ギターの練習をしていると、なんだか弦の滑りが悪くて指に引っかかる感じがする!なんてことはありませんか?
弦がスムーズに滑らないとミスタッチの原因になったり、ガサガサとした弦は指にもあまりよいとは言えません💡
今回は多くのギタープレイヤーを悩ます「ギターの弦の滑り」を解消する方法について紹介していきたいと思います^-^ノ
ギター弦の滑りが悪いとこんなにも不便!?
ギター弦のコンディションは演奏にどのような影響を与えるのでしょうか?弦の滑りが悪い状態で演奏を続けるデメリットについて考えてみましょう💡
弦が滑りにくくてスライドがやりずらい!
弦が滑りにくい状態でもっとも影響がでる場面といえば、「スライド奏法」の際に弦の上で指を滑らせるときではないでしょうか💡
特にスライド奏法を多用するジャンルを好んで演奏する方にとってこの滑りにくい弦はストレス!やはりスムーズにポジションを動かせる弦をGETしたいですね💡
フレットノイズがきゅっきゅ鳴る!
フレットノイズといえば、あの独特の「きゅっ」という音に哀愁が漂っていてそれがまた曲の味になることも多いのですが、毎回スライドのたびにきゅっ♪と鳴ると少しうっとおしい感じがしますね。
フレットノイズを鳴らしたいところでは鳴らせる!でも不要な箇所では鳴らさず演奏できる!そんな弦がベストではないでしょうか💡
指に負担が掛かって長時間の練習だと疲れる!
長時間練習する方にとって、指が引っかかる滑りの悪い弦で練習を行うと指に負担が掛かってとても疲れます💡指が引っかかって皮膚に傷も付きやすいので、もし怪我をしてしまったら練習にも支障がでてしまうかもしれません!
疲れが少ない快適な環境で練習すれば演奏に集中でき上達も早くなるので、悩んでいる方は改善したいところです💡
ギターの弦が錆びていないか確認しよう!
ギター弦の滑りが悪くなる最大の原因は「弦のサビ」です!
この写真のように黒くなっていたらもはや完全にサビサビ状態!交換時期の目安と考えましょう💡
張りたての時は滑らかだったのにざらつき感が出てきたら錆びている?
また、弦の色がそこまで変わっていなくても張替えたてのときよりもざらついてるな〜と感じたらすでにサビが始まっている兆候です💡
弦は演奏頻度や弦に付着した水分量などで寿命が変わってくるので、演奏前後のメンテナンスがとても大事💡
湿度や手汗、などの環境や弦の種類によっては張り替えて演奏をはじめてから2時間ほどで音が劣化してくることもあります!
弦は錆びても演奏に支障がなければ使えるけど、支障があるなら新しいものに張り替えよう!
とはいえ、錆びた弦が全く使えないかといえば実はそんなこともありません。
錆びた弦でも張替えたてとは音色が異なるもののそれが「悪い変化」か「良い変化」と見るかは好みの問題でもあり、演奏に支障がなければ音色が落ち着いた〜と言って練習に使っている方も見かけます。
ただし、最初に書いたとおりサビ付いた弦は新品の弦に比べて様々な支障が生じる可能性がありますから、もし練習に支障を来すようであれば速やかに新しい弦に交換しましょう💡
プロはレコーディング前や演奏前に新しい弦に張り替える!
プロの現場ではどのようなタイミングで弦の交換を行うかというと、レコーディングや人前で演奏する前には新しい弦に張り替えて演奏するのが一般的な作法になっています💡
弦の交換頻度が上がるとメンテナンス費用も掛かってしまいますが、必要な場面では良いコンディションを保つことがギターのためでもありプレイヤーのためでもあるので必要経費だと思ってどんどん張り替えましょう💡
錆びにくく滑りの良い弦に交換してみよう!
弦の滑りが悪くなる最大の原因は“サビ”によるものでした💡そしてギターの弦はとても錆びやすいもの!ということで、まずは錆びにくい弦に張り替えるだけでも寿命がぐっとUPします💡
これから紹介するのはコーティング弦と呼ばれるもので、使用頻度にもよりますが一度交換すれば3~4ヶ月は錆びずに滑りの良い状態をキープできるものです💡
エレキギター用ならエリクサー弦がおすすめ!
