知らなきゃ損する!?Wavesの厳選おすすめプラグイン10選!

 音楽編集プラグインWAVESには多くの種類があるので、とりあえず有名どころしか使っていないなんて方も多いはず(?)

 そこで、今回はなかなか話題に上がらないけれども知らないと損している!?そんなWAVESのプラグインをご紹介します^-^ノ

洋楽のボーカルみたいになる!?【Abbey Road Reverb Plates】

 WAVESシリーズにはクオリティの高いプレートリバーブがあるのですが、それがこちらの「Abbey Road Reverb Plates」で、ボーカルに使用すると洋楽のようなきれいなミックスを簡単に作れます。

 プレートのプラグインは各社からたくさん出ているのですが、メーカーによって響きが全然ちがうんですよ!!

 聴き比べをしてみたところ、Abbey Road Reverb Platesは圧倒的に音が綺麗で、しかも特筆すべきはなんと価格も安く購入できるところ!!

 これほどお得なプレートリバーブプラグインは他にはありません!

Point!

  • Abbey road Reverb Platesは高クオリティなプレートリバーブプラグイン!
  • 元の音を壊すことなく、綺麗に調和する美しいリバーブを作れる!
  • 洋楽で特有なボーカルの響きはこのプラグインで再現できる!
  • 価格も格安で圧倒的にコスパが良い!

 このプラグインは「Abbey Road Collection」というバンドルに含まれています。

EDMに最適なオートパン&モジュレーション機能!【MondoMod】

 こちらはモジュレーションプラグインなのですが、付属の「オートパン」という機能がとても便利で、特にEDMを作る方におすすめです。

 EDMで裏打ちをテンポに合わせて8分や16分で左右に振りたいという場合、このプラグインがあれば1トラックで左右にパンを振ったビートトラックを作ることができます。

Point!

  • EDMを作るならMondoModは必須のプラグイン!!
  • 8分や16分で左右交互に音を振ってくれるので、1トラックでインパクトのある音源を作ることができる。
  • 他にもモジュレーションプラグインとして音を変調させて音色を変えることもできる万能プラグイン!!

 こちらはお馴染み「WAVES HORIZON」に含まれています。

真空管の音色を再現できるコンプレッサー!【PuigChild】

 以前から度々紹介している「PuigChild」です。このサイトの常連さんにはお馴染みプラグインになっているかもしれませんね(?)

 実機のFairChildをモデルに作られたコンプレッサープラグインで、なんといっても真空管の温かみを付け加えたいという場合に最適です。

 楽器の音に角がありすぎて浮きすぎてしまう、なんていうときにもPuigChildを深くかければ角の取れた優しい音に生まれ変わります。

 さらに、左右で異なる設定のコンプをかけることや、MS処理に代表される、サイドとセンターに分けてコンプレッサーをかけることもできるので、マスタートラックでトータルコンプとしても活躍できる機種です。

Point!

  • 実機のFairChildという真空管コンプレッサーをモデルに作られたプラグイン。
  • 真空管の温かみを付け加えるために使っても十分な効果が得られる。
  • 楽器の音色の角を取って優しい音に変えたい時は深めにかけてあげれば実現できる。
  • 左右で異なる設定にしたり、MS処理にも使えるのでトータルコンプとしても活躍する万能なコンプレッサープラグイン。

小さい音だけを持ち上げられる!?【MaxxVolume】

 なんだか名前で使う気がなくなりそうですが、以前紹介したMV2の進化版です。

 MV2とは、音の小さい部分だけを持ち上げることのできる便利なアイテムでしたね💡

 MV2との違いは「GAIN」フェーダーが追加されている点とゲート、オートゲインコントロールが追加されている点です。

 手がるに音量を整えたい場合に、レベラーとして大活躍してくれるのでおすすめです!!

  • 曲中の小さい音だけを大きく持ち上げてくれる変わったコンプレッサー
  • WAVES MV2の上位版にあたるプラグインでGAINフェーダーとゲート、オートゲインコントロールが追加されている。
  • 主な使い方は楽器や歌で小さくて聴こえにくい箇所を持ち上げて修正するために使う。
  • ダイナミックレンジが広い音源を一定の音量に狭めたいという場合にもレベラーとして大活躍!!

