オーケストラの楽器にはどんな種類がある?すべての楽器を画像付きで紹介!

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 オーケストラにはたくさんの楽器がありますが、一体どんな楽器があるのでしょうか?

 弦楽器や金管楽器、木管楽器、パーカッションなど、大まかな分類を耳にしたことがあっても、一つ一つの楽器まで知っている方はなかなかいないかもしれませんね💡

 今回はそんな楽しいオーケストラを構成するすべての楽器を画像とともに紹介していきます^-^ノ

Yugo
Yugo

え!?こんな楽器あったの!?という形の楽器も登場します💡

オーケストラの楽器は大きく4つの種類に分けられる!

 オーケストラの楽器は大きく分けて、

  1. 木管楽器(Woodwinds)… 青枠
  2. 金管楽器(Brass)… 黄枠
  3. 打楽器(Percussions)… 黒枠
  4. 絃楽器(Strings)… 茶枠

 という4つの種類に分類されます💡

こむぎこむぎ

まずは木管楽器から見ていこう💡

木管楽器(Woodwinds)

picc

ピッコロ

flute

フルート

oboe

オーボエ

clarinet

クラリネット

bassoon

ファゴット

 木管楽器とは、木で作られた管楽器のことです💡

Yugo
Yugo

最近のフルートは金属製のものが一般的だけど、昔は木で作られていたんだよ💡

ピッコロpicc

ピッコロは小型のフルートといえばわかりやすい楽器で、音色もフルートをもっと甲高くしたような音が鳴ります。

小鳥のさえずりのような音が特徴的💡

フルートflute

フルートは、管に空いた穴に息を吹き込んで風を切ることで音を鳴らす楽器です。空き瓶に息を吹くと音が出るのと同じ構造ですね💡

まろやかな音から澄み切った空気のような音が鳴ります。

オーボエoboe

オーボエは、ダブルリード属といって、2枚のリード(振動板)を震わせることで音を出す楽器です。

哀愁のある音色が特徴的💡

クラリネットclarinet

クラリネットは1枚のリード(振動板)を震わせて音を出すシングルリード属の楽器です。

楽しい春のようなほのぼのとした音が鳴ります。

ファゴットbassoon

ファゴットもオーボエと同じく2枚のリードを使ったダブルリード属です。

ひょうきんでコミカルな音色が鳴ります。

3種類の発音方法について?

 木管楽器には、

  1. フルートやピッコロのように管に息を吹き込んで風を切って音を出す楽器。
  2. クラリネットのように1枚のリード(よしで作られた板)を空気で振動させて音を出す楽器。
  3. オーボエやファゴットのように2枚のリードを振動させて音を出す楽器。

 のように3種類の発音方法の異なる楽器があります💡

木管楽器の特徴とは?

 木管楽器は音が小さく抑揚があまり大きくない楽器です。

 ソロ演奏では抑揚を付けることもできますが、オーケストラ全体の中では音量を決めるほどのパワーがありません💡

 木管楽器は、小さい音量の中で

  • 静けさ
  • 悲しさ
  • ひょうきんさ
  • ほのぼのさ
  • 楽しさ

 などを表現するのに向いています💡

金管楽器(Brass)

ホルン

trumpet

トランペット

tromborn

トロンボーン

tuba

チューバ

 金属製のマウスピースで唇を振動させて音を鳴らす楽器を金管楽器と呼びます💡

 なので、同じように金属製でもリードを使って発音するサックスなどは木管楽器に分類されるので注意しましょう💡

ホルン

金管楽器の中で最も音域が広く、まろやかな音色が特徴的💡 木管楽器との合奏の相性もよく、金管と木管の音色をブレンドする役割としてもよく使われます。

3つのレバーで「ロータリーという管の長さを変える装置」を操作して演奏します。

そして、金管の中で最も音程を取るのが難しいとも言われています💡

トランペットtrumpet

華やかな音色でオーケストラを盛り上げるトランペットは説明するまでもなく有名な楽器ですね。

3つのピストンで管の長さを変えて演奏します。

トロンボーンtromborn

トロンボーンは一見あまり目立ちませんが、その音量の大きさから、オーケストラ全体の音量をコントロールする重要な役割を担っています。

管をスライドさせて音程を作るユニークな楽器です💡

チューバtubaチューバは最も大きな金管楽器で、迫力のある低音が出せることから、オーケストラではバス(最低音)を担当します。

金管楽器の発音にはマウスピースを使う

 金管楽器と木管楽器の違いは「マウスピース」と呼ばれる部品で唇を震わせて音を出すという点です💡

 このマウスピースを使用していれば金管楽器!

