自宅に5.1chサラウンド環境を作って映画を楽しみたい!という方が増えていますが、そもそも5.1chって何かご存知ですか?
「.1」とかいうよくわからない数字がついているし、5.1chってことは5個以上のスピーカーをどうやって配置すればいいの?などなど💡
5.1chに興味があっても、わからないことが多いと思います💡
今回は、近年流行りの自宅ホームシアターで5.1chサラウンド環境を実現するための!!
という疑問について、CG図解を使いながら紹介していきます^-^ノ
5.1chサラウンドとは?ステレオと何が違うの?
普段、皆さんがテレビなどで耳にするステレオ環境では、前方に「2つのスピーカー」を配置して音を流しています💡
テレビやイヤホン、ヘッドホンは2つのスピーカーから音を聴いているよね💡
5.1サラウンドでは「センター」「リア(後方)」「ウーファー(低音専用のスピーカー)」が追加される!?
一方、5.1chサラウンドでは?
のように、6本のスピーカーを使うことで立体的な音を表現できます💡
あれっ?5.1だからスピーカーを5個使うのかと思ったら、実は6個使うんだね?
その秘密は後で紹介するよ💡
5.1cnサラウンド環境の理想的なスピーカー配置とは?
理想的な5.1chサラウンド環境を作るには「各スピーカーの角度」がとても重要です💡
各スピーカーが同じ円周上に並ぶのが最適!
また、各スピーカーはリスニングポジションを中心として円を描いたときに、お同じ円周上に配置されるのが望ましいとされています💡
この配置はかなり横長の部屋じゃないと作れないね!?
実際は映画館など縦長の部屋を最大限使った5.1ch環境を作れる!
しかし、実際の映画館などを見ると縦長の部屋で上映しているところもたくさんありますよね💡
その場合は、上図のように、「リア(後方)のスピーカーを半分の距離に設置」して、音量を半分に下げることで調整できるのです💡
このように、スピーカーを近くしたら、その分だけ音量を小さくすることで対応できます💡
メーカーによっては、リスニングポイントにマイクを立てて調整用の音声を流すことで、機械が自動で調整してくれるものもあるので試してみましょう💡
映画館ではスクリーンの裏にスピーカーが設置されていたり、自宅とは作りが変わる点も多いけど、縦長の部屋でも5.1chは作れるということがわかるね💡
サラウンドでよく使われる「.1」って何?
ところで、サラウンドでは「.1」という謎の文字が付いていますが、これは何でしょうか?
6本のスピーカーを使っているなら6chでも良さそうですよね?
低音専用のウーファーは音域が限られているため1chとして計算しない!?
一般的に、スピーカーといえば1台ですべての音域が出せるように作られているものが一般的で、昔は「モノラルは1ch」「ステレオは2ch」など、「スピーカーの数=ch数」として計算されていました。
ところが、5.1chでは、「唸るような低音しか出せないウーファー」というスピーカーが使われています💡
ウーファーは低音しか出せないので「1つのスピーカーとして完結したch」とは数えられません💡
そこで、ウーファーは「+α」という意味で「.1」と表記しよう!ということになり、「5chのスピーカーと1台のウーファーで5.1ch」と呼ばれるようになったのです💡
5.1chサラウンド環境の仕組み&作り方!「.1」ってなに?角度や部屋の形は? のまとめ♪
最近では、12chの設備が整っている最新の映画館も登場しましたが、まだまだ5.1chサラウンドを使用している映画館も多いです💡
自宅のホームシアターで5.1ch環境を作れたら!?映画鑑賞がますます楽しくなりそうですね^-^ノ