最近は動画投稿サイトへの投稿など個人でも気軽に歌を録音して楽しめる時代になってきました。
そこで、せっかく狼音するなのでよりきれいに録音するためのちょっとした裏技を紹介したいと思います。
録音のポイントはとにかく雑音を避けること
まず一番大事なポイントです。どんなにきれいな歌声でも、どんなに音程・表現が素晴らしくても雑音が入ってしまったら全て台無しです。
ではどのように雑音を回避したら良いのでしょうか? 今回は2つ解決法を考えてみました。
マイクの種類、設定で回避する。
マイクの種類
雑音回避にはダイナミックマイクを使用するのがおすすめです。
コンデンサーマイクはよくプロの現場で使っているので皆さん使いたがる気持ちはわかるのですが、宅録では指向性※1の高いマイクを使用した方がきれいに録音できます。
※1 指向性の高いマイクとはある方向からの音のみを効率的に拾うように設計されたマイクのことです。
マイクはこのあたりのものがおすすめです、
Mic Mod EFXについて
ダイナミックマイクを選んで録音した際におすすめな「Mic Mod EFX」というマイクシュミレートソフトがあるので紹介します。
たとえば有名なノイマンのU87aiなどのマイクで録ったような音を作りたい、というときにこのソフトでは「どの種類のマイクで録音したか」と「どの種類のマイクの音に近づけたいか」を入力するだけで好きなマイクの音をシミュレートすることができます。
興味がありましたら是非使ってみてください!おすすめです!!
録音時の設定
録音時に重要なことは、音声のピークが-6dB付近、最大でも-3dBに収まるようにマイクの感度を調節するということです。
ここでのポイントは雑音は入らないけれどボーカルは後で上げなくても良いくらいな十分な音量が得られるよう、距離や声量で補えるようにしましょう。
録音が小さいと後で持ち上げたときに雑音も大きくなってしまうためです。
ポップガードの使用について
接近では特に息の吹かれノイズが出やすいのでここでポップガードを利用することが重要です、この場合金網式のものを利用すると特に良い結果が得られます。
ポップガードにはお金をかけても良いと思います、このあたりがおすすめです。
防音設備を設置する
なかなかハードルが高そうですが、実はYamahaが出しているレンタルの防音室は月1〜2万円(大きさにより)で借りることができ、しかも設置まで全て業者の方がやってくれます。
さらに、レンタル代金の合計が商品の代金を超えると商品をもらえるシステムになっています。
一番小さいもので0.6畳のものが出ているので完璧な防音環境で宅録をやりたいという方は検討してもよいかもしれません。
防音室で録音する際には音の反響がないようにしっかりと吸音をしましょう。
吸音には密度60kgのロックウール材が有効です、高音はもちろん低音までかなり吸音してくれますよ。
まとめ
ということで、吸音についてはまた今度ゆっくり書きたいと思います。今回は多くの方が手軽にすぐ実践できる確実な音質向上方法ということでこれくらいでまとめたいと思います^-^ノではでは
こんな吸音材を敷き詰めるのも効果があります💡