各社オーディオインターフェイスの音質&特徴を比較!

 DTMに使用するオーディオインターフェイスを購入しようといざ探してみると多くのメーカーがあってどれを選んだら良いのか迷ってしまうかもしれません。

 オーディオインターフェイスはメーカーや機種ごとに特徴があったり音の性格がかなり変わってきますので、作りたいジャンルや好みに合わせて選びたいところ

 そこで今回は、まずは少しでも候補を絞り込むためのオーディオインターフェイスメーカーを選ぶ際に基準となる各メーカーの音質や特徴について比較していきます^-^ノ

 

ROLAND のオーディオインターフェイス

ローランド USBオーディオ・インターフェース Rubix24

用途 DTM用入門機
音質(硬め・柔らかめ) 柔らかめ
解像度・空間再現性能 ★★☆☆☆

 Rolandのオーディオインターフェイスといえば、以前はDTM用入門機の定番にもなった人気メーカーです。

 ただ動作が少し不安定なところと、音が柔らかく分離がもう少し欲しい点、空間の奥行きがそこそこという点ではもうちょっと頑張れるかなという印象があります。

 価格は1~2万円前後とお手頃なのでコスパで考えれば良い選択だと思います。

STEINBERG のオーディオインターフェイス

Steinberg スタインバーグ 2x2 USB2.0 24bit/192kHz オーディオインターフェース UR22mkII

用途 DTM用入門機
音質(硬め・柔らかめ) 柔らかめ
解像度・空間再現性能 ★★☆☆☆

 STEINBERGの製品もROLANDと同じく入門向けオーディオインターフェイスとして人気があります。

 音質はROLANDよりもさらに柔らかめで、空間再現性能はROLANDと同じくらいの性能をもっています。

 STEINBERGのオーディオインターフェイスはCUBASE(DAW)がおまけとして付属したり入門機として最適な選択です。

TASCAM のオーディオインターフェイス

TASCAM オーディオインターフェイス DSPミキサー搭載 96/192kHz対応 USB2.0 US-366

用途 DTM用入門機
音質(硬め・柔らかめ) 少しだけ硬め
解像度・空間再現性能 ★★☆☆☆

 TASCAMもROLAND、STEINBERGと同じ入門用オーディオインターフェイスに位置づけられる製品を多く製造しています。

 STEINBERG、ROLANDが柔らかめの音だとするとTASCAMの方が若干硬めの音が出るので分離は少しだけよく聴こえます。

 ただ動作の面で少しだけ安定性に欠けるので、硬めの音が出る分離の良いオーディオインターフェイスを求めるならもうワンランク上のMOTUの製品を購入するのがおすすめです。

MOTU のオーディオインターフェイス

MOTU UltraLite mk3 Hybrid 10イン14アウト Firewire / USB2 オーディオ / MIDIインターフェイス

用途 業務用オーディオインターフェイス
音質(硬め・柔らかめ) 硬め
解像度・空間再現性能 ★★★★☆

 MOTUは制作現場で使う業務用機として実績のあるオーディオインターフェイスメーカーで、今でもこのメーカーの機材を好んで使っている方も多いです

 音は硬めで分離・空間再現ともにバランスが取れているので使用する人の好みに左右されず失敗の少ないメーカーでもあります。

UNIVERSAL AUDIO(UAD) のオーディオインターフェイス

Universal Audio Apollo Twin USB 【国内正規品】

用途 業務用オーディオインターフェイス
音質(硬め・柔らかめ) 柔らかめ
解像度・空間再現性能 ★★★★☆

 UADといえばプラグインで人気のメーカーですが、オーディオインターフェイスの性能も優れています。

 そんなUADのオーディオインターフェイスは機種にもよりますが空間の再現性が高く、比較的柔らかいで音が特徴です。

 UADの製品もバランスがとれたものが多いので鑑賞用としても音楽を楽しむことができます。

APOGEE のオーディオインターフェイス

Apogee Duet USB Audio Interface for iPad & Mac with 3 Year Apogee Assure Premium Service Plan by Apogee