 こちらもおなじみWAVESの人気バンドル「HORIZONバンドル」に含まれています。

アナライザー付きEQ!【H-EQ】

 こちらはかなり定番になってきましたが、まだ使ったことのない方のために紹介します。

 H-EQはアナライザーとセットになっていて波形を確認しながら調整できるEQで、さらにモードを切り替えるとセンター&サイドに分けてEQを掛けることができる優れものです。

Point!

  • H-EQはアナライザー付きなので、周波数を確認しながらEQ調整できるところが素晴らしいプラグイン!!
  • 各バンドそれぞれもアナログタイプであったりデジタルタイプへ切り替えることができるので細かい要望にも応えてくれるところが嬉しい!!
  • センターとサイドに分けてEQをかけることもできる。

 H-EQを手に入れるなら「Morgan Page EMP Toolbox バンドル」を購入するか、または単体でも購入できます!!

音の距離やドップラー効果を再現できる!【Doppler】

 Dopplerはドップラー効果を生み出すプラグインです。星がきらきらと右から左へ流れる様子や、乗り物が通過していくドップラー効果はこのプラグインがあれば簡単に作れます。

Point!

  • Dopplerはドップラー効果を簡単に作ることのできる優れたプラグイン。
  • 音楽の中での効果音として使ったり、映像の音効としても利用できる。

 Dopplerは「GOLDバンドル」に含まれています。

周波数ごとに掛けられるトランジェントシェイパー!【Trans-X】

 Trans-Xは周波数ごとにトランジェントを調整できるトランジェントシェイパーです。

 ドラムのアタックだけを強めたりリリースだけを伸ばしたり、それを周波数ごとに調整することができます。

Point!

  • 音のアタック部分の強さだけを変えたり、リリースの時間を伸ばしたり縮めたりできる万能なトランジェントシェイパープラグイン。
  • 周波数ごとにトランジェントの設定を行えるので自由度が高く編集しやすい。

「Sound Design Suiteバンドル」に含まれています。

RenaissnaceEQとコンプが一体型になったチャンネルミキサープラグイン!【Renaissance Channel】

 RCompやREQをよく使うという方は、それらが1つにまとまったRenaissanceシリーズのチャンネルストリップ「Renaissance Channnel」を使いましょう。

 複数のプラグインを1つにまとめることで限りのあるプラグインラックの節約にもつながって便利です。

Point!

  • EQやコンプレッサーがこれ1台にまとめられたチャンネルストリッププラグイン。
  • Renaissanceシリーズをよく使う方は複数プラグインの機能をこの1台にまとめるとプラグインラックの節約になる。
  • コンプレッサー部分はREQとRVoxを切り替えられるようになっている。
  • 音の流れも「EQ→コンプ」や「コンプ→EQ」も可能。

セリフに特化したノイズ除去!【W43 Noise Reduction】

 W43は主にダイアログ(セリフ)に使用するためのノイズリダクションで、ヒスノイズやハムノイズ、交通騒音や風、エアコン騒音などのノイズを取り除くことに特化しています。

 どちらかというと宅録のボーカルノイズ処理向けのプラグインです。

Point!

  • 入ってしまったノイズを手軽に軽減することができる便利なプラグイン。
  • あらゆるタイプのノイズに対応している。

さらに細かくノイズ除去!【WNS Noise Suppressor】

 こちらもW43同様にダイアログに特化したノイズリダクションプラグインです。放送・映画など映像に特化したモデルで、モニターが付いてさらに操作がしやすくなっています。

まとめ

 10個紹介してみましたがどうでしたか? もうほとんど知っていた!という方は既にかなり使いこなしている方だと思います💡

プラグインは使い慣れてしまうとどうしても同じプラグインを使いまわしていまいがちになってしまいますが、たまには他のプラグインを使ってみるとすごい発見があって面白かったりします💡

 WAVESにはまだまだ紹介しきれないプラグインがたくさんあります!

 WAVESプラグインについて、バンドルごとにどんな製品が含まれているのかもっと知りたい!という方は下の記事をご覧ください^-^♪

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