コンテッサセコンダがやばい!?想像の10倍使いやすかったので良い点も悪い点もすべてレビュー!

 長座の作業による腰痛&肩こりを解消するために始めたオフィスチェア選びの旅ですが、多くの椅子を試して回ってついに一つの椅子を購入することを決めました💡

 長く悩んだあげく、とうとうわたくしが選んだ椅子がこちら!

 コンテッサII(セコンダ)でした!(タイトルで既に答えがバレバレ)

 ということで、実際に購入して使ってみて店頭での試座では気が付かなかったこと、こんな使い方がおすすめ!など良い点も悪い点も含めてすべてレビューを書いていきたいと思います^-^ノ

コンテッサセコンダを購入して良かったところ!

 まずはコンテッサセコンダを実際に使ってみて良かったポイントに付いて紹介していきたいと思います💡

コンテッサ・セコンダの良いところ!

  • 肘掛けの自由度が高い!内側にぐっと寄る!
  • 手元のスイッチでリクライニング、椅子の昇降操作ができるので体勢が楽!
  • ランバーサポートが硬めで変形せずしっかりと支えてくれる!
  • 座面が前後するので太ももの圧迫感を調整できる!
  • バネが硬めなのでリクライニングから起き上がるのが楽!

その1:コンテッサは肘掛けの自由度が最高!内側にぐっと寄るのでキーボード操作時にも肘をしっかりとホールドしてくれる!肩こりは間違いなく解消される!

 コンテッサの良いところはやっぱり肘掛けです💡

 というよりも、実はぼくは今まで肘掛けっておまけ(?)くらいにしか考えていなかったのです。

 それがこの自由に動く肘掛けを使ってみて、改めて肘掛けを適切な高さ・場所にセットする重要性がわかりました!

肘掛けが内側にぐいっと入り込むので体に近い位置で肘をしっかりサポートしてくれる!

 コンテッサの肘掛けはこんな感じで「逆ハの字」「ハの字」に広がります💡

 たまにかなり外側に肘掛けのついた椅子があって、遠すぎて使えないよ〜ってなることがあります。なんのために肘掛け付いてんだよ^-^;これならいらないよってなります(汗

 でもコンテッサの肘掛けは?体のすごく近くまで寄せられる!

コンテッサを使って1日で肩こりが0になった!

 以前、腰痛の原因は机の高さにもある!という記事を書いたときに、机の高さを上げたら肩こりがひどくなったと話しました。でもその時点で安い背もたれのない椅子を使っていたのに腰痛が治ったんですよね💡(椅子選びを考えている方には是非ご覧になっていただきたい内容になっています)

 ということで、腰痛を治すために椅子選びをしていたのですが、届く前に机の高さを上げたらほぼ治ってしまったので、今回コンテッサに求めるものは、引き続きもちろん腰痛がなく過ごせる机の高さで+肩こりも起こらない!ということでした💡

 そしてこの肘掛けは見事にその願いを叶えてくれました⁽⁽ ◟(∗ ˊωˋ ∗)◞ ⁾⁾パンパカパーン

 驚くことにコンテッサが届いたその日の夜にはもう肩こりがなくなりました、話があまりに良く出来すぎていてうそ〜んって思われるかもしれませんが本当です。

肘掛けの高さ可動域も広い!上は肘の上、下は太もも辺りまで下がる!

 この肘掛け💡上はかなり高く肘の上まで、下は太ももあたりの高さまで下がります💡

 ということで、パソコンでの作業時に肘を支えるのにはもちろん十分な高さがあってとても楽!むしろずっと高い位置で固定してもいいかなって思いました💡

 とは言っても一つだけ肘掛けを下げたいときがあるのです。

 それはずばりピアノを演奏する時!

 ぼくはDTMで音楽も作っているので肘掛けが高いと鍵盤を弾くのにとてつもなく邪魔なんですね^-^;

 ところがこのアームレストは太もも辺りまで下がるのでピアノを弾くのに全く影響がありません(無いのに等しい高さ)💡ここも個人的に嬉しいポイントでした💡 

 ちなみにコンテッサはセコンダになってここのスイッチを押すことで自由に上下に移動させることができるようになりました💡中途半端な高さから下げることも可能です💡

肘掛けの高さは!?身長170cm程度の方なら最上段から2~3つ下げた高さが良さげ!

  • 肘掛けの位置は、肘をまっすぐ下ろした位置よりもちょっとだけ高い位置がベストだとされています💡
  • コンテッサの肘掛けはかなり高い位置まで上がりますが、かといって一番上で使用する必要はありません💡ぼくの場合は最上段から2~3つ下げたあたりが丁度よいなと思いました。「最上段」→「1つ下」→「2つ下(ここ)」→「3つ下(ここ)」
  • 肘掛けを前後に動かすことでも若干高さが変わる!「前に動かすと若干低く」「後ろに引くと若干高く」。

その2:手元のスイッチでリクライニング&昇降操作ができるのは体に負担が掛からずにとても楽!

