何歳でも間に合う?効果的な4つの相対音感トレーニング方法 – 本気で身に付けたい方向け

 今回は音楽をもっと楽しむための効果的な音感の身に付け方について紹介します。

 楽器演奏や声楽、作曲、編曲などをやっていて、もっと自由に音を出せるようになりたいと思ったことはありませんか?

 音楽を始めたばかりの頃というのは、頭でメロディは流れてもそれぞれの音がどのような間隔でつながっているのか、どの音に対応しているかがわかりづらいかもしれません。

 音感を鍛えるゲームは多くの種類が登場していますが、ほとんどの方はどのように活用したらよいか迷ってしまいますよね。

 そこで、音楽教室ではどのように音感を身に付けていくのか、実績のある流れを説明しながら、音感ゲームを最大限に活用する方法を紹介していきます。

   

音感トレーニングの種類

 音感トレーニングには4つの種類があって、これらを習得レベルに合わせて一つずつ練習していくことで自然と音感が身についていきます。

  1. スケールトレーニング
  2. インターバルトレーニング
  3. メロディトレーニング
  4. アウトプットトレーニング

最初の練習:スケールトレーニング

 音感練習の最初にやるのが、スケールトレーニング(音階練習)です。

 これは、まずは基準となる音(Root音:ド)を覚えて、その音階中の音をランダムに聴いてすぐに何の音かを当てる練習です。

 たとえばハ長調であればCの音を基準の音として、ハ長調の中で音当てクイズをやっていきます。今回は相対音感を鍛えるという内容なので音階の練習は移動ド方式を使ってドレミファソラシドで練習していきます。

  • 最初にルート音を聴く
  • 次に、ランダムで音を聴いてその音が何の音かを当てる
  • 移動ド方式で練習してもよい

レベル1:長調の構成音

 まずは長調の練習です。ハ長調でいうと白鍵の部分のみを使った練習になります。例はハ長調ですが他にもいろいろな調で練習します。

レベル2:短調

 次は短調の練習です。イ短調でいうとソが#になるので、レベル1よりも1つ音の種類が増えました。こちらもいろいろな調で練習します。

レベル3:長調で12音すべて

 今度は、基準となる調を設定しつつも12音すべての練習をします。このとき、問題を出す側は、適度に調性がわかる音を含めながら音を出すのがポイントです。

レベル4:短調で12音すべて

 同じように、短調でも練習していきます。

インターバルトレーニング

 スケールトレーニングをマスターしたら次はインターバルトレーニングを行います。インターバルトレーニングとは、2つの音を聴いて、それらの音がどのくらい離れているのかを当てる練習です。

 音階は低い音から高い音(Up)、高い音から低い音(Down)の2通りで練習するのがポイントです。

レベル1:短2度と長2度の練習

 まずは短2度の音と長2度の音を聞き分ける練習をしましょう。

短2度Upの例

短2度Downの例

長2度Upの例

長2度Downの例

レベル2:完全5度とオクターブの練習

 続いて完全5度とオクターブで練習しましょう。

完全5度Upの例

完全5度Downの例

オクターブUpの例

オクターブDownの例

完全4度と完全5度の練習

 次は完全4度と完全5度の音を練習していきましょう。

完全4度Upの例

完全4度Downの例

短3度と長3度の練習

 慣れてきたら短3度と長3度も加えてみましょう。

短3度Upの例

短3度Downの例

長3度Upの例

長3度Downの例

トライトーン(増4度・減5度)の練習

 この段階からディミニッシュに出てくる響きを覚えてます。

トライトーンUpの例

トライトーンDownの例

短6度と長6度の練習

 続いて短6度と長6度の練習をします。

短6度Upの例

短6度Downの例

長6度Upの例

長6度Downの例

短7度と長7度の練習

 インターバルトレーニングもいよいよ最終段階です、あと一息がんばりましょう。

短7度Upの例

短7度Downの例

長7度UPの例

長7度Downの例

メロディトレーニング

 インターバルトレーニングまでは2つの音を使った練習でしたが、ここからは3音以上を使ったメロディの音当て練習です。

 メロディトレーニングでも最初に基準となるRootの音を鳴らします。

3音の音当て練習

 はじめにRootとなるドの音を鳴らし、その後でランダムに鳴らした3つの音の階名(ドレミ)を当てる練習をします。

4音の音当て練習

 同じように4音の音当て練習をします。

5音以上の音当て練習

 5音、6音、7音と使う音をどんどん増やしていきます。どのくらいまで増やせば良いの?というと、自分の好きな曲のメロディを聴いて、全ての階名がわかるようになるまで繰り返し続けていきます。

アウトプットトレーニング

 ここまでの練習をやってきた方は、既に基準となる音さえわかれば曲が転調しようがどんな音でも聴き取れるようになっています。

 ここからのアウトプットトレーニングは、自分が覚えている音に対して、喉の筋肉を鍛えて音と一致させたり、鍵盤楽器であれば鍵盤の幅と音のインターバルを一致させていく訓練を行っていきます。

 ここからは目的によっても変わってきますが、共通して効果があるのは階名で曲を歌うソルフェージュがおすすめです。

 実際に声に出すことで、声楽はもちろん、楽器の練習をする際にも指の動きと音の幅が少しずつ一致するようになってきます。

まとめ

  • スケールトレーニング
  • インターバルトレーニング
  • メロディトレーニング
  • アウトプットトレーニング

 今回紹介した4つの方法を少しずつでも続けていけば、素晴らしい音感が皆さんの能力として備わる日が必ずやってきます。

 はじめのうちはなかなか覚えられなかったり、自分にはやっぱり無理なんじゃないかと悩むこともあるかもしれませんが、音感学習は何よりも継続することが一番大事です。

 1日目より1週間後、1週間より1ヶ月後、そして1年後と振り返った時に、数日では実感できなかった成長が必ずわかるようになります。

 辛いと感じるまでやる必要はありません、毎日少しずつでも、楽しみながら挑戦してみてください^-^ノ

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