動画を書き出す際にはファイル形式やコーデックなどを指定しなければなりませんが、たくさん種類があってどれを選べばよいの!?と迷ってしまいそうですね!?
でも、動画を書き出して自分だけで使用するならば気にしなくてもよいのですが、映画監督など映像を扱う仕事をしていて、あらゆる手段を使って他の方へ渡さなければならない場合、画質はもちろん高画質でもサイズは出来る限り小さくしたいものですね💡
今回は、高画質でしかも容量が小さくなる動画の書き出し方法について紹介し、さらには書き出しの際に使うコーデックって何?ファイル形式とは?についても疑問を解消しちゃいます^-^ノ
高画質&ファイルサイズが最も小さくなるのは「ファイル形式がmp4」、「コーデックがH.265(HEVC)」
とにかく高画質!でも容量はぐっと小さく抑えたい!そんな方におすすめなのがH.265(HEVC)というコーデックを使ってmp4ファイルを書き出す方法です。
この設定をわかりやすく説明すると💡
よく使われるコーデックとファイル形式を比較!
巷でよく使われるコーデック(圧縮方法)を画質の良い順に並べてみました💡
コーデック(圧縮方法) | ファイル形式 | 画質の劣化 | ファイルサイズ |
---|---|---|---|
なし(非圧縮) | .mov、.avi | 0 | 1000 |
H.265/HEVC | .mp4 | 10% | 3 |
H.264(テレビやBlu-rayの画質) | .mp4、.m2ts | 15% | 6 |
WMV | .wmv | 20% | 6 |
MPEG-4 | .mp4、.mpg | 20% | 8 |
DivX | .divx、 .avi | 25% | 7 |
MPEG-2(DVD画質) | .mpg | 50% | 12 |
MPEG-1 | .mpg | 60% | 24 |
DV(VHSテープ画質) | .avi | 78% | 40 |
Motion JPEG | .avi、.mov | 80% | 40 |
手っ取り早く映像のコーデックを選びたい方はこの表を参考にしよう💡
ここからはコーデックとは何か?について紹介していきます💡
コーデックとは?
コーデックとは映像を小さくするための圧縮方法、つまり圧縮するための道具の種類だと考えてください。
映像でも同じで、より優れた道具を使うことで「より綺麗に、より小さく」、原型と同じ情報を保ったまま圧縮することができるのです💡
高圧縮だと再生時に負荷がかかる? 時代とともに進化してきた!
実は、最新式のコーデックで圧縮した動画は再生時に再生機へ大きな負荷が掛かります。
人間も、とても小さな文字で書かれた文章を読むのは性能の良い虫眼鏡を使ったりといろいろ労力を使います。
時代とともに再生機のパワーも上がり、再生時に負荷がかかるけれど容量を小さく圧縮できて画質もきれいなコーデックが続々と誕生したのです💡
その進化の名残で今も様々なコーデックが残っているのですね💡
これが、動画を書き出す際に多くのコーデックから選択しなければならない理由です💡
動画コーデックのまとめ
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今回は動画を書き出す際に、画質は綺麗に書き出したいけど容量は小さくしたい!と悩む映像製作者向けにおすすめの書き出し方法をご紹介しました💡
容量が大きすぎてストレージに入り切らず相手に送れない状況で困っている方は是非試してみてくださいね^-^ノ