部屋を片付けようとすると、どこに片付けたら良いのかわからない小物ってありませんか?
普段あまり使わないものだったら箱に入れて保存しておいても良いですが、日常的に使う文房具やリップクリーム、目薬、楽器のお手入れ道具だったり、使用頻度の多い小物の収納って実は意外と難しいのです💡
そこで今回は、100円均一で入手できるアイテムだけを使って作れる!お洒落な小物収納用の瓶ハンモックの作り方を紹介したいと思います^-^ノDIYの記事です♪
便利なだけでなく、お部屋が一気にアメリカンカントリーな雰囲気に早変わりするので皆さんも一緒に作ってみましょう💡
瓶ハンモックを作るために必要な材料を揃えよう!
今回使用する主な材料は100円均一で購入できる瓶と麻ひも(または紙ひもでもOK)の2つだけ💡
あとは紐をカットするハサミと必要に応じて瞬間接着剤などがあると便利ですよ💡
工程1:長さ1mの麻ひもを6本用意する!
今回ハンモック用には6本の麻ひもを用意します。
長さは瓶のサイズによっても変わってきますが、写真に写っている小型の瓶を使用するなら1m程度の麻ひもを6本用意しておけば作れます💡
工程2:6本の麻ひもを束ねて数センチ余らせて結ぶ!
続いて、6本の麻ひもを束ね、先端を数センチ残して結び目を作ります💡結び方は一般的な止め結び(オーバーハンド・ノット)でOK💡
あまり長く残しすぎると紐が足りなくなってしまうので5cm以内くらいで好きな長さを残しましょう💡
工程3:麻ひもを2本ずつ束ねて結び目を作る!
次に、麻ひもを「2本ずつ」3本に分け、先程作った結び目から1cm位の位置で結び目を作ります。こちらも止め結びでOK💡
工程4:大きな結び目を瓶底の中央に置いて次の結び目の位置を決める!
続いて、網目状にするために次の結び目を作るのですが、その結び目の位置を決めていきます。
最初に作った6本をまとめた大きな結び目がハンモックの最下部になるので、ここを瓶底の中央に合わせましょう💡
注意!先程「2本ずつに束ねた片方」を他の「2本ずつに束ねた片方」と合わせて結ぶ!
網目状にするためには、ペアとなる麻ひもを入れ替えながら結ぶ必要があります。最初に作った2本のペア達から片方の紐同士を選んでまた2本のペアを作りましょう💡
次の結び目の位置はビンの高さの半分くらいの位置を目安に!
紐のペアを決めたら、実際に結び目を作ります。このとき、結び目の位置は大体ビンの高さの半分くらいにくるように作るとバランスがよい仕上がりになります💡
工程5:残りの2つの結び目も同じ長さになるように結ぶ!
ここまでで一度、ネット状になっているか確認してみよう💡
ここまでの工程が正しくできていれば、既に写真のようにネット状のハンモックが出来上がっているはずです。
もしネット状になっていないという方はネットの広げ方に苦戦しているか、またはどこか間違っている箇所があるかもしれませんので再度手順を見直してみましょう💡
工程6:次の結び目(最終)の位置を決める!
次が網目づくり工程での最後の結び目となります💡
結び目の位置は自由ですが、ビンに蓋があるようなタイプの場合、結び目が蓋よりも下の位置にくるようにすると蓋が開けやすくなるのでおすすめです💡
結び目を作るとこんな感じに!
実際に結び目を作るとこんな感じにまとまってきます💡いよいよハンモックらしくなってきましたね!
このときに、位置がいまいちだな〜と思ったら再度解いて好みの位置になるように微調整していきましょう💡
工程7:残りの2箇所も同様に結んでネット部分が完成!
長さが決まったら残りの2箇所も同様に結んでいきます。
ネットができたらビンをはめ込んでみましょう💡
ここまできたらもうほぼ完成ですね!ここからは吊るす部分の加工をしていきますが、ここから先は各個人で自由に紐をまとめてしまっても構いません💡
少々難易度が高い技を盛り込んでいきますが一緒に作っていきたい方は引き続き次の工程へ進みましょう💡
工程8:まとめ結びを使って紐をまとめて束ねる!
