ギターの楽譜(TAB譜)を眺めているとき「✕」のようなバツ印を目にしたことはありますか?
このバツ印を初めて見かけると、一体どうやって演奏すればいいの?と迷ってしまいますよね💡
今回はこのギター楽譜中に登場するバツ印について、どのように演奏すればよいのか紹介していきます^-^ノ

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ギター楽譜中バツ印の基本は「ミュート(ブラッシング)」!
ギターの楽譜中に登場する「バツ印部分」はどのように演奏するのか?
このバツ印は「指定弦をミュート(ブラッシング)で演奏せよ」という意味になります💡
では、ブラッシングとは何でしょう?
ミュート(ブラッシング)はパーカッシブなアタック音のこと!
~弦を押さえる力が弱いとミュート(ブラッシング)?~
ブラッシングとは、一言でいうと「弦を弱く押さえてストロークしたときに鳴るカチカチ音」のことです💡
例えば、ギターの弦をしっかりと押さえられずに音を出すと「カチッ」という音だけがでた経験、ギターをやっている方なら誰でも経験がありますよね?
ミュートとはまさにその状態で、弦に軽く触れてパーカッション(打楽器)のようなアタック音のみを敢えて鳴らす奏法です💡

「ミュート状態で演奏すること」を「ブラッシング」というんだね💡
楽譜中にバツ印が登場したら、その部分はブラッシング奏法を使おう💡
ブラッシングには2種類ある?
ブラッシングには
2種類ある?
ブラッシングには演奏法が異なる2種類が存在します💡
それが、
- 単音ブラッシング(1つの弦だけをミュートする)
- コードブラッシング(コードの形を押さえたまま複数の弦をミュートする)
の2つです💡
単音をミュートするか、コードをミュートするかの違いなので、こちらは特に説明は不要かと思います💡

ここまでは大丈夫だよね💡
ミュートのやり方も2種類ある!
ミュートの方法!
2種類について!
実は、さらにミュートのやり方にも2種類あります💡
- 左手を使ってミュートする方法!
- 右手を使ってミュートする方法!
こちらは少し紛らわしいので1つずつ詳しく見てみましょう💡
左手を使ってミュートする方法!
~左手を使ってミュートする方法!~
左手を使って弦をミュートする場合、指を軽く弦に触れてミュートします。
ブラッシングはミュートができればどのフレットを押さえても構いませんが、基本的には左手で直前まで押さえていた指を少し浮かせる方法が簡単です💡
指で押さえる力を調節することで、音をどのくらいミュートするかを調節できます。
右手を使ってミュートする方法!(ブリッジミュート)
~右手で行うブリッジミュート~
右手でミュートをしながらピッキングを行う「ブリッジミュート」という方法もあります💡
ブリッジミュートの場合、右手の腹をミュートしたい弦に軽く触れながらピッキングを行ってミュートを掛けましょう💡
ブリッジミュートでは、右手の位置をギターのブリッジに近づけるか、遠ざけるかでミュートの強弱を調節できます。
ブラッシングを取り入れることでパーカッションのようなノリをつけることができる!
ブラッシングで
ノリノリ♪
ギターのバツ印がブラッシング奏法で演奏することがわかったところで、ブラッシングの効果も覚えておきましょう💡
ブラッシングを使うメリットは2つあります💡
- 曲に楽しいノリを付けられる!
- コードストロークのように音が分厚く重くならない!
それぞれ見ていきましょう💡
曲に楽しいノリをつけることができる!
~曲に楽しいノリを付けられる!~
マラカスやカウベルなど、パーカッションが入ると曲がノリノリになって楽しいですよね💡
ギターのブラッシングでも同じように、パーカッションのような楽しいリズムを作るために使用されます💡
音が重くならずにノリをつけることができる!
~音が重くならずにノリを付けられる!~
ブラッシングでは音階がほとんど無いアタック音をメインで聴かせます💡
そのため、コードストラムでリズムをとるよりも音が軽く、連続で速いリズムを作るような場合に音が重たくならないというメリットがあります💡
ギター楽譜のバツ印ってどうやって弾けばいいの?奏法について紹介!
- ギター楽譜のバツ印はブラッシング奏法を使って演奏する!
- ブラッシング奏法は、ギターの弦をミュートしながら音を出す奏法!
- ブラッシングには、左手の指で弦を軽く押さえる方法と、右手の腹を使って弦を押さえる方法がある!
- ブラッシングを取り入れると、パーカッションのようなノリを簡単につけることができる!
- ブラッシングはよくカッティングと一緒に使用される!
- 楽譜中のバツ印は音階がない楽器や奏法で使用される!
楽譜中のバツ印といえば、ドラムの楽譜中でもシンバルなど音階がない(少ない)パーカッションを表すために使用されます💡
楽譜中でバツ印が現れたら、それはリズムを重視するパーカッション的な役割をする音だと覚えて様々な譜読みに役立てましょう^-^ノ