今回はコード進行がとっても簡単にすぐ覚えられる!効率の良い覚え方について紹介していきます!
コード付けといえば、DTMで作曲をするために避けられない工程ですが、コード進行パターンが身についていないとなかなかスムーズにコードを付けられなかったり、ここぞというところで使える決めのコード進行を使えなかったりと機会を損しているかも!?しれません💡
ではコード付をスムーズに行うためにはどうしたら良いのかといえば、それはもう多くのコード進行パターンを覚えて引き出しパターンを増やしておくに尽きます!
ということで、今回はそんな多くのコード進行パターンをどうやって覚えればよいのか?効率の良いコード進行の覚え方について紹介していきます^-^ノ
コードをディグリー(度数)で考える!
自分の好きな曲を参考にしてコード進行を学ぼうと思うと、様々な調があるためはじめは共通点を見つけるのが難しいですよね? それぞれの調のコードネームでコード進行を暗記しようとするとあまり効率がよくありません。
そこで登場するのがコードのディグリー(度数)です💡
ディグリー(Degree)とは?
ある調からある調に移調しても、それぞれの音の関係は変わりません(純正律の場合、正確には音程の距離が変わる)。
そこで、主音(C調ならC、F調ならF)を1として、それぞれのコードを相対的に度数で表したものをディグリーと呼びます。
ディグリーはギターのカポタストのようなもの!
ギターにはカポタストと言って、指板にはめると違う調の曲でも同じ運指で演奏をすることができますが、ディグリーもそれと同じようなものです。
本来12通りの調についてコード進行を覚えなければならないところを1通り、ディグリーネームで覚えればすべての調に応用できます💡
つまりディグリーを使ってコードを暗記すれば覚える量が12分の1になるということですね💡
ディグリーを使ってコードネームから置き換えてみよう!
それでは実際に、よくあるコード進行を例にコードネームをディグリーへ置き換えてみましょう💡
調 | コードネーム | ディグリー |
---|---|---|
C調 | C-G-C | I-V-I |
C調 | C-F-G7-C | I-IV-V7-I |
C調 | C-Dm7-Gsus4-G7-C | I-IIm7-Vsus4-V7-I |
C調 | C-E-F-Fm-C | I-III-IV-IVm-I |
F調 | F-B♭-C7-F | I-IV-V7-I |
G調 | G-C-D-G | I-IV-V-I |
ちなみにマイナーコードは「IIm」とわかりやすく表記する他、クラシックの教科書では「ii」のように小文字を使って表します。どちらでも、わかりやすい方を使いましょう💡
ディグリーを声に出して読み上げながら演奏してみよう!
ピアノでもギターでも、和音が出せる楽器なら何でも構いません💡実際にコードを鳴らしながらディグリーネームを声に出してみましょう!
コードにはそれぞれ音の響きや性質があります。演奏をすることで、性質を耳で聴きながらその音をディグリーと結びつけることでコードパターンがどんどん記憶として吸収されていきます💡
どんなコード進行から覚えればよいの?という方は、まずは「定番コード進行パターン(演奏あり)」で紹介しているコード進行一覧を使って暗記に挑戦してみてください💡
案外すんなりと覚えられてびっくりしますよ💡
効率の良いコード進行の覚え方とは? のまとめ
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12個の調についてコード進行を暗記しなければならないと考えると、果てしない勉強が始まる気がして学習意欲もなくなってしまうかもしれませんが、覚える量が12分の1になると思えばかなり気が楽になりますね💡
コード進行の暗記で悩んでいた方は是非このディグリーネームを使った覚え方を試してみてください^-^ノ