 コンテッサといえば、やっぱりこの手元のスイッチですよ!

 これが購入するまでは単に「ちょっと便利な付加機能」くらいにしか思っていなかったのですが、実際に購入して使ってみると自分が普段いかにリクライニングと昇降機能を多く使っているかがわかります。

 座席下のレバーに手を伸ばしてロックを解除するって、体を捻ったり結構負担がかかっているんですよね💡

 その1日数十回という無理な動作が手元のスイッチに変わるというのは実際に試してみるとかなり大きいことがわかりました💡

その3:ランバーサポートが硬めで変形せずしっかりと支えてくれる!& 悪い姿勢を矯正してくれる!

 コンテッサセコンダになってランバーサポートはオプションで付ける仕様になったのですが、それでも付けたほうが良いと思いました💡

 コンテッサのランバーサポートは「ナイロン+ポリウレタン」製でしっかりとした作りになっていてこれがとても丈夫!

 というのも、以前他のオフィスチェアを購入した際にクッション製のランバーサポートが付いてきたのですが、なんだかふにゃふにゃで座っていると徐々につぶれてくる^-^;

 その点コンテッサのランバーサポートは硬めに作られているので何時間座ろうと変形することは一切ありません💡

 ※しばらく使ってみた結果、ランバーサポートは無いほうが楽だな〜と思って今は外して使っています💡

 ※その後、やっぱりランバーサポートは付いていたほうが楽だと気づき現在は再び装着して使用しています💡

ランバーサポートは「一番下の位置」で心地よく座れるように骨盤を矯正しながら使用するのがおすすめ!

 ランバーサポートを前方から見るとこのような形になっています💡このランバーサポート、結構可動域が広くて上の方まで移動させることができるのですが、コンテッサのメッシュの構造を見てください💡

 メッシュフレームを見てもかなり下の方で湾曲しているのがわかります💡

 ということで、ランバーサポートはメッシュフレームに合わせて一番下の位置に固定して、メッシュに背中を付けるようにして座ると正しい姿勢で楽に座ることができるのでおすすめ💡

 後半でまた紹介しますが、立ったときに背中が壁につかない「反り腰」タイプの方は矯正しないと座りづらいと思います。

 コンテッサは体に優しい正しい姿勢で座った時にのみ快適に過ごせる用に作られている椅子だなと実感しました。そしてそれは長期的に見るとかなりメリットがあると言えます💡

 今まで悪い姿勢で楽だと思っていたのは何だったんだろうって^-^;

その4:座面が前後に移動するので太ももへの圧迫感を調整できる!浅めに座るのが好きな人にも対応!

 コンテッサ・クッションタイプの座面はセコンダになってかなり柔らかい素材になりましたが、それでもしっかりと作られているので人によっては太ももに圧迫感を感じる方がいるかもしれません💡座面に浅く座りたいという方もいますよね💡

 そんなとき、コンテッサの座面は前後に動かして調節できるので、個人の体型に合わせて丁度よい大きさに設定できます💡

 コンテッサでは座面下にこのようなスイッチが左右に設置されていて、それらを引くことで座面をスライドできます。動きはとっても軽くて調整も楽々💡

 でも💡もし太ももに圧迫感を感じているのであればそれは椅子の高さが高すぎるのかも!?その場合には後半で紹介するコンテッサを丁度よい高さに設定する方法を試してみてください💡 

その5:バネが硬めなのでリクライニングから起き上がるのが楽!

 コンテッサのロッキングバネはめちゃくちゃ硬いと巷で有名です💡

 確かに「4」ではほぼ倒すのは無理で、購入直後だと「1」でもかなり硬めでしっかりしています💡

 このバネの硬さは賛否両論ですが、倒すのにもそこまで硬くはないし、むしろ起き上がるときにバネの力で楽に起き上がれるのでぼくにとってはとても良い硬さでした💡

 この「すぅ〜」っと軽く持ち上がる感じはとても良いです⁽⁽ ◟(∗ ˊωˋ ∗)◞ ⁾⁾

コンテッサを使う上で知っておいたほうが良い豆知識!

 ここからは実際にコンテッサセコンダを購入して使ってみてわかった豆知識をご紹介!

 試座ではわからなかった小さなこと、良くも悪くもないけど知っておくと便利な情報など、ぼく自身が購入前に知りたかったけれども手に入らなかった情報を掲載していきますのでこれから購入を検討している方は是非参考にしてみてください💡

メーカー記載の「座面の高さ42~52cm」は座面に腰掛けて沈んだ分も考慮されている!