用途 業務用オーディオインターフェイス
音質(硬め・柔らかめ) 硬め
解像度・空間再現性能 ★★★★★

 APOGEEといえば以前はMACユーザーのみが使える製品でしたが、最近になってWindowsユーザーでも使用できるようになってきました。

 APOGEE製品は空間の奥行きがとても良く再現されていて、さらに音も硬めなので分離がよくミックスをしやすいのが特徴です。

 アメリカの東海岸バークリーでも生徒の間でこのメーカーのオーディオインターフェイスが流行っていたそうです。

RME のオーディオインターフェイス

RME アールエムイー Fireface UFX 30イン/30アウト 24bit/192kHzサポート USB&FireWire オーディオインターフェイス 【国内正規品】

用途 業務用オーディオインターフェイス
音質(硬め・柔らかめ) かなり硬め
解像度・空間再現性能 ★★★★★

 出音がかなり硬め、分離の良さがずば抜けていることで有名なRMEのオーディオインターフェイスはうちのスタジオでもメインで使用している汎用性のある使いやすいメーカーです。

 音の分離が良すぎるので好みが分かれるところですが、それだけシビアなだけに性質に慣れると細かい音の作り込みやバランス調整などがとてもやりやすいメーカーです。

 とにかく硬い音が欲しいという方はRMEの製品を選べば間違いなく理想の音が手に入ります。

LYNX のオーディオインターフェイス

【国内正規品】Lynx Studio Technology AURORA(n) 32 - HD

用途 業務用オーディオインターフェイス
音質(硬め・柔らかめ) かなり柔らかめ
解像度・空間再現性能 ★★★★★

 RMEとは反対にかなり柔らかい音が出るメーカーで、多くの楽器が混ざりあった滑らかな音を聴きたいという方はLYNXのオーディオインターフェイスがおすすめです。

 個人的な印象としては製作よりもリスニング用として使いたいなと感じました。

AUDIENT のオーディオインターフェイス

audient オーディオインターフェイス iD22

用途 業務用オーディオインターフェイス
音質(硬め・柔らかめ) 硬め
解像度・空間再現性能 ★★★★☆

 AUDIENTのオーディオインターフェイスは価格が抑えられているけれども硬めのはっきりとした分離の良い音が出て、さらに奥行きもわかりやすいので製作用途としてコスパが優れています。

 音の性質としてはRMEとMOTUの中間あたりのイメージです。

METRIC HALO

【正規輸入品】 Metric Halo Mobile I/O 2882 2d Expanded FireWire オーディオ・インターフェイス

用途 業務用オーディオインターフェイス
音質(硬め・柔らかめ) 中間くらい
解像度・空間再現性能 ★★★★★

 METRIC HALOは硬めでも柔らかめでもないバランスの取れた音で、聴いていて楽しい音が出るメーカーです。

 業務用の機材ですが個人的にはリスニング用に揃えたいと思いました。

PRISM のオーディオインターフェイス

【国内正規輸入品】Prism Sound Lyra2

用途 業務用オーディオインターフェイス
音質(硬め・柔らかめ) 硬め
解像度・空間再現性能 ★★★★★

 今回紹介する中で最も優秀だと思ったのがこのPRISMというメーカーで、分離もよく音の奥行きもよく分かるのですが、なんとリスニング用途としても楽しく聴ける美しい音色が出るなんとも贅沢なオーディオインターフェイスです。

 予算に余裕があれば是非とも検討したいメーカーです。

制作向けのおすすめ第1位:RME Fireface UCX

RME ヘッドホンアンプ・DAC Fireface UCX

価格 ¥156,600
性能 24bit/192kHz対応
接続方法 Firewire、USB2.0
電源 家庭用AC電源

 製作用で最も人気なRMEのプロ仕様オーディオインターフェイスで、性能からするとこの価格でもかなり安くコスパの良い製品です。

 接続方法はFirewire、USB2.0のみですが、製品のクオリティ&バランスから第1位を外せない製品となりました。

 硬めの音でとても作業のしやすいオーディオインターフェイスです💡

 Macでは「Thunderbolt→Firewire変換ケーブル」を使うことでUSBポートを節約できます。

おすすめポイント・中堅モデルとしてとにかく「音質、機能、価格」のバランスが取れている
・個人的にRME製品の音はミックスがとても楽だったのでおすすめしたい
・硬めの音が好きな方は迷わずRME一択

