ベースやキックを太くするための「おすすめプラグイン」を4つ紹介

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 曲を作っているとベースをもうちょっと太くしたいなと思う時があります。しかしEQで低域を持ち上げてみてもなかなか思うような音にならなかったり、低音域の処理はとても難しいです。

 そんなときに1つ使うだけで効率的に音を作れるプラグインがあったら便利ですよね⁽⁽ ◟(∗ ˊωˋ ∗)◞ ⁾⁾紹介していきます。

Renaissance Bass

 Renaissance Bassは、低音域に倍音を付加するプラグインです。例えば「60Hz」を指定すると、60Hzはもちろん、120Hz、180Hz、240Hzなどの倍音も同時に持ち上がります。

 EQで60Hzだけを持ち上げたときに比べて倍音が付加されることで太いバリバリとした質感が生まれます。

 ※倍音とは元になる周波数(基音)を倍に増やしていった周波数です。

元の波形

 シンセサイザーを使って60Hzのサイン波を出力しています。

RBassで60Hzを持ち上げた例

 Renaissance Bassで60Hzを持ち上げた例です。60Hzが少し持ち上げられるとともに、倍音に当たる「120Hz(第一倍音)」や「180Hz(第二倍音)」、さらに小さく第三・第四倍音も付加されているのがわかります。

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 こちらも低音域に倍音を付加するプラグインです。Renaissance Bassは倍音を付加することしかできないのに対し、Maxx Bassでは基音と倍音の音量バランスを細かく調整できます。

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Lo Air

 Lo Airは、元音の1オクターブ下にユニゾンを追加して低音をサポートしてくれます。足される音量も調節できたり細かい設定もできます。

元の音

 元の音の波形です。

Lo Airを使用

 Lo Airを使用すると元の音はそのままに、1オクターブ下にあたる周波数が追加されているのがわかります。

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倍音を付加することのメリット

 先程までに倍音を付け足すプラグインがいくつかありました。では、基音だけでなく倍音を付加するとどのようなメリットがあるのでしょうか?

 人は規則正しい倍音を聴くと、あたかも低音域に基音が存在しているような錯覚を引き起こします。スピーカー性能によって十分に低音が得られなかったり、マスタリング処理で低域がカットされてしまう場合なども倍音があることで低音の存在感が保たれるのです。

 真空管によって生じる倍音も同じで、元々無かった音が高域に加わることで低音域の存在感が足され、音が太くなる効果を生み出します。

まとめ

 Renaissance Bassは使ったことのある方も多いと思いますが、その他のプラグインも含め、どのような効果によって音が深くなるのか原理を知って使い分けるとより表現の幅が広がります。

 今回紹介したプラグインを使って低音域の表現が思うようにできるようになると良いですね^-^♪使い方については順次記事を増やしてリンクを張っていきます♪