今回はCubaseの起動画面「Steinberg hub」について、一体どんな機能があるの!?新しいプロジェクトを始めるためにはどうしたら良いの?というポイントに焦点を当てて、はじめてCubaseを使う方向けに解説をしていきます。
Cubaseを購入してわくわくしながら起動すると、なにやら複雑そうな画面が表示されて早速あたふたとしてしまうかもしれませんが、実際に使用する箇所は限られているので心配はいりません。
まずはひとつひとつ画面について見ていきましょう💡
左半分は基本的に使わない
まず、初心者の皆さんに良いお知らせです💡 Cubase起動画面の左半分(ニュースやチュートリアル一覧)は今後もほぼ使うことはありません。
念のため説明を入れると、左側半分は「Cubaseに関係するニュース」や、「チュートリアル動画」を見ることができます。
なのでこれから機能を覚える方は右半分に集中して覚えていきましょう💡
まずはここを覚える!「最近使用したプロジェクト」について
「最近使用したプロジェクト」では、最近作成したプロジェクトデータの一覧が表示される1番よく使う画面なので必ず覚えておきましょう💡
予め用意されたテンプレートプリセットを確認してみよう
Cubaseには「レコーディング」や「スコア作成」、「プロダクション」、「マスタリング」などにすぐに使えるテンプレートプリセットが予め用意されています。
ところが、これらのプリセットはCubaseを初めて使う方が開くと不要な機能が起動して戸惑う原因になったり、逆に使い慣れている人にとっては自分でプリセットを組んでしまうため必要なかったり、とにかくわかりづらい機能なので基本的にプリセットは使いません。
ということでこの赤枠部分のプリセットに関しては覚えなくても大丈夫です💡
プリセット「その他」の部分は覚えておこう!
プリセットの一番右側「その他」と書かれた項目は今後使うかもしれない部分です。
初期状態では何も含まれていませんが、今後Cubaseを使っていくうちに自分でプリセットを作成して保存したいという時がくるかもしれません。
そこで、自分で作成したテンプレートを使って起動したい場合は主にここからテンプレートを起動します。
テンプレートは「その他」以外の場所にも保存はできるけれども!?
自分でテンプレートを保存するときには、実は先ほど紹介した「レコーディング」や「スコア作成」、「プロダクション」、「マスタリング」というカテゴリにも保存することができます。
ですが、予め用意されているプリセットと混ざると見づらいので、ここでは「その他」に保存することをおすすめしています。
Cubaseでテンプレートを作る方法については「Cubaseでテンプレートを作成して効率を上げよう!」の記事をご覧ください。
新しいプロジェクトを作成してみよう
Cubaseでは、制作用のファイルをプロジェクトと呼びます。(Wordなどで「◯◯.docx」と作成されるのと同じです)
それでは早速新しいプロジェクトを作成してDTMの準備を初めましょう💡
プロジェクトの保存先(フォルダ)を決める
最初にプロジェクトを保存する場所を決めましょう。赤枠部分をクリックして、好きなフォルダーを選択してください。
新しく作られるプロジェクトフォルダー名を決める
先程指定したフォルダー内に、新たなプロジェクトを保管する専用のフォルダーが作成されます。あとで迷わないようにわかりやすい名前を付けておくのがポイントです。
空白のプロジェクトを作成
「空白のプロジェクトを作成」をクリックしると新しいプロジェクトが作成されます。
最近使用したプロジェクト一覧に開きたいプロジェクトがない場合はどうしたら良い?
最近ではなく随分前に使ったファイルを開きたい場合や、Cubaseが強制終了してしまった場合、「最近使用したプロジェクト」の一覧に開きたいプロジェクトファイルが表示されない場合があります。
そんな時でも、プロジェクトが消えてしまったわけではないので焦らず対処しましょう💡
「他のファイルを開く」ボタンからプロジェクトを開く
起動画面中央下側にある、「他のファイルを開く」ボタンを押します。
するとプロジェクトファイルの保存先に指定されているフォルダが表示されるので、「開きたいプロジェクトが含まれるファイル」を開きます。
こんな時のためにもフォルダにはわかりやすい名前を付けておくと便利ですね💡
フォルダを開くと「プロジェクトファイル本体」が見つかるので選択して「開く」を押せば無事にプロジェクトを開くことができます。
Cubase起動画面についてのまとめ
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Cubaseを起動する毎に使うことになる起動画面ですが、こうやって眺めると意外にも見た目ほど複雑ではないことがわかります。
まずは「新しいプロジェクトを作成できるようになること」、そして「作ったプロジェクトをしっかりと管理すること」の2点ができれば起動画面の使い方としては十分です^-^ノ