弦の滑りが悪くて困っているギターがエレキギターならこのエリクサーというコーティング弦がおすすめです💡
エリクサー弦は当初からエレキギターに特化したコーティング弦の開発を行っていたこともあり、ピックアップを通すエレキギターのサウンドにピッタリ!
弦の寿命もとにかく長く、弦のコーティングが滑らかで滑りがよく大人気商品です!
アコースティックギター用ならMARTIN LIFESPAN SPがおすすめ!
一方でアコースティックギターの場合はMARTIN LIFESPAN SPというコーティング弦がおすすめ💡
こちらはエリクサーよりも後発ですが、コーティング強度がとても強く長持ちすることはもちろん!アコースティックギター向けに特に力を入れて開発されたものでアコギとの相性がばっちりなのです💡
とても良く作られていて一般的なノンコーティング弦との音色の差はほとんどなくとても優れている弦だと思います💡
ギター弦の滑りを良くして錆びにくくする潤滑剤を塗ってみよう!
弦の滑りの悪さを解決する手段はコーティング弦を使用するだけではありません💡
ノンコーティング弦の滑りを復活させ長持ちさせるなら弦に塗布するタイプの潤滑剤を使用するのも一つの方法です💡
今使っている弦の音が好み!だけど寿命が短くて困っているという方におすすめ!
市販されている弦にはたくさんの種類があって、すでに好みの音色の弦を見つけて使っているけど滑りだけが悪い&寿命が短くて困っているという方も多いかもしれません💡
そんな方は無理にコーティング弦に張り替えるのではなく、少しでも弦を長持ちさせられ、しかも音色の変化がない潤滑剤を塗布するのがおすすめです💡
潤滑剤を使うタイミングは弦の交換時や演奏前、演奏後に!
では、潤滑剤はどのタイミングで使うのか?というと、最初は弦を張り替える際に弦全体にまんべんなく塗り込んでからギター本体に張ります。
その後は演奏前と演奏後、布に染み込ませてから弦の上を拭くようにメンテナンスするだけ💡
そのひと手間で弦の劣化を遅らせ、演奏中は潤滑剤の効果で滑りの良い弦も実現できる一石二鳥です💡
潤滑剤は「FINGER-EASE」と「FAST-FRET」の2種類が人気!
ギター弦の潤滑剤といえば、現在は「FINGER-EASE」か「FAST-FRET」の2種類が人気商品です💡
スプレータイプ、シリコン配合で快適な滑りを実現するFINGER-EASE!
FINGER-EASEは滑りをよくするためのシリコンが配合されていて、弦に塗布すると指がす〜っと滑るようになります💡 この製品はスプレータイプになっていますが、直接弦に吹き付けるのではなく布に吹き付けてから弦を拭くように使用しましょう💡 ただしシリコンは木材に浸透しやすく、塗装をし直す際に塗料が染み込みにくくなるというデメリットもあります。気になる方はノンシリコンタイプのものを使用しましょう💡 |
ノンシリコン&天然成分で指板に優しく弦に直接塗り込める形状のFAST-FRET!
こちらはノンシリコンタイプで植物由来の天然成分のみで作られているギター用潤滑剤で、より指板に優しい製品です💡 シリコンが含まれていないためFINGER-EASEに比べるとやや滑りの面では劣りますが、指板に優しいという点と、中のキャップを外せば直接弦に塗り込めるという手軽さでメンテナンスもしやすく人気のある商品です💡 |
ギター弦の滑りが悪いときの対処法とは!?滑りを良くして快適なギターライフを楽しもう! のまとめ!
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以前、アコースティックギターで某メーカーのノンコーティング弦を使用していた頃、その言はとても音が気に入っていたのですがやはり滑りが悪く悩んでいた時期がありました。
特にスライド奏法の多いブルーグラスを演奏するので滑りの悪さは長時間の演奏で疲れに繋がり、しばらくは潤滑剤を使用して練習をしていたのですが、ある時、ふとモノは試しに数種類のコーティング弦を使用したところ、音色も滑りも良く、寿命も長く全然サビがでないのです。
これは、もっと早くコーティング弦を試してみても良かったな〜と思いそれ以来ずっとコーティング弦を使っています。
ギターの滑りが悪くて演奏しづらいな〜と悩んでいる方は、是非一度コーティング弦を試してみてください💡音色の好みはあると思いますが、各社から多くの種類が発売されているので、もし気に入るものが見つかればとても演奏しやすく快適ですよ^-^ノ