Cubase 9、10以降になって、MIDIのキーエディタ(ピアノロール画面)でリアルタイムレコーディングを行うと、デフォルトで新しいイベントが作成される仕様になりました💡
8.5より前のバージョンからアップデートした方は最初戸惑ってしまうと思いますが、今までのようにエディタ内に記録されるようにする方法があるので紹介していきたいと思います^-^ノ
仕様が変わってもスイッチひとつで切り替えられるので覚えておきましょう💡
Cubase8.5以前と9以降でのMIDI録音の仕様変更はこちら!
8.5以前までのCubaseでは、ピアノロール画面で録音開始を押してからMIDIキーボードなどで打ち込むと開いているピアノロール画面にMIDIデータが保存される仕様でした💡
これは例えば、途中まで作ったメロディにノートを追加したり、後からMIDI CCなどのオートメーションを打ち込む場合に多くの方が使っていたのではないでしょうか💡
9以降では、ピアノロール画面で録音開始ボタンを押してもデフォルトでは新しいイベントが作成されてしまう!
ところが、Cubase 9以降を導入後、同じようなことをしようと思うと、このように新しいイベントが作成されてそちらにMIDIデータが記録されてしまいます。
これでは録音するたびにイベントが増えて使いづらいので、今までのようにピアノロールで開いているイベント内に追記するように設定してみましょう💡
「エディター内で録音」を点灯させると今までと同様に使える!
以前のバージョンのように既存のMIDIイベントにノートを追加したり、MIDI CCのオートメーションを上書きしたい場合には、録音モードを切り替える必要があります。
新しいCubaseでは、キーエディタ(ピアノロール画面)を開くと、左上に録音マークのボタン「エディター内で録音」が追加されていてこちらを赤色に点灯させた状態で録音開始を行うと開いているMIDIイベント内にMIDIデータを上書きしながら記録することができます💡
cubase9、10で既にあるMIDIイベントをエディター内でMIDI録音をすると新しいイベントが作成されてしまう場合の対処法! のまとめ!
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先日までCubaseが新規、アップデートともに半額!というキャンペーンを行っていたので、旧バージョンから一気にバージョンアップを行った方も多そうですね💡
ということで、多くの方が悩みそうなMIDI録音の仕様変更と対処法について紹介しました^-^ノ