制作向けのおすすめ第2位:MOTU 624

MOTU 624 16in 16out Thunderbolt/USB/AVBオーディオインターフェイス

価格 ¥91,800
性能 24bit/192kHz対応
接続方法 Thunderbolt、Firewire、USB3.0
電源 家庭用AC電源

 制作現場でよく使用されているMOTUから100,000円以内で購入できるThunderbolt対応の高音質オーディオインターフェイスが発売されています

 2017年以前のMacでは標準搭載のThunderbolt2で接続でき、2018年以降のMacでは「Thunderbolt3→Thunderbolt2変換ケーブル」を使用することで接続できます。

 音質的にはRMEよりもやや丸め(というかRMEが硬すぎ)で製作から鑑賞まで幅広く楽しめるオーディオインターフェイスで、こちらもかなりコスパがよくおすすめできる製品です

おすすめポイント ・音質が程よく長時間聴いても飽きない、耳が疲れにくいオーディオインターフェイス。
・Thunderbolt接続が使えるのでUSBポートを節約できる

制作向けのおすすめ第3位:APOGEE DUET For iPad and Mac

【正規輸入品】 Apogee Duet for Mac iOS Ready USBオーディオインターフェイス DUET-MAC-IOS

価格 ¥75,000
性能 24bit/192kHz対応
接続方法 Lightning、USB2.0
電源 USBバス電源、家庭用AC電源

 MacやiPad向けに開発されたAPOGEEのポータブルオーディオインターフェイスです

 家庭用AC電源のほか、USBバス電源でも駆動するためMac Bookノートパソコンとセットで持ち歩いて外で作業をしたいという方におすすめ

 その音質はというと、APOGEEならではの空間再現性能は上位機種そのままにインプット、アウトプット端子数を減らして価格を抑えたという印象です。

 元々MacやiPadなどApple製品向けに作られたオーディオインターフェイスなのでMacユーザーは是非候補に入れてみましょう💡

 ちなみにこの製品は、僕が昔お世話になったかなり音質に厳しいバークリー出身の先生も愛用していました。

おすすめポイント・APOGEEの音をポータブルオーディオインターフェイスで持ち運べる
・アメリカ(特に東側)で流行っていたオーディオインターフェイス

制作向けのおすすめ第4位:RME BABYFACE PRO

RME ヘッドホンアンプ・DAC Babyface Pro

価格 ¥99,800
性能 24bit/192kHz対応
接続方法 USB3.0
電源 USBバス電源、家庭用AC電源

 RMEの人気ポータブルオーディオインターフェイスBABYFACEの2世代目となるBABYFACE PROで、音色はもちろん硬めで製作向けの音が出ます。

 1世代目ではAPOGGEE DUETのようにケーブルが多かったのですが2世代目になってソケット類は側面へまとめられてスッキリとし、より持ち運びがしやすくなりました。

 RMEの製品はとにかく品質がよくトラブルも起こしにくいのでおすすめです💡

おすすめポイント・RMEの音を持ち運びたい方におすすめ
・USBバス電源なのにかなり音質がよくメイン機としても十分使える

各社オーディオインターフェイスの音質比較 のまとめ

 オーディオインターフェイスはメーカーや個体によって本当に性格の異なる音が出ます。

 今回はメーカーごとのおおざっぱな特徴のみを紹介しましたが、同じメーカーの中でも低音が弱い機種だったり、バランスの取れた機種など様々な製品が作られているので、それぞれの機種ごとの違いも把握して購入したいですね💡

 どの機種を選ぶかは個人の好みになってしまいますが、製作用途で購入するならば音質は硬めで分離がよく、空間再現に優れた奥行きのよく分かるものを選ぶと失敗が少ないと思います💡

 機種の相性は使う人の数だけあるので、相性のよい機材を見つけるためにも電気屋、楽器屋などで聴き比べたりレンタルをして使い心地を試してから購入しましょう^-^ノ

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