はじめてのCubase教室 – 初期設定から音が出ない方のための設定方法まで

〜スポンサー企業によるプロモーション・コンテンツ〜

 Cubaseを買ってみたけどどうやって使うの?そんな悩みを解決するため、今回は初めてCubaseを購入した方が起動するところから実際に音源を選択して作曲の準備をするところまで、どのように使っていくのか、おすすめの設定も含めて使い方を紹介していきます^-^ノ

Cubaseを起動する!

 まずはCubaseを起動します。オーディオインターフェイスを使用する方は、ソフトを起動する前にインターフェイスを接続して電源を入れておきましょう💡

 ソフト起動時にオーディオインターフェイスが接続されていないと、デバイス設定(Cubase9以降はスタジオ設定)のオーディオインターフェイスの項目が内蔵オーディオに切り替わってしまうので注意してください。

Yugo
Yugo

オーディオインターフェイスを使用しない場合は「内蔵オーディオ」を選択しよう💡

Point!

  • オーディオインターフェイスを使用する場合は、Cubaseの起動前に接続しておく!

起動画面(steinberg hub)について!

 起動すると「steinberg hub」という起動画面が表示されます。これから毎回使う画面になるので覚えておきましょう💡

起動画面(Steinberg hub)の使い方!

 Cubase起動画面の基本的な使い方について覚えましょう💡

Yugo
Yugo

一見項目が多くて難しそうだけど使うのは一部だよ💡

各種テンプレートプリセットについて!

 Cubaseには、「レコーディング」や「スコア作成」、「プロダクション」、「マスタリング」などにすぐに使える様々なテンプレートプリセットが含まれています。

Yugo
Yugo

が、わかりづらいので基本的に使いません。

こむぎ
こむぎ

どてっ…(転)。

プリセット「その他」について!

 一番右側「その他」には初期状態では何も含まれていません。

 今後Cubaseを使っていくうちに自分でプリセットを保存したいという場合は主にここにプリセットを保存して、ここからテンプレートを起動します💡

Yugo
Yugo

黄色枠で囲った部分は、自分で作成して適当に名前を付けたプリセットだよ💡

こむぎ
こむぎ

よく使うソフト音源をまとめたり、使い回せる設定ができたら保存しておくと便利だよね💡

最近使用したプロジェクトについて(重要!)

「最近使用したプロジェクト」では、最近作成したプロジェクトデータや、最近読み込んで使用したデータの一覧が表示されます。

Yugo
Yugo

1番よく使う画面なのでここだけは覚えておこう💡

こむぎ
こむぎ

昨日作業したプロジェクトの続きを開きたい、なんてときにはここから開くと便利だね💡

左半分の画面について!(ほぼ使わない画面)

 画面左半分は、Steinbergからのニュースやチュートリアル一覧が表示されていますが、ここも製作時には全く使わない領域です。

こむぎ
こむぎ

Steinberg社からのニュースが表示される場所なんだよね💡

新規プロジェクトの作成!

 Cubaseでは、制作用のファイルをプロジェクトと呼びます(Wordなどで「◯◯.docx」と作成されるのと同じ💡)。

 それでは新しいプロジェクトを作成していきましょう💡

Yugo
Yugo

WordやExcelで新しいデータを作成して保存するのと同じだよ💡

プロジェクトを保存する場所を決める!

 まずはプロジェクトを保存する場所を決めましょう。赤枠部分をクリックして、保存先に指定したい好きなフォルダーを選択してください。

こむぎ
こむぎ

Cubaseプロジェクトを保存する専用のフォルダーを用意しておくといいね💡

新しく作られるプロジェクトフォルダー名を決めよう!

 先程指定したフォルダー内に、新たなプロジェクトを保管する専用のフォルダーが作成されます。あとで迷わないようにわかりやすい名前を付けておきましょう💡

Yugo
Yugo

CubaseがWordやExcelのファイルと異なるのはここ💡Cubaseのプロジェクトはフォルダーとして作成される点に注意しよう💡

注意!

