バンジョーをやっている方なら誰もが一度は「軽快な即興ソロ演奏」に憧れるのではないでしょうか💡
単純にメロディを演奏するだけでなく、アルペジオやスライドなどを取り入れつつその中にメロディがあるような、そんなバンジョーソロ演奏の作り方について、アメリカの有名な民謡「Oh,Susanna!」を例に見ていきましょう💡
バンジョーのソロ演奏は一見難しそうだけど、構造を知ってしまえば意外と簡単だよ💡
Oh Susanna!のメロディを確認しよう!
まずは何も手を加えていないメロディを聴いてみましょう💡
このメロディに少しずつ音を足したり、リズムを変えたり細かくしてバンジョーソロを作り上げていきます💡
5弦の音を足してリズムを変えてみよう!(リハーサルマークA)
こちらは最も簡単にできるバンジョーソロ演奏の例💡
ここでは、
という2つのことをやっています💡
特に、5小節目、9小節目では、元々長く伸ばしていた音の隙間を埋めるように「5弦開放弦の音」が合いの手のように加わることで演奏に勢いが増す効果があるのです。
音が伸びる箇所があれば、5弦開放弦で埋めるのはバンジョーの基本💡
スライドやアルペジオを取り入れてみよう!(リハーサルB以降)
続いて、スライドやアルペジオを取り入れた例を見てみましょう。
元のメロディが程よく残りつつ、難しいテクニックを使っているように聴こえるバンジョーソロはこのようになっているよ💡
2弦開放弦「B」の音を3弦4フレット「B」に置き換えてスライドで入る!
このフレーズは、元々2弦開放弦「B」の音から始まるフレーズですが、これを異弦同音である「3弦4フレット(B)」の音に置き換えます。
そして、さらに音を分割して「3弦2フレット(A)」から「4フレット(B)」に向けてスライドを取り入れた形になっているのです💡
2弦開放弦が出てきたらとりあえず3弦のスライドを入れられると覚えておこう💡
スライドについては「スライド練習編!」を復習しよう💡
コードアルペジオを入れた例!
続いて、リハーサルマークCからは同じ音が連続して続くフレーズで単調だったので、アルペジオを取り入れてバンジョーらしさを出してみました💡
ここでは18小節のコードはGsus4、19小節のコードはCコードをアルペジオで足して、それに伴ってメロディ部分のリズムも少し変わっています。
音が続いて間延びする箇所にはアルペジオを足して勢いを増してみよう💡一層バンジョーらしくなるよ💡
アルペジオの練習は「右手ロール練習編!」を見てね💡
エンディングを足して1曲通して聴いてみよう!
最後に、ちょっとしたエンディングを足してあげれば完成です💡
ここで、以前学習したエンディングフレーズを足してあげれば完成💡簡単でしょ💡
今回紹介した方法で、みんなの好きな曲を自由に編曲したり即興で弾いて練習してみよう💡