吹奏楽の楽器配置ってどうなってるの? オーケストラとの違いについても解説

 以前オーケストラの一般的な配置について紹介したところ、吹奏楽ではどうやって配置したらよいの?という質問があったので吹奏楽の配置例について紹介します。

 実際の演奏での配置で困った時や、DTMで吹奏楽の曲を作る際にも参考にしてみてください。

   

吹奏楽の配置

 吹奏楽配置の一例と配置のポイントについて紹介します。

金管は後ろ&木管や音の小さなパーカッションは前

 吹奏楽の配置は厳密に決まっていませんが、音の大きな金管は後ろに配置して音の小さな木管楽器は前に配置します(サックスも木管楽器)。

 パーカッションの中でも音の小さなグロッケンやシロフォン、小さめの太鼓や旋律を奏でることのあるハープなどは左前方に寄せて配置すると効果的です。

ピッコロは響きの良い場所を見つけて配置

 ピッコロはフルートの向かって左端に置くか、右端に配置するパターンもあります。音がよく目立つのでホールに合わせて響きの良い場所を見つけて配置しましょう。

低音楽器は右に寄せる

 オーケストラと同様に、低音楽器は右に寄せて配置しましょう。

ホールの奥行きがない場合はパーカッションを左に寄せて配置

 ホールに奥行きがなくてパーカッションを置くスペースが狭い場合は左に寄せて配置します。

 なぜ左なのかというと、右側には低音楽器が配置されているので左に配置したほうが分離してよく聴こえるためです。

吹奏楽とオーケストラの違い

 ますは吹奏楽とオーケストラの違いについて知っておきましょう。

吹奏楽では擦弦楽器はコントラバスしか使わない

 オーケストラでは大勢の弦楽器がメインになって演奏しますが、吹奏楽ではバイオリンやビオラ、チェロは基本的に登場しません。

 コントラバスはバスの支えとして吹奏楽でも使用しますが、最近ではエレキベースを使用する学校なども増えてきました。

 ※擦弦楽器とは弦を弓で擦って演奏する楽器のことです。

吹奏楽は管楽器の人数が多い

 オーケストラでは2管編成や3管編成など、弦がメインのため多くの管楽器2本程度しか使いませんが、吹奏楽では管楽器が主役なので使用する管楽器の種類や、1つの管楽器を担当する人数が多くなります。

楽器の略記号

 楽器の略記号の一覧をスコアに記載する順に載せておきます。

 パーカッションはスコアには「Perc.1」「Perc.2」のように記入してまとめられる楽器はまとめて記譜します。

名称 略記号
フルート Fl.
ピッコロ Picc.
オーボエ Ob.
バスーン  Bn.
E♭クラリネット(ドイツ名:Esクラリネット) E♭CL. 、EsCl.
B♭クラリネット B♭Cl. 
E♭アルト・クラリネット A.Cl
B♭バスクラリネット Bcl.
アルト・サックス A.Sax.
テナー・サックス T.Sax.
バリトン・サックス Bar.Sax.
ホルン Hrns. 、Hrn.
トランペット Trp.
トロンボーン Trb.
ユーフォニアム Euph.
チューバ Tub.
コントラバス(ストリングバス) St.B.
パーカッション群 Perc.
ティンパニ Timp.
トライアングル Tri.
タンブリン Tamb.
小太鼓 S.D.
中太鼓 T.D.
大太鼓 B.D.
シンバル Cymb.
銅鑼 Gong.
鉄琴 Gl.
木琴 Xyl.
マリンバ Mar.
チューブラベル Camp. 、T.B.
チェレスタ Cel.
ピアノ Pf.
ハープ Hp.
ウィンドチャイム Wc.

まとめ

 吹奏楽の曲は聴いていて楽しい曲が多いので、みなさんも好きな曲を聴いて実際に演奏をして楽しんでくださいね^-^ノ 吹奏楽の楽譜は吹奏楽連盟の公式サイトから取り寄せることができます。

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