 椅子を選ぶ際、座面の高さはとても重要な要素になります💡

 椅子の購入後によくある問題が、メーカーには〇〇cmと記載されているのに実際に座ってみるとクッションが沈んで2、3cmも低かった!ということ!

 そこで、今回はコンテッサの座面の高さを実際に使用した状態で計測したところ次のように鳴りました💡

 座る前の座面の高さ(最も下げた状態) 45cm(クッションの高さ)
 座った状態座面の高さ(最も下げた状態)  42cm(太ももの高さ) 

 ということで💡岡村製作所公式の「座面の高さ42~52cm」というのは座った状態での高さだということがわかります💡

コンテッサの高さで最も体にフィットする理想の高さの見つけ方!

 以前、身長から理想の座面の高さを計算する計算機を公開しましたが、実際のところ脚の長さには個人差があるのでこのとおりでは無いと思います💡

 ということで、特にコンテッサに於いてはメーカーのオカムラさんから理想の高さにセットする方法を教えていただいたので紹介していきます💡実際にやったらかなりフィットして良い感じでした!

手順1:椅子の高さを一番上まで上げる

 まず最初に椅子の高さを一番上まで上昇させましょう💡

手順2:一番深くまでリクライニングさせる

 次に、一番深くまで椅子をリクライニングさせます💡

手順3:足の裏が地面に付く位置まで椅子を下げる

 最後はその状態のまま足の裏全体が地面に付く位置まで椅子を下げましょう💡

 慣れないと下げすぎてしまったりしますが、そんなときはつま先で地面を捉えながら下げると上手くいきます💡

その状態が最も膝・腰に負担のかからないバランスの取れた高さ!

 この高さがちょうど、膝を含めた脚全体に負担が掛かりにくく、かといって腰への負担をある程度脚が吸収してくれる良い高さなんですって💡

 実際にやってみると納得!体のどこか一箇所で支えている感じがなく全体でバランス良く椅子に座っているなと実感できます!!

 コンテッサの高さ調節で悩んでいる方は是非試してみると良いと思いますよ💡

コンテッサは意外と軽い!?一人で持ち上げて階の移動も可能!

 製品仕様には箱を含め30kg近くの重量があるとのことだったのですが、実際に届いたコンテッサを持ち上げてみると一人で軽々持ち上げることができました💡アルミ製ということもあって軽いのでしょうか?

 サイズが大きいので通路を確保する必要はありますが、幅があれば階段を使って階の移動をすることもできます。

コンテッサセコンダの良くないところ!

 さて、それでは良いところばかりではなくちょっと残念なところ、改善できる点などを紹介していきます💡

コンテッサ・セコンダの良くないところ!

  • コンテッサは小柄な人には向かない!?場所もかなり占領する!
  • 姿勢の悪い人には最初は座りにくい構造!
  • 大型の固定式ヘッドレストはリクライニングで倒して本を読むのには向かない!
  • 大型のギターやベースはやっぱり演奏しづらい!もうちょっと肘掛けが下がれば・・・
  • リクライニングは5段階じゃなくて自由なところで止められた方が良かった!
  • 肘掛けを動かしたり、リクライニングのスイッチの作動音が意外とうるさい!

コンテッサは小柄な人には向かない!?場所もかなり占領する!

 なんだかんだ言ってもコンテッサはかなり大型の椅子です。

 写真を見てもらうとわかるかもしれませんが、コンテッサは88鍵のピアノが小さく見えるくらい超でかいサイズなんです(このピアノ130cmくらいあります)。

 座面の高さも最も低くて42cm、ランバーサポートを下げるにも限界がありますので、平均よりも小柄な方が使うと太ももが圧迫された状態が続いたり、ランバーサポートによって腰が痛いと感じるんじゃないかなと思います💡

 少し小柄な方は同じく岡村製作所から発売されている「バロン」も検討してみましょう💡

姿勢の悪い(反り腰)の人には最初は座りにくい構造かも!?

 なんていうか、コンテッサって姿勢の矯正器具でもあるのかなって思いました。

 というのも、コンテッサは体に優しい姿勢にフィットして楽に過ごせるように作られているんですよ💡

 ということで立った状態で背中が反っている人(骨盤が前傾している人)が座ると背もたれに背中が付きにくく今まで使っていなかった筋肉がフル活用されて筋肉痛なります^-^;

 でも、それを超えて正しい姿勢を覚えるとこんな楽な姿勢があったの?ってくらい腰痛が改善されるので短所でもあり長所でもあるポイントですね💡

 ぼくは今まで姿勢があまり良い方ではなかったのですが、2日ほどで全身の筋肉が慣れてきて「立っている状態で座っている」みたいな感じになってきました💡

大型の固定式ヘッドレストはリクライニングで倒して本を読むのには向いていない!

