防音室は作るのと買うのどちらが安い?サイズ別に価格の比較と実際作ったらどうだったかの体験談

 ミュージシャンなら誰もが一度は憧れる防音室ですが、なかなか高額なので自分で安く作ってみようと考える方も多いようですね💡

 そんな僕も実は自分で防音室を作ってしまった人の中の1人だったりします 笑

 そこで今回は防音室を作ろうと思っている方、購入しようと思っている方に、実際作るのと買うのどちらが安いのか比べてみたいと思います。

   

市販の防音室はどれを選べば良い?

市販のものならYAMAHAのアビテックス

 部屋をまるごと防音にする特注工事という手もありますが、今市販の防音室を選ぶならYAMAHAからでている「アビテックス」という製品が一番お手頃で安心です。

アビテックスとは

 アビテックスは、組み立て式の防音室で、一般家庭の部屋の中にもう一つ部屋を組み立てるように設置する防音室です。組み立ては業者がやってくれます。

 サイズは一番小さものだと0.8畳のものから4.3畳の大きさまであって(それより上のサイズは特注で作ってもらえるらしい)、防音性能もDr-35とDr-45のタイプが出ています。

 ちなみにこのDr-35というのは、35dB(デシベル)防音してくれるという意味で、Dr-40は40dB防音してくれます。

 一般家屋の壁やガラスが約30dB程度の防音らしいので、Dr-35はそれより1.8倍(後述)高い防音性能だと考えたら良いでしょう💡

市販の防音室の価格はどれくらい?

 アビテックス(新品)の価格をまとめてみました。

 中古でもかなり出回っているので、中古を買うならこの2/3〜1/2くらいの価格をイメージしましょう。

 いろいろなモデルが出ているので、「サイズと防音性能が同じ」であれば一番安いモデルの価格を選んで載せてみました。

サイズ Dr-35 Dr-40
0.8畳 580,000 円 830,000 円
1.2畳 650,000 円 930,000 円
1.5畳 730,000 円 1,050,000円
2.0畳 980,000 円 1,350,000 円
2.5畳 1,130,000 円 1,490,000 円
3.0畳 1,240,000 円 1,600,000 円
3.5畳 1,410,000 円 1,800,000 円
3.7畳 1,510,000 円 1,850,000 円
4.3畳 1,680,000 円 2,060,000 円 

 4.3畳では200万円を超えています!笑

 設置を業者に頼む場合は別途設置代が30,000円程かかるそうです(設置時間は数時間)

 ミキシングルームを作るのなら4.3畳はほしいところですが、楽器の練習なら0.8畳〜1.2畳あれば大抵の楽器は弾けるので、楽器奏者が狙うモデルは「1.2畳 Dr-35」あたりになるでしょうか。

 ちなみにdBの記事でも紹介していますが、5dB違うということは、Dr-35のほうがDr-40よりも約1.8倍漏れる音が大きいということになります。

1dB(デシベル)の違いを知ってDTMに役立てよう!
  音の大きさやDTMのEQなどで230Hzを2dB カットする、など皆さんはdBという単位を目にする機会があるかもしれません。  音楽...

 ドラムなどの打楽器系はこの手の防音室では少々厳しいです^-^;

 ですが意外とバイオリンやトランペットくらいなら、防音室の外には音漏れしますが家の外に漏れることはほとんどないですよ💡

 あとアビテックスには月々のレンタル(1万円ちょっとくらい)のプランがあって、長期でレンタルをしてレンタル代金の合計金額が本体の価格を超えるとなんとプレゼントしてもらえるらしいです⁽⁽ ◟(∗ ˊωˋ ∗)◞ ⁾⁾これは良いお話。

手作り防音室の材料費はいくらくらい?

 それでは手作り防音室の場合を見てみましょう💡

だいたいこれくらいのサイズの値段

 うちの防音室の場合ですが、大きさはちょうど楽器が練習できる1.2畳程度、防音性能はアビテックスより少し良くてDr-50程度あります。(ここは自分で作るからこそ安く良く)

 完成イメージはこんな感じです💡

使った材料と費用一覧

  •  石膏ボード:10,000円
  •  コンパネ:15,000円
  •  角材:8,000円
  •  ロックウール(密度60kg厚さ100mmのものを使用):25,000円
  •  ドアノブ:5,000円
  •  蝶番:4,000円
  •  換気扇(ロスナイ):13,000円
  •  内装(吸音材など):20,000円
  •  ネジなど:5,000円
  •  浮床用ゴム:4,000円
  •  接着剤など:10,000円
  •  その他ちょっとした部品の買い足し:10,000円
  •  

 計:129,000円

 あれ(・・)こんなに安かったっけ(?)

 あとは工具が必要ですが、今は材料もホームセンターで全て格安(数百円)でカットしてくれるので電動ドリル・インパクトとちょっとしたノコギリがあれば組み立てキットのように完成します。

 + 電動インパクトドライバ+ドリルの替刃数本+ノコギリなど:25,000円

市販のものを買う場合と作る場合の材料費を比較

 計算したのですが、自分で作る場合にかかるサイズごとの材料費は大体アビテックスのサイズの比例に当てはまるのかなと思いました💡

 ということで先程の表に加えて、自分で作った場合の各サイズの価格を市販のものと比べていきたいと思います。

サイズ Dr-35 Dr-40 自分で作る場合 Dr-45〜Dr-50
0.8畳 580,000 円 830,000 円 115,179 円 
1.2畳 650,000 円 930,000 円 129,000 円
1.5畳 730,000 円 1,050,000円 144,877 円
2.0畳 980,000 円 1,350,000 円 194,492 円
2.5畳 1,130,000 円 1,490,000 円 224,261 円
3.0畳 1,240,000 円 1,600,000 円 246,092 円
3.5畳 1,410,000 円 1,800,000 円 279,830円
3.7畳 1,510,000 円 1,850,000 円 299,676円
4.3畳 1,680,000 円 2,060,000 円  333,414円 

 自分で作ると4.3畳の大きさでもアビテックスの一番小さなモデルを買うよりも安く作れてしまうことがわかりました。

ただし作るのは簡単じゃない

 安いことはわかりました。そうなんです、安く作れるんです。

 ただし

 1.2畳程度の防音室でも作るのはめちゃくちゃ大変でした^-^;

 毎日ちょっとずつやって1ヶ月半位かかりました。

 材料は組み上がっていくに従って重たくなっていくし、正直2畳以上の防音室を作っていたら組み上がった天井パーツを乗せることはできなかったでしょうというレベル。

 そこはやはり市販のものはきちんと設計されているからこそ大きなサイズでも組み立てやすく出来ているのかなと感じました。

結論 まとめ

 これから本気で防音室の導入を考えている方がいましたら、アビテックスの月1万円ちょっとのレンタルか中古で購入することを強くおすすめしますm(_ _)m

 僕は一度組み立ててみて、もう二度と作ってみようという気にはなりませんでしたm(_ _)m

関連の記事♪

関連の記事♪

フォローする