超謎解き!DTM探検!!第11回目は「ドラムが入ると曲の印象はどう変わる!?」について紹介していきます。
超謎解き!DTM探検ではこれまでに「メロディ、リズム、コード、対旋律、パーカッション」の作り方を紹介してきました。
そして、それぞれが合わさって曲として成立するには各楽器パートそれぞれが楽しく演奏できて、曲として成り立つことが大切なのでしたね💡
つまり、「曲の流れにしっかりと乗って、時にはフィルインなど変化を楽しめるかどうか?」という2つがポイントでした。
今回はドラムを使って、そのイメージを固めていきましょう^-^ノ
まず最初にドラムがない音源、次はドラムが付けられているけど単調な音源、そして最後はドラマーがのりのりで楽しく演奏している音源を聴き比べて違いを発見するというものです💡
編曲の段階でどうもイメージ通りに作れないという方も必見です^-^ノ
1つのパートだけで曲全体の印象がかなり変わってしまう?
皆さん、ドラムを使ったポピュラーソングを作ったことがありますか?
実はドラムの音色やリズムパターン、フィルイン(第8回で紹介)は曲全体の印象を大きく変えてしまうほど影響力があります。
それでは、もしピアノとストリングスだけでも完成してしまう曲にドラムを加えると印象はどう変わるでしょうか?
ドラムだけで「静けさ」「盛り上がり」を表現できるようになるのが今回の目的だよ💡
練習1.この曲にドラムを付けてみよう
それでは早速、この曲にドラムを付けるとどのようになるかやってみましょう。
後ほどドラムを付けた音源も紹介しますが、皆さん各自でも実際にドラムを付けて練習してみてくださいね💡
ダウンロード(.zip):DTM探検-0312_ドラムなし テンポ(♩=110 ca.)
ドラムを単調に演奏するとどうなる?
ドラムをものすごく単調に演奏するとこのようになります。ずっと同じ型の繰り返しだとドラムによる曲の進行に伴う変化などはあまり感じられませんね💡
コンペだとちょっときついかもしれません^-^;僕はコンペがあまり好きじゃないんでだしませんが。
曲の進行を意識しながら演奏するとこんな感じに
短い曲なのでバイオリンのペダルポイント部分でフィルインを作って入っています、ドラムなし音源を聴き慣れると入りの印象がかなり変わったのがわかると思います。
そして曲全体を通してフィルインが多く入ったり、途中リズムが変わったりして曲に流れが生まれたのがわかります💡
このわずか30秒ほどの短い曲でも、ドラムを活用することでここまで場面によってイメージの差をつけて展開させることができますね💡
まとめ
今回はちょっと短めですが、1パートを入れる選択をするか、入れない選択をするか。そして入れた時に、その1パートの入れ方によってもここまで印象が変わるの!?ということを紹介してみました^-^ノ
編曲で、ドラムに限らず例えばあるパートを入れるとなんだか曲がうまくまとまらないと感じることがあれば、その楽器の使い方を学べば解決できるということですね^-^ノ