ユニットタイプの小さな防音室を購入しようと考えている皆さん!購入前にちょっと知っておいたほうが良いことがあります💡
前回の記事「自作防音室は解体&撤去が大変!?作った後の後日談を紹介!」では、防音室の撤去時の話を紹介しました💡
自作防音室は撤去が大変!という話がわかったところで、今回は、「小さな防音室のメリットやデメリット」について、実際に数年間使用して感じたポイントを紹介していきたいと思います^-^ノ
小さな防音室のメリットとは?
まずは、小さな防音室のメリットについて見ていきましょう💡
これを見ると防音室を欲しくなるかも?
(1)手軽で設置費用が安い!
1畳程度の防音室であれば、とにかく購入費用が安い!という最大のメリットがあります!
YAMAHAのリースであれば毎月1万円程度でもレンタルできるという手軽さがあり、さらにリース期間が終われば防音室をもらえます💡
家の一室を防音室に変えるとなるとかなり高額!
6畳の部屋を防音室に変えると250万円以上かかるよ💡
(2)ユニットタイプなら設置&撤去費用も安い!
ちなみに、自作では設置や撤去が大変ですが、既成品なら約3万円程度の費用で業者の方が設置も撤去も行ってくれてとってもリーズナブル💡
家主さんはのんびり紅茶でも飲んでいれば作業が終わっているので楽々です💡
設置はともかく、自作防音室の撤去は地獄の作業だったよ〜^-^;
あらら、良い経験だこと・・・。
(3)家の壁と合わせて2重になるので、外部への防音効果が高い!
小型ユニットタイプの防音室は「Dr-35」など、決して防音効果が高いとは言えません。
ところが💡一般的な家屋はDr-25程度の防音性能があるため、部屋の中にさらに防音室を設置すると、部屋の外にはほとんど音はもれないんですね💡
一般的にDr55やDr-60など、既存の部屋を高性能な防音室に作り変える工事はかなり高額になりますが、小型のユニットタイプなら、部屋の壁から距離をとって設置することで、
の2つを実現することができるのです💡
よく、レビューで防音室の音漏れ(?)実験があるけど、防音室の外で「小声程度」まで抑えられていれば、部屋の外にはほとんど音はもれないよ💡
深夜にトランペット吹いても全然外には聞こえないみたいだったもんね💡
小さな防音室のデメリットとは?
ここまで見ていると💡小さな防音室って結構いいんじゃね!?これは買いだわ!と思う方も多くいらっしゃるかもしれませんが!
あるんです…小さな防音室の欠点がいろいろと…。
ということで小さな防音室のデメリットも隠さず公開していこーう♪
メーカーから怒られないか心配(o’ω’o)
(1)とにかく暑い!
まずはこれですよ!みなさんご存知ですか?
1畳程度の小さい防音室って、
何を隠そうめっちゃくちゃ暑いんですよ(。’-‘)(。,_,)
どのくらい暑いかって言うと、入って10分もしたらもういられないくらい暑い!
真冬なのに防音室の中は真夏気分でノリノリ〜になれるくらい暑いです。
この事実を知っている人は少ないはず。
それなら、空調を回せばいいじゃない?って思うじゃないですか?
次へどうぞ♪
(2)空調の音がうるさい!(録音時は止めないと音が入る!)
防音室は密閉度が高いので、防音対応の換気扇(ロスナイなど)を入れることで暑さもかなり軽減されます!
ほら、小さい防音室って狭いじゃないですか・・・。換気扇の吹出口がまあ近いこと!
ロスナイには「強」と「弱」モードがあるのですが、弱だとやっぱり防音室内は暑いです(しかも音はある)。
強にすれば室内の暑さは過ごせるくらいまでには軽減されますが「ごぉぉぉぉ!!!!!」という強烈な音が鳴っていて楽器の繊細な音はかき消されます…。
(o’ω’o)・・・。
いずれにせよ音が入るから、録音するときなんかは空調を止めないと使えないという事実が発覚(。’-‘)(。,_,)
(3)引っ越し時には解体しなければならない!
部屋自体を防音室に変えた場合は、「オーディオルームあり!」みたいな特典として売り出すことができますが、ユニット式の場合は家具扱いなので撤去しなければなりません。
物件を探してる際に、小型の防音室を残して販売している物件もありましたが、
そもそも防音室が必要なユーザー数が少なすぎて圧倒的不利になる可能性大・・・^-^;
今は購入する側もかなり詳しいですからね…、防音室があると撤去したりいろいろ間取り変えたり修繕工事やらお金がかかることもバレていて、売れ残り物件になりやすいというデメリットは覚悟しないといけません。
不動産屋に「防音室付きの戸建て物件探しているお客さんっていますか?」って聞いたら。
- (不)「私の担当ではいませんね〜…」
という返事が返ってきた。
どうやら世間では防音室の需要はほぼ無いもよう…。
そんなもんか〜
(4)部屋の中に置いておくと、場所をとってかなり邪魔!
防音室って、中は狭いのに外はやたらでかくて場所をとる!のです💡
憧れの防音室!と夢を抱いて設置するも場所を誤ると!?
部屋が狭くて居場所がない!!なんてことになるので注意しましょう!
1畳の防音室を置くなら、
などの対策が必要です💡
6帖の部屋に設置するのが一番微妙で、圧迫感あるし部屋は狭いしおすすめできない^-^;
(5)重いので補強していないと床が心配!
最後に💡ユニット式の防音室というのはめちゃくちゃ重たい家財道具です💡
1帖の防音室だと重さも200~300kg(性能によって異なる)になり、少なからずその重量のものをずっと同じ場所に置き続けることは家に負担を掛けることになります。
1階部分であればまだしも、2階以上に設置する場合は、家の耐震性も悪くなる可能性があることも忘れないようにしましょう💡
小さい防音室のメリット&デメリットとは?購入前に知っておきたいポイントを紹介!のまとめ♪
こんなわけで、小さい防音室のメリット&デメリットを紹介しましたが、皆さんは小型の防音室にどのような印象を持たれたでしょうか💡
ちなみに、僕はこの数年間小型の防音室を使ってみて、もちろん小型であっても防音室があってとても良い経験ができたと思っています💡
一方で、次に防音室を設置するときは、ユニット式ではなく、まるまる1部屋を防音室に改装して、換気扇、エアコンはきちんと揃えたいなとも思いました💡
とにかく熱がこもることが最大の問題💡
これさえクリアできれば良い空間になるね^-^ノ