 本体が金属でもマウスピースを使用しなければ木管楽器に分類されます💡

金管楽器の特徴

 オーケストラの中でも最も音量が大きいのがこの金管楽器です。

 金管楽器は大きい音だけでなく小さな音まで出せるので表現力に富んでいて、オーケストラ全体の音量を担う重要な役割を持っています。

 そんな金管楽器はとにかくたくさんの息を使うのであまり長いフレーズを一息で吹くのが得意ではないという弱点もあります💡

弦楽器(Strings)

バイオリン

viola

ビオラ

cello

チェロ

Contrabass

コントラバス

 続いてはオーケストラの中でも主役!の座に位置する弦楽器について見ていきましょう💡

バイオリン

バイオリンと聞けば皆さんすぐに想像できますね💡

バイオリンは弦楽器の中でも華形で、最も高い音域を担当する楽器です。

ビオラviolaビオラは、バイオリンを一回り大きくした楽器で、オーケストラではバイオリンのサポート役として活躍します。
チェロcello

チェロは、時にバイオリンのサポート役、そして時には低音域でメロディを奏でる主役にもなる楽器です。

哀愁漂う音色が特徴的💡

コントラバスContrabass

コントラバスはオーケストラ全体の低音域を担う楽器です。

人の背丈よりも大きな楽器で、渋い音色が特徴的です。

弦楽器は大人数で演奏される!?

 オーケストラでは弦楽器は1人だけではなく、12人以上のバイオリンが集まって演奏をしたり、とにかく多い人数で演奏されるのが特徴です💡

 そのためオーケストラの弦楽器はソロの演奏に比べると音が重なり合ったぼやけたやわらかい音になります。

 オーケストラの全体をひっぱって繊細な表現をしたり、時には金管楽器をサポートする役割に回ったり、多くの役割をこなす万能役💡

抑揚は大きいけど金管には勝てない?

 弦楽器も少人数から大人数と演奏する人数や強さによって大きな抑揚を付けられる楽器群ですが、それでも1人あたりの音はとても小さいので、金管楽器には音量が負けてしまいます💡

打楽器(Percussions)

tmp

ティンパニ

bassdrum

バスドラム

snare

スネアドラム

シンバル

gong

ドラ

bell

カンパネラ

triangle

トライアングル

tambourine

タンバリン

widchime

ウィンドチャイム

 

 楽器を叩いたり(打つ)、擦ったり、振ったりして音を出す楽器をパーカッションと呼びます。

 同じように叩く、擦る、振って音を出すことがあっても、弦楽器や管楽器、鍵盤楽器はパーカッションには含まれません。

Yugo
Yugo

管弦楽器だけでは弱かった音の強さを足したり、リズムを刻んだり、ここぞというところで展開を作ったり様々な役割を担っているよ💡

編入楽器について!

 オーケストラでは基本となる楽器構成が決まっていますが、たまに普段は使用しない楽器を招き入れて演奏することがあります💡

Yugo
Yugo

普段の構成には入っていない楽器のことを編入楽器と呼ぶよ💡

marimba

マリンバ

xylophone

シロフォン

glockenspiel

グロッケン

harp

ハープ

piano

ピアノ

celesta

チェレスタ

 編入楽器は、管弦楽器のようにいつもオーケストラのメンバーとして必ず加わっているわけではなく、必要な時だけに限定して演奏に参加する楽器のことです。

 先ほど紹介したパーカッションで言えばトライアングルやウィンドチャイムなどを見れば毎回使われているわけではありませんよね?

 そのような楽器のことを編入楽器と呼びます。

こむぎ
こむぎ

ピアノやハープも編入楽器なんだね💡

その他の編入楽器

  • イングリッシュホルン・・・オーボエより大きく先が丸い、低い音域。
  • オーボエ・ダモーレ・・・オーボエとイングリッシュホルンの中間的な楽器。
  • ユーフォニアム・・・チューバよりやや小型でテナー的な音域、少し暗い音色。
  • ワグナーチューバ・・・小型のチューバで管が曲がった面白い形をしている。
  • コルネット・・・トランペットに似た楽器でイギリスのブラスバンドで使われている。
  • フリューゲルホルン・・・まるまるとしたトランペットのような形で丸い音が出る。
  • スーザフォン・・・マーチングバンドでのチューバの代用
Yugo
Yugo

今回紹介した中で気になった楽器があればYoutubeなどで実際に音を聴いてみましょう^-^ノ