ネットが完成したので、6本の紐をまた束ねていきましょう💡
束ねる方法はオーバーハンド・ノットでもOKですが、ここではおしゃれにまとめ結びを使って紐を束ねていきたいと思います💡
まとめ結びとはこんなもの💡
まとめ結びとはこんな感じに、束になった紐をぐるぐる巻きにして解けないように止めるための結び方です💡
それでは早速まとめ結びの練習をやってみましょう♪説明ではわかりやすいように木を芯にして巻いていきます💡
まとめ結びの工程その1:麻ひもを折り返して巻く!
まず、巻きつける紐を別途用意しましょう、ここでは15cmくらいの麻ひもを使用しています。
まずは用意した麻ひもを、まとめ結びを作りたい長さで折り返します。折り返したら、片方の紐の端を出して重ねるようにくるくると巻き付けていきましょう💡
巻いていくとこのような状態になります💡
まとめ結びの工程その2:巻き終わった紐の先端を輪に通す!
紐を巻き終えたら、最初に作った輪に巻き終えた紐の先端を通します。
片側が輪に通ったら、紐の両端を引っ張って締めていきましょう💡このとき、解けないように念を入れたい方はボンドなどの接着剤を輪っかに塗っておくと良いですよ💡
まとめ結びの工程その3:結び目が巻いた紐の下に入り込んで固定されたら両端をカットする!
紐の両端を引っ張って締めていくと、このように結び目が巻いた紐の下に入り込んでいきます。結び目部分は巻かれた紐によってきつく締められているので解けないという原理ですね💡
しっかりと締まったのを確認したら両端のロープをカットして完成!
先程も書きましたが、結び目ができるあたりにボンドを含ませておくと強度がUPしますよ💡
工程9:紐を3つよりにして太いロープを作っていく!
まとめ結びで止めた先の部分を、昔の「縄ない」の技術を使って1本の太いロープに編み込んでいきます。今回は工業用ロープでも最もよく使われる「3つより(Zより)」を使って仕上げましょう💡
(1)まずは細い3本のロープを反時計回りによじる!
まず2本ずつにまとめた「3本」の細いロープを反時計回りによじっていきます!
解けないように3本ともねじねじしていきましょう💡
(2)3つのロープをよじった方向とは反対方向に合わせていく!
次に、よじった3ほんのロープを、よじった方向とは反対方向に巻いて合わせていきます。
ねじりの力が強くなると、根元のほうが自然と紫色の矢印方向に回る力が生まれるので上手にねじりを加えていきましょう💡
(3)太いロープの完成!
この作業を繰り返していくと、このような太い1本のロープに仕上がります💡
工程10:アイスプライスで引っ掛ける輪っかを作る!
このままではただの1本のロープなので、引っ掛けるための輪っかを作っていきましょう。
輪っかを作る方法は有名な「もやい結び(ボウライン・ノット)」や「二重止め(ループノット)」、「バタフライノット」などがありますね💡
でも今回はワイヤーなどにも使用される最も頑丈な「アイスプライス」を使って仕上げていきたいと思います。
アイスプライスのやり方はひとり親方さんの動画がおすすめ!
アイスプライスについては説明が難しいのですが、Youtubeにすばらしい解説動画がありましたのでそちらを参考にしてみてください💡
実際に編み込んでいこう!
編み込みをする分だけ(6cm程)先端を解いたら、輪っかを作りたい箇所のよりを解いて編み込んでいきます。
動画のように、①→②→①→③の順番で基本形を作っていきましょう💡
編み込みを進めて3回ほど編み込んだら、余分な紐をカットします。
このとき、カットする根元部分をボンドや瞬間接着剤などで固定しておくと後々ほつれが生じにくくおすすめです💡
おしゃれな瓶ハンモックの完成!
麻ひもを使った瓶ハンモックが完成しました!!!!
瓶をはめこんでみると・・・?
こんな感じ!!!ギターのピック入れとして使ってみました💡蓋も開けやすいし、小物収納術として、とても可能性を秘めています⁽⁽ ◟(∗ ˊωˋ ∗)◞ ⁾⁾
この瓶ハンモック💡今ではたくさんの瓶を使ってペンやリップクリーム、付箋紙やアメなどを入れてお洒落で気軽に使える収納として大活躍していますŧ‹”((。´ω`。))ŧ‹”
紐の結び方が難しい!という方は、ロープワークの本を見ればわかりやすい図で解説されているので是非皆さんも参考にしながらためしてみてね^-^ノ