変えられる
既にお気づきかもしれませんが、画像赤丸部分、小さなスピーカーのようなマークをクリックすることでも「プリフェーダー」↔「ポストフェーダー」を切り替えることができます。
プリフェーダーとポストフェーダーの違いとSENDエフェクトでの使い分けについて! のまとめ!
今回は普段はあまり使われる機会がないプリフェーダーを中心に解説しました💡
プリフェーダーといえば、普段はあまり使用しない機能ですが、知っていると特殊な効果を作り出すのに便利な機能ですので是非覚えて使ってみてくださいね^-^ノ