  • Cubaseのプロジェクトはフォルダー単位で作成され、その中に個別の「.cpr」が作成される。
  • 例)「テストプロジェクト1」フォルダの中に「test.cpr」が作成される。

空白のプロジェクト(.cpr)を作成しよう!

 ここまでできたら「空白のプロジェクトを作成」をクリックしてプロジェクト(.cpr)を作成するところまで完了です。

 プロジェクト(.cprファイル)は、「最初に指定した保存先フォルダ内」に新しく作成された「プロジェクトフォルダ内」に作成されます💡

こむぎ
こむぎ

何度も言うけどややこしい;;

作成したプロジェクトを保存してみよう!

 先程作成したプロジェクトは、保存をしないとCubaseを閉じた際に消えてしまいます。プロジェクトを作成したら必ずすぐに保存しましょう💡

ファイル」-「保存」で保存する

保存ウィンドウが開いたら名前をつけて保存!

 保存のウィンドウが表示されたらプロジェクト名をつけて、「保存」ボタンを押せば保存が完了です💡

Yugo
Yugo

プロジェクト名は、最初にフォルダに付けた名前と同じでも大丈夫💡

編集を加えたら上書き保存しよう!

 プロジェクトを進めていくとどんどん上書き保存をすることになりすが、その場合も先程と同じように保存をするか、または

  • Macなら「Command」+「S」
  • Windowsなら「Ctrl」+「S」

 のショートカットキーで上書き保存することができます。

Yugo
Yugo

上書き保存はこまめにやっておくと、途中でソフトが強制終了した時にも安心💡

スタジオ設定(Cubase8.5以前は「デバイス設定」)をやろう!

 Cubaseで作曲を開始する前に、まずはデバイス設定(スタジオ設定)をしましょう。

Cubase9以降!

  • 「スタジオ」-「スタジオ設定」
Cubase8.5以前の場合!

  • 「デバイス」-「デバイス設定」
Yugo
Yugo

Cubaseのバージョンによって名称が異なるので注意しよう💡

VSTオーディオシステムの設定!

 VSTオーディオシステムから使用するオーディオインターフェイスを指定します。オレンジ枠部分をクリックすると次の選択肢が表示されます。

Point!

  • インターフェイスを使用する場合:インターフェイスのメーカー名などを選択。
  • インターフェイスを使用しない場合:内蔵オーディオを選択。
Yugo
Yugo

ここで適切なドライバを選択しないと音が出ない原因になるので注意しよう💡

こむぎ
こむぎ

ここ!初期設定で一番躓くところだよね!

バッファサイズ(レイテンシー)の設定をしよう!

Yugo
Yugo

オーディオインターフェイスを使っている方のみの設定だよ💡

使用しない方は飛ばして次へ進もう💡

 左側赤枠部分、先程選択したオーディオインターフェイス名をクリックして次の画面に移ったら、右側赤枠「コントロールパネル」をクリックしてください💡

 バッファサイズ(サンプル数)を設定する画面が表示されるので設定しましょう💡

 数値が小さいほど遅延が少なくなりますがパソコンの性能を求められます。逆に数値が大きいと安定しますが遅延が大きくなるのでバランスを考えて設定する必要があります💡

Yugo
Yugo

迷ったら「512」あたりに設定しておくのが無難💡

オーディオコネクション(旧VSTコネクション)の設定

 オーディオコネクションとは、Cubaseに入力する音や、Cubaseからスピーカーやヘッドホンへ出力する際の送り先を設定できる場所です。

「スタジオ」-「オーディオコネクション」から設定画面を開きましょう💡

Yugo
Yugo

Cubase8.5以前ではVSTコネクションという名前だったので注意💡

出力の設定をやってみよう!