 コンテッサの大型ヘッドレストは固定式です。

 普段パソコンを操作したり、ちょっとリクライニングで倒して休憩するのならばっちりOK💡かなり良い角度に固定されていると実感できます。

 このメッシュのハリ具合も硬すぎずやわらかすぎずで丁度よくふわふわ跳ね返してくれてとても楽なんです!

 でもね・・・、

 リクライニングを最大限まで深く倒して本を読むとなると目線が上の方を向いちゃう!

 となるとどうなるかというと💡肘掛けに置いた手で本を持って読むにはちょっと目線が上すぎる!

 ここでもしバロンのようにヘッドレストが可動式だったらもうちょっと前に倒せば快適に本を読めると思います。

 ここはやっぱりちょっと改善点かな〜、このホームポジションの位置はバッチリなので、5段階式とかにして残すところは残す、足すところは足すっていう改良が加わると良いかなと思いました💡 

大型のギター・ベースの演奏はやりづらい!もうちょっと肘掛けが下がれば・・・

 いや・・・これに関してはもう仕方ないと思うんですよ。

 ただでさえオフィスチェアの中ではここまで肘掛けが低く下がってしかも後ろに引っ込められる機能のついた椅子なんて他にありません(それかもう肘掛なしのモデルならある)。

 ただなんだろう💡もうちょっと欲を言うなら、せっかく肘掛けが外側に広がるタイプなので座面の横くらいまで下がる仕様になってくれたらギタリストやベーシストさんも手を出しやすくなると思いました。

 でも現状ピアノは支障なく弾けるし、ギター・ベースを弾くときだけ別の椅子を用意すれば良いかなと考えています💡

リクライニングは5段階じゃなくて自由なところで止められたほうが良かった!

 最大26°のリクライニングについては、店舗で試座したときには5段階でもいいと思っていたのですが、案外、実際に設置して使ってみるとロッキング時にこの位置で止めたいなーっていう箇所があることに気が付きました💡

 ということでこちらもちょっと残念な点に入ってしまいます^-^;

肘掛けを動かしたり、リクライニングのスイッチの作動音が意外とうるさい!

 肘掛けを左右前後に動かしたり、あとこのリクライニング解除レバーの音が意外と大きい!

 レバーの方はなんとなく許容範囲内なんですが、肘掛けのガチャガチャ音はあまりスマートではありません^-^;

 各位置での固定が意外と強めで、移動させるとがちゃっと大きめな音が出ます。このあたりは他のメーカーでも結構あるあるなので仕方ないのかなと思いつつちょっと残念^-^;

コンテッサセコンダがめっちゃやばい!想像の10倍使いやすかった!良い点も悪い点もすべてレビュー! のまとめ!

  1. コンテッサセコンダはなんと言っても肘掛けの自由度が高く、内側にぐっと寄るので体に近い位置で肘掛けを使いたい方におすすめ!肩こりも解消できる!
  2. 手元のスイッチはやっぱり最高!もう座席下のレバーには戻れない!
  3. ランバーサポートはかなりしっかりしていて、姿勢が悪い人は正しい姿勢で座る習慣が付く!
  4. 硬めのバネはリクライニングで起き上がる際にとても楽!
  5. 手すりは太もものあたりまで下がるのでピアノの演奏時に肘がぶつかる心配がない!
  6. 座面の高さは実際に座ったときに42~52cmになる!
  7. コンテッサには座面の高さを最適に調整する方法があるので高さで迷ったときは試してみよう!
  8. コンテッサは小柄な人にはあまり向いていない!
  9. 反り腰タイプの座り方をしている方にとって最初はあまり座り心地が良くないかもしれない。
  10. 大型固定式ヘッドレストはリクライニングで本を読むには少し目線が上がりすぎてしまって肘掛けが活かせない。
  11. 大型のギターやベースの演奏はやっぱり肘掛けがじゃまになってやりづらい。
  12. リクライニングは5段階でなくてもう少し自由に調節できたほうが良いと思った。
  13. ロッキングのスイッチや肘掛けの前後左右に動かす音がちょっと大きめ。
  14. コンテッサセコンダを購入するならKagg.jpで購入するとかなり安くなっておすすめ!

 ということで、今回はかなり長くなってしまいましたがコンテッサセコンダを実際に使ってみて良かった点、あまり良くなかった点についてレビューを紹介しました💡

 この椅子に変えてみて、今までの座り方とはまた違う楽な姿勢があるということに気が付いたり、座り方や姿勢についても考えるきっかけになりました。

 特に長時間座って仕事をする機会の多い方は、それだけ座り方にも癖がついている可能性がありますので、椅子を変える効果も大きいかもしれません💡

 ただ、相性の良い椅子というのは体型や骨格によっても異なります💡今回はコンテッサを紹介しましたが、皆さんはそれぞれに合う椅子を実際に試しに座りに行ってからこれだ!と思う椅子を選んでみてください^-^ノ