コードの付け方についてコツを紹介♪

 今回はメロディにコードを付けたり、付け直すリハーモナイズについて紹介していきます。

コードをつけるということ

 メロディを思い浮かべるときには同時にコードも頭の中で鳴っていると言われています。

 なので理論抜きにコードの進行をぱぱっと思い浮かぶようになりたい方は、よく知る曲をピアノなどでコードを見ながらどんどん伴奏すると一番早くコードを付けられるようになります。

 演奏が苦手だなという方もいると思います、そんな方はコードを移調して表示してくれるサイトがあるのでまずは全てハ長調に置き換えて練習してみるとよいですよ^-^ノ

ダイアトニックコードとは?

 ダイアトニックコードとはある調の構成音を元に構成されているコードのことで、例えばハ長調であれば、調の構成音は「C D E F G A B」なので、

 ハ長調のダイアトニックコードは

                  

 になります。

 ダイアトニック以外のコードは全てノンダイアトニックコードと呼ばれます。

 最初はダイアトニックコードのみを使用してコードを付けてみましょう。

コードの3種類の機能を使い分ける

 和音をつけるにあたって、まずは和音の機能を確認してみましょう。

  主要三和音 代理コード
トニック C (Cmaj7) Am7、Em7
サブドミナント F (Fmaj7) Dm7、Bm5(-5)、Am7
ドミナント G (G7)  Bm7(-5)、Em7第一転回形

 和音には3つの性格があります。

 そして、その代わりとなる同じ機能を持ったコードが代理コードです。

トニック

 一番安定しているコードで、迷ったらこのコードだけでも1曲作れます。

サブドミナント

 やや不安定な響きで、ふわふわとした印象を与えるコードです。

 サブドミナントはドミナントへも、トニックへも進めます

ドミナント

 最も不安定な響きで、緊張状態からどうにかトニックへ落ち着きたいコードです。

 この力をつかってトニックへ進めばとてもまとまりのある流れを作ることができます。

 ドミナントからサブドミナントへ進行するのは弱進行といって弱い響きになりますが、ロマン派以降ではかなり使っている例もあり、おしゃれな楽しい雰囲気になります。

代理コード

 代理コードとは、主要三和音の代わりに置き換えできる候補のようなもので、よく見ると構成音が似ているのがわかります。

 主要三和音はそれぞれ似た構成音の代理コードに置き換えられます。

曲はT(トニック)にはじまりトニックに終わる

 現代音楽などではサブドミナントはじまりの曲もありますが、基本的に曲はトニックから始まって、トニックで終わります

T→D→T

 これはドミナントを挟んでいるので調性がよく現れていて、わかりやすい音楽になります。

T→S→T

 トニックからサブドミナントに進行して、またトニックに返ってくる例です。

 スムーズに進行してあっさりとした流れになります。

T→S→D→T

 トニックからサブドミナントに進行して、さらにドミナントを経由してトニックに戻ってきています。

 このS→Dという進行では代理コードを当てはめることによって後で説明するツーファイブ進行(ii→V7)というノリの良い流れを作れるので覚えておきましょう。

強進行について覚えておこう♪

 例えばトニックからサブドミナントの進行で、「C-F」のコードを選択した場合、ルート音ががCから完全4度上のFに進行しています。

 この進行はノリを生み出したり、不安定を解決する響きが生まれ、強進行と呼ばれます

 F調としてみるとC→Fはドミナントからトニックで解決の動きになっているのがわかります。

ii→V7のツーファイブ進行は必須!

 ハ長調ではDm→G7といったようにiiからVまたはIIからVへの進行はツーファイブと呼ばれています。2から5なのでツーファイブですね。

 このツーファイブ進行は強進行にもなっているのです。

 つまりiiからVに進むだけでも解決感を生み出すことができるのに、そこからさらにV→Iのようにドミナントが解決したらもうどんなに素晴らしいことでしょう!

 と、いうわけでこの進行は、

 ii→V7→I

 のような形で2連続で解決するという、コード進行の中でも最も華形な響きを生み出す進行となっています。

セカンダリドミナントを使ってみよう♪

 ハ長調でも、Fの前にC7を置くとドミナントからトニックへの解決を一時転調(F調)と考えて含めることができます。

 このC7にあたるものがセカンダリドミナントです。

 このようにあるコード進行の中に一時的に転調して使用される、ドミナントの働きをもったものをセカンダリドミナント(第二のドミナント)と呼びます。

 セカンダリドミナントは例えば次のように使います。

元の進行 セカンダリドミナントを加えると
C→F→G→Am   C→F→G→E7→Am

 セカンダリドミナントは7thになることで解決感がより強まります。

 ※ここではAmに対してE7をセカンダリドミナントとして加えています。

ハ長調の各コードに対応するセカンダリドミナント表

 このように、セカンダリドミナントはあるコードの前に自由に加えることができるので、単調だった進行がより複雑なものへ変身させることができます

 ダイアトニックコードの各コードに対応するセカンダリドミナントの表を載せておきますので、参考にしてみてくださいね♪

このコードをトニックと考えて C Dm Em F G Am Bm-5
このセカンダリドミナントを前に足せる A7 B7 C7 D7 E7

 ちなみにCに対するG7はそもそもダイアトニックでのドミナント機能なのでセカンダリドミナントとは呼びません。

 Bm-5については減三和音なのでIになる調がないためセカンダリドミナントが存在しません。

サブドミナントマイナーを使ってみよう♪

 IImは元からマイナーですが、IVをIVmの形にしたものをサブドミナントマイナーと呼びます。

 曲の中にサブドミナントマイナーを混ぜると少し哀愁感漂う雰囲気を加えられます。

 C→F→Fm→C など

 ちなみに代理コードとして

 C→Dm→Ddim→C

 もほぼ同じ効果が得られます。構成音を見比べてみてください、ほとんど同じになっていませんか?

テンションコードを混ぜてみよう♪

 少し響きが物足りないなと思ったら9th以降のテンションコードを使いましょう。

 テンションコードは9th、11th、13th、とありますがまずは使いやすい9thから始めてみるのがおすすめです。

 9thの音は皆さんが学生時代に歌った合唱曲などにも多く含まれているので耳に馴染みがあるはずです。

まとめ

 まだまだたくさんあるのですが今回はこのくらいにしておきます^-^ノ コード付が苦手という方はまずこのページに書いてある方法を参考にたくさんコードを付けてみてくださいね。