動画にテロップ(字幕)を入れる際、1秒間あたりの文字数は何文字以内に収めるべきなのでしょうか?
文字数が長いと読み終わる前に画面が切り替わってしまったり、逆に短いと内容を伝えきれず、どのくらいがベストな文字数なの?と悩んでいる方は少なくないはずです💡
今回は、
と悩んでいる方に向けて、動画や映画につけるテロップの文字数や付け方のポイントについて紹介していきます💡
この記事を読めば、
などなど💡わかりやすい動画を簡単に作れるようになりますよ^-^ノ
日本語は「1秒4文字」以内、英字は「1秒12文字」以内が基準♪
日本語は1秒間に4文字以内、英字(アルファベット)は1秒間に12文字以内というのがまずは基本です💡
これは映画・テレビ業界で採用されている基準で、商業用に作られている多くの作品が、少なからずこの基準に影響されて作られています。
まず最初は、この文字数を超えないように気をつけることで読みやすさが格段にアップするよ💡
見やすい&見づらい テロップの例(5秒の動画にどう入れる?)♪
この映像が5秒間だとして、上の例では21文字のテロップが入っています。
5秒間の映像だと基準では20文字以内なので、もう少し短くしたいね💡
今度は19文字になりました💡
「牛さん」という可愛らしい表現は音声で伝えられるので、テロップでは限られた時間で確実に情報を伝えることを優先させると見やすくなります💡
音声と字幕は、必ずしも同じでなくても良いので見やすいようにまとめる練習をやってみよう^-^ノ
さらにもっと映像に注目させたいときは!?
より映像を見せたい場合は、2秒間プラスする♪
先程の基準でも、十分に映像の内容を伝えることはできますが、さらに💡 もっと映像をじっくり見てもらいたい!なんて場合がありますよね?
そんなときは、映像を見る時間として「2秒」余裕をもたせると効果的💡
テロップは、
- 最初から最後までずっと流す
- カットの途中から差し込む
のどちらでもOK💡
使い慣れた「挨拶」などは字数オーバーしても大丈夫♪
「ありがとうございます!」という10文字のテロップは、基準であれば2.5秒以上の動画につけられるテロップです。
でも💡日本人ならこの言葉は1秒も見れば理解できますよね💡
このように、日常的に使い慣れた言葉をテロップとして表示する場合には、基準よりも短くてもOKだよ💡
1行あたりの最大文字数は?
動画のテロップでは、1行に表示するテロップの最大文字数もある程度目安がきまっていて、
のように作ると見やすい動画になります💡
ちなみに、テロップの行数は2行までにしよう💡
つまり日本語だと「16文字×2行」で最大32文字、つまり8秒くらいのカットが文字で伝える限度になるのかな?
例)1行に文字を詰め込みすぎると?
ちなみにこちらが1行に文字数を詰め込みすぎた例です💡
Youtubeなどのチュートリアル動画ではありですが、ここまで長いともはや動画というより「読み物」ですよね💡
長いテロップが必ずしも悪いわけではないけど、長いと強制的にページが進む本のようになってしまうよ💡
それは辛い・・・。
特別な意図がなければ「、」や「。」はつけず「スペース」で表現する♪
文章ではよく「句読点」を使用しますが、テロップの中ではあまり使用せず、スペースで代用したり、バラエティ番組では「!」「?」などの感嘆符、疑問符で代用します💡
特別な意図がなければ「、」「。」はあまり使わないほうがいいみたい💡
「視聴者」は「作り手」よりもかなり読むのが遅い!ことに注意しながらテロップをつけよう♪
今回のポイントは、
という項目になります💡
テロップは、作る側は既に映像も内容を知っているので表示時間を短めにしてしまいがちです。
でも、初めて見る視聴者の方は映像を見ながらテロップも見るわけですから、内容を把握するまでに時間がかかることを考えながら作るとわかりやすい動画に仕上がって喜ばれますよ^-^ノ
ちなみにテレビ番組では、モリサワ(新ゴ)やフォントワークスのフォントがよく使用されています💡