 まずは出力の設定です、ここがうまく設定されていないとソフトから音がでません💡

Point!

ここでは、Cubaseからの音をオーディオインターフェイスの「Analog1 」と「Analog2」に出力するように設定しています。ステレオなので左右合わせて2つ使用します。

 あとは、オーディオインターフェイス側の接続端子で、「Analog1」、「Analog2」と書かれたところにスピーカーを接続すれば音がでます。

Yugo
Yugo

ヘッドホンの場合はオーディオインターフェイスの「Analog1/2」のような1つの端子から出力されるよ💡

その端子にヘッドホンやイヤホンを接続しよう💡

オーディオインターフェイスを使用しない場合はこちら!

 オーディオインターフェイスを使用しない場合は、上図のように内蔵オーディオが指定されていることを確認しましょう💡

入力の設定!

Yugo
Yugo

入力の設定はオーディオインターフェイス経由でマイクを繋げて録音するなどの場合に必要になります💡

 入力の設定は、特にマイクなどで録音をしないという方は設定不要です💡

一般的なマイクの場合モノラル入力を指定しよう!

 初期設定ではステレオの入力が設定されています。もし一般的なモノラルマイク(ダイナミックマイク、コンデンサーマイク)を使用してモノラル入力を使用したい場合、赤丸部分の何もないところを右クリックして「パスを追加」から「Mono」を選択することでモノラルの入力を追加することができます💡

トラックを追加してみよう!

 それでは💡いよいよCubaseにトラックを追加してみましょう💡

インストゥルメントトラックの追加!

 インストゥルメントトラックは、Cubaseにメロディを入力してパソコン上で鳴らしたり打ち込み用のソフト音源を起動する際に使用します💡

 ソフト上の何もない箇所(縦線の無いエリア)を右クリックしてトラックを追加しましょう。

「インストゥルメントトラックを追加画面」が現れたら、赤枠部分をクリックして使用する音源を選択しましょう💡最初は「インストゥルメントなし」になっています。

 ここでは「Vienna Instruments Pro」を選択してみます。

 音源を選択したら「トラックを追加」を押して柄を完了しましょう💡

 これでインストゥルメントトラックが追加されました。この音源の画面を閉じた後に、再度呼び出したい場合は、赤丸部分「鍵盤マーク」をクリックすると表示することができます💡

オーディオトラックの追加!

 オーディオトラックは、マイクやギターからの録音や、wavファイルなどのオーディオファイルを読み込んで編集するために使用するトラックです。

 先程と同様にして、今度は「Audioトラックを追加」を選びます。

 赤枠部分で先程VSTコネクションで作成した入力パスを指定します。

 これでオーディオトラックが無事追加されました💡

Yugo
Yugo

オーディオトラックは、お持ちのオーディファイル(.wavなど)をそのままCubaseにドラッグ&ドロップして作成することもできるよ💡

 もし音が再生されなければ、先程の「出力の設定」やオーディオインターフェイスの音量やルーティング設定スピーカーやヘッドホンの接続が適切かもう一度確認しましょう💡

トランスポートパネルについて覚えておこう!

 曲のテンポや拍子の設定などはトランスポートパネルから行います。トランスポートパネルはキーボードの「F2キー」を押すと表示されます💡

ミキサー画面を表示してみよう!

 ミキサー画面は「F3キー」で表示することができます。マスター(BUS)チャンネルへプラグインを使用する場合はこのミキサー画面から行います💡

まとめ

 今回は、初期設定と簡単なトラックの説明&作成方法、基本操作について紹介しました💡

 Cubaseの初期設定は少し複雑で大変ですが、ポイントさえ押さえておけば難しいことはありません💡少しずつ覚えていきましょう^-^ノ

Yugo
Yugo

また、さらにCubaseを使いやすくするための+αの初期設定や、覚えておくと便利なショートカットについてもまとめているのでそちらも合わせてご覧